【独自アンケート】夏の熱中症対策、どうする?|約68.7%は6月上旬~7月にエアコンを使用開始

アントプロダクション株式会社が運営する保険の無料相談サービス「グッドカミング」は2025年6月時点の体感気温や夏に向けた熱中症対策について、アンケートによる独自調査・集計を実施しました。

2025年6月、太平洋高気圧の張り出しが主な要因とされる季節外れの暑さが日本各地で観測されています。

6月17日には甲府市で最高気温38.2℃を記録し、6月としては記録的な暑さとなった地域が複数ありました。

気象庁が2025年に公表した『日本の気候変動2025』によると、工業化以前の時代は100年に1回程度だった極端な高温について「世界平均気温が2℃上昇した時、100年に約67回に増加する」と予測されています。

保険の無料相談サービス「グッドカミング」は、猛暑が予想される今年の夏に備え、熱中症への意識やエアコンの使用状況、熱中症のリスクに対応する保険への認知度について調査を行いました。

◆調査概要

概要:熱中症に関するアンケート

有効回答数:300人

調査対象:日本在住の男女

調査実施日:2025/6/6~2025/6/12

調査方法:インターネットによる任意調査


■ 58%は熱中症になった・なりかけた経験がある

2025年に限定せず、今まで熱中症になった経験があるかどうかを調査したところ、「熱中症になったことがある」回答者は63人(約21.0%)でした。

「なりかけたことがある」は111人(約37.0%)と、回答者のうち、約58.0%が熱中症の危機を体験しています。


日常生活において、熱中症のリスクを経験した人が過半数を超えている状況がうかがえます。

最も多い熱中症対策は「水分補給」(※複数回答)

熱中症への対策内容                 

人数

こまめな水分補給

269人

エアコンや扇風機の適切な使用

229人

帽子や日傘を使う

145人

通気性・速乾性の高い服装

140人

塩分・ミネラル補給

130人

日中の外出をできるだけ避ける

129人

日陰を選んで移動

106人

冷感グッズを活用

100人

その他回答

適度な運動や入浴を習慣にしている……64人

熱中症警戒アラートなどの情報を日々チェック……36人

通勤・通学の時間帯を調整……4人

特に何もしていない……1人

回答者が実施している熱中症対策で、最も多かったのは「こまめな水分補給」269票でした。

次いで「エアコンや扇風機の適切な使用」229票「帽子や日傘を使う」145票「通気性・速乾性の高い服装」140票などが上位に入りました。


水分補給と冷房については多くの層が意識しており、その他服装・行動・道具など多方面での工夫が考えられています。

■ エアコン使用は「7月から」が最多

エアコンをいつから使用しているか(使用する予定か)、300名の回答者に尋ねたところ「7月から使用する」人が97人(約32.3%)で最も多い結果となりました。

次点で「6月中旬・下旬から」69人(約23.0%)「5月から」57人(約19.0%)、「6月上旬から」40人(約13.3%)

6月上旬~7月にエアコンを使用し始めると回答した総数は206人(約68.7%)でした。

一方で「エアコンを使わない」21人(約7.0%)とする回答も見られ、21人中12人は「家にエアコンがない」のを理由としています。


9割の回答者が7月までにエアコンを使用しますが、住環境や経済状況による制約がある回答者も一定数存在するのが現実です。

■ 「暑熱順化」の認知は約2割にとどまる

運動入浴によって無理のない範囲で汗をかき、暑さに慣れる熱中症対策「暑熱順化(しょねつじゅんか)」

気温が上がって熱中症の危険が高まる前に数日~2週間程度かけて暑熱順化を進めておくと暑さに備えられるでしょう。

熱中症対策の一環として暑熱順化を「知っている」と答えたのは58人(約19.4%)

「聞いたことはあるが内容は知らない」48人(約16.0%)、「知らない」194人(約64.7%)と、3人に2人がまったくの未認知でした。

また、環境省が行なっている「熱中症警戒アラート」についてもアンケートを実施しています。

熱中症警戒アラートの確認手段は「テレビ」143票と最多。

次いで「スマートフォンの天気予報アプリ」120票、「ニュースサイト」86票と続きました。

多くの人がアラート情報を参考にしている一方、「存在を知らなかった」層も17人(約5.7%)いるよいうです。


熱中症対策に関する情報発信・認知度にはまだ課題が残っていると言えるでしょう。

■ 「熱中症保険」の認知度は2割未満

夏は、熱中症による救急搬送や点滴治療、入院に備える「熱中症保険」のシーズンでもあります。

回答者に熱中症保険の認知度を聞いたところ、「加入経験あり・現在加入中」2人(約0.7%)、「知っている」15人(約5.0%)。

「聞いたことはある」39人(約13.0%)を合計しても、認知度は18.7%にとどまりました。


熱中症保険は子どもから高齢者まで幅広く加入可能で、1か月あたりの保険料は数百円程度。

まだあまり認知されていない保険商品ではありますが、熱中症リスクの高い方や屋外での活動が多い方は加入するメリットが大きいでしょう。


■まとめ

  1. 「熱中症になった・なりかけた」経験がある人は約58.0%

  2. エアコンの使用開始時期は「7月から」が約32.3%

  3. 「暑熱順化」「熱中症保険」の認知度はどちらも2割に満たない

今回のアンケートでは、回答者300名に対して熱中症に関する意識と対策について調査しました。

「熱中症になったことがある」「なりかけたことがある」と答えた人は合わせて174人(約58.0%)にのぼり、多くの人が体験を通じてリスクを認識していることが明らかになりました。

エアコンの使用開始時期は「7月から」が最多ですが、6月中旬に猛暑日も観測されている現状、使用予定を早めた層も多いのではないでしょうか。

熱中症を予防するうえで有効とされる手法「暑熱順化」の認知度は約19.4%と低く、「熱中症保険」の認知も約18.7%にとどまりました。

身近な対策である「水分補給」や「冷房使用」に加え、熱中症に関する情報・制度の周知によって熱中症リスクを下げるのが今後の課題と言えます。

「グッドカミング」では、健康面や金銭面のリスクに備えるための調査・発信を続けてまいります。

夏本番に向け、体調管理と備えを今一度見直してみましょう。


アントプロダクション株式会社

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Web 制作・プロモーション等を手掛けるアントプロダクション株式会社(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役:河村 達也)はSEO・SEMマーケティング、アパレル事業、ネットメディア企画・制作・運営事業、保険事業を手掛けるWebマーケティング企業です。スローガンは「いいもので世界をひっくり返せ。」。アリの巣が由来の企業ロゴには「蟻のように小さくても力強く、一つの目的に向けて頑張れる人」が集まる場所を作りたい想いを込めています。0から作り上げ、時には破壊しながら細部までこだわった「いいもの」を作り、正しく評価しながら人との繋がりを重視する企業風土を築いて「顧客(ステークホルダー)と繋がる企業」「売り上げ100億円」を実現する経営目標を掲げております。

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