タスキ、投資助言・代理業の変更登録を完了

～不動産投資家向けサービスの拡充～

タスキホールディングス

2024年6月20日 15時32分

　株式会社タスキホールディングス（本社：東京都港区、代表取締役社長：柏村雄）のグループ会社である株式会社タスキ（本社：東京都港区、代表取締役社長：村田浩司以下、タスキ社）は、2024年４月23日付で金融商品取引法に基づく投資助言・代理業の変更登録を完了いたしました。また、2024年6月20日付で一般社団法人日本投資顧問業協会へ入会いたしました。

◆タスキのこれまでの不動産投資ビジネス

　タスキ社は、2019年に不動産特定共同事業許可を取得後、第1号事業に基づき、2020年12月クラウドファンディング「TASUKI FUNDS」の運営を開始し、不動産と金融を融合した不動産商品を開発・提供してまいりました。その後、2022年3月に第二種金融商品取引業登録後、不動産特定共同事業第4号許可を取得のうえ、オフバランススキームでの不動産ファンドを組成・運用しております。

　タスキ社の不動産クラウドファンディングの特徴として、一級建築士事務所登録、特定建設業の許可に裏付けされた、不動産デベロッパーとして培った豊富なノウハウと、専門性の高い人財による不動産開発プロジェクトの遂行により、不動産投資商品としての安全性を高めています。

◆投資助言・代理業免許変更登録の背景

　今回変更登録に至った背景として、投資家ニーズへの対応があげられます。より大きなロットで不動産ファンドへ出資したい投資家ニーズに対応するため、SPC（特別目的会社）に対する投資助言・代理業を開始し、コストの面からファンド規模を拡大しやすい【信託受益権取引】によるファンド組成を行うことを可能にしたものです。今後、タスキ社はさまざまなアセットサイズで不動産ファンド組成を行い、投資家の多様な不動産投資ニーズに応えてまいります。

「TASUKI FUNDS」サービスサイト：https://tasuki-funds.jp/

日本投資顧問業協会：https://www.jiaa.or.jp/

◆グループシナジーの創出

　タスキ社は中期的な成長戦略の一つとして、リファイニング物件・タスキ社開発のIoTレジデンスを組み入れた私募ファンドや、国内外投資家との共同投資ファンドの組成、将来的なリートへの事業参入などにより、今後3年程度で300億円まで運用資産残高を積み上げることを目指しております。創業以来取り組んできたIoTレジデンスの企画・販売を中心とした「フロー型収益」に加えて、アセットマネージャーとしてのフィービジネスによる「ストック型収益」による安定収益の確保を図るとともに、幅広い投資家層に優良な投資機会を継続的に創出し、最適なソリューションを行っていくことで、不動産投資市場の成長に寄与してまいります。

　タスキ社はアセットマネジメント事業における運用資産残高を積み上げるために必要となるプロジェクトパイプラインの確保が課題でしたが、 2024年4月1日に、株式会社新日本建物（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：近藤学、以下、新日本建物社）と経営統合を行ったことにより、今後は新日本建物社が開発する大型の物件をタスキ社が組成する不動産ファンドで取得することが可能となります。販売計画のボラティリティリスクの低減と事業拡大など、グループシナジーの最大化に取り組んでまいります。

◆TASUKI PRIMEについて

　タスキ社がアセットマネジメント事業として取組む物件は「TASUKI PRIME」というブランド名で、新たな不動産価値を世の中に発信してまいります。ロゴマークはPと炎をモチーフにしたシンボルとなっており、「新たな投資の火を灯す」という意味を込めております。「TASUKI PRIME」の文字は知的なイメージで、シンプルな印象を与えるとともに洗練さを大切にしたデザインとしております。不動産投資・不動産流通の活発化に向けて、当社ならではの魅力的なアセットの開発・運用をしてまいります。今後もご期待ください。