2023年CDP「気候変動」で「A-」の評価を獲得

 株式会社フジクラ(取締役社長CEO:岡田直樹)および当社グループは、CDPによる2023年の「気候変動」の質問書への回答を行い、「気候変動」において、「A―」のスコアを獲得しました。

フジクラ

 「A-」は上から2番目のスコアで、リーダーシップレベルに位置付けられます。

 英国を拠点とするCDPは国際的な環境調査・情報開示を行う非政府組織(NGO)で、企業に対して気候変動への取り組みやグリーンハウスガス(以下GHG)※1排出量等に関する情報開示を求めています。

 「気候変動」に関しては世界の23,000以上の企業が回答し、気候変動における環境問題に対してどのように効果的に対応し情報を開示しているかに基づき、CDPがAからD-のスコアで評価を行います。

 このスコアは、企業のESGへの取り組みに注目する世界中の投資家にとって、重要な投資判断の基準として活用されていて、当社グループの「A-」スコア獲得は2年振りとなります。

 当社グループは2016年に「環境長期ビジョン2050」を制定し、チャレンジ1:工場CO2総排出量「2050年ゼロチャレンジ」、チャレンジ2:工場の水使用の最小化と排水管理、チャレンジ3:工場の人と自然の共生、チャレンジ4:資源の有効活用と資源循環という4つのチャレンジ目標を設定しました。

 また、2023年度には、「Scope 1, 2※2を2020年度比で2030年度までに33%削減」および「Scope3※3を同期間で15%削減」という目標を設定し、国際的なイニシアチブである「Science Based Targetsイニシアチブ」の認定を受けました。

 当社グループは、これらの目標の達成と脱炭素社会の実現に向け、様々な活動に取り組んでいて、今回の「気候変動」での「A―」評価は、これまでの取り組みが評価されたものと認識しています。

 当社グループがDNAとして掲げる「進取の精神」「技術のフジクラ」のもと、革新的な製造技術の開発・導入を進めることで、省エネを達成し、また再生可能エネルギーを計画的に導入し、GHG排出量削減を推進していきます。

 また、高温超電導線材といった当社グループの特長ある製品群でカーボンニュートラル社会の実現に貢献していきます。

※1 グリーンハウスガス(GHG)温室効果ガスのことで、太陽光で温まった地表面からの放射熱を宇宙へ逃がさず、大気中に吸収する性質を持つガスのこと。二酸化炭素(CO2)やメタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)、フロンガスのうち、当社は二酸化炭素の排出量について情報を開示。

※2 Scope1,2

自社で発生するGHGの排出量

※3 Scope3
サプライチェーンで発生するGHGの排出量

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会社概要

株式会社フジクラ

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URL
https://www.fujikura.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都江東区木場1-5-1
電話番号
03-5606-1030
代表者名
岡田 直樹
上場
東証1部
資本金
530億円
設立
1910年03月