アデランスのCSR、医療事業活動 「第20回日本緩和医療学会学術大会」に出展
医療向けウィッグなど患者さまの外見ケアのための様々な商品を展示 ~6月19日・20日の2日間~
抗がん剤、放射線などのがんの治療は、脱毛、皮膚の変色、爪の変化など、患者さまの身体にさまざまな外見の変化をもたらし、大きなストレスとなることも少なくありません。当社では、このようなデリケートな悩みを抱える患者さまのQOL(Quality of Life)の改善を重視し、CSRの一環として、医療向けウィッグの発売(2005年~)はじめ、病院内ヘアサロンの展開(2002年~)、外部講師による接客スタッフの医療接遇講習受講の義務化(2005年~)、毛髪診断士の資格を有するスタッフの強化など、さまざまな取り組みを実践しています。今後も、大学研究機関との毛髪分野に関する共同研究の成果などを活用しながらサービスや品質の向上に努め、患者さまの心の健康のサポートに積極的に取り組んでいきます。
■出展概要
学会名称 : 第20回 日本緩和医療学会学術大会
会期 : 2015年6月19日(金)・20日(土)の2日間
会場 : パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)
展示内容 :
・医療向けウィッグブランド「Rafra(ラフラ)」
・脱毛時用帽子
・まつ毛・眉毛用美容液「ベネファージュ アイラッシュ&ブロウエッセンス」
・スカルプ&ヘアケア関連機器
・胡粉ネイル(推薦商品) 等
※ブースでは、頭皮チェック等のサービスメニューもご用意しています。
<アデランスのCSR、医療事業活動の一例>
■医療向けウィッグブランド「ラフラ」の発売
「ラフラ」は、2005年に誕生した、病気や治療によるデリケートな髪の悩みを抱える方のための医療向けウィッグです。快適に使える機能性はもちろんのこと、「やさしい商品」「やさしい接客」そして「やさしい環境」の3つの「やさしさ」を守りながら、回復までをしっかりサポートしていきます。
■病院内ヘアサロンの展開、バリアフリー化・移動式理美容椅子の導入
病院で療養中の患者さまには抗がん剤の影響などによる脱毛に悩む方が多くいらっしゃいます。アデランスグループでは、病院内に理美容室(病院内ヘアサロン)を開設し、脱毛に関するご相談対応をはじめウィッグの提供からアフターケア、理美容技術サービスまで提供しています。2002年より開設し、現在では全国で23店舗になりました。療養中の患者さまだけでなく、そのご家族、病院職員などの皆様にご利用いただいております。また、病院内ヘアサロンでは、バリアフリーを実現し、車イスでの来店が可能なだけでなく、移動の困難な患者さまにもサービスを提供できるように、移動式の理美容イスも導入しています。
■外部講師による接客スタッフの医療接遇講習受講の義務化
「ラフラ」の販売開始後、患者さまが安心して医療向けウィッグをご利用できる体制を整えるために、接客にあたるスタッフ全員に対し、外部講師による医療接遇講習の受講を義務付けています。現在の累計受講者数は1,100名を超え、各疾病や脱毛の原因などの正しい知識のもと、デリケートな悩みを抱える患者さまのサポートを行っています。
■ウィッグをお子さまにプレゼントする「愛のチャリティ」
「お子さまの髪の悩みを心の傷にしないために」をテーマに、病気やケガなどの理由でウィッグを必要とされるお子さま(4歳から15歳まで)へオーダーメイド・ウィッグを製作してプレゼントする「愛のチャリティ」を、1978年から30年以上継続して実施しています。当初はクリスマスの時期の期間限定のキャンペーンでしたが、2012年9月からは年間を通じた活動に変更し、2014年からはレディメイド・ウィッグのプレゼントも開始しています。
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