【取材機会のご案内】世界難民の日に理解を深める、企業における「難民人材活躍」の実態と課題
経済同友会主催にて、世界難民の日×難民人材活躍パネルトークを開催
NPO法人WELgee(代表理事:安齋 耀太、以下「WELgee」)では、6月20日の「世界難民の日」
に際し、公益社団法人経済同友会(代表幹事:新浪剛史、以下「経済同友会」)の主催において、
企業における難民人材の活躍をテーマとしたパネルトークを開催いたします。
本イベントでは、実際に難民人材の雇用を実施しているオイシックス・ラ・大地株式会社、ホール
ディングス全体において多様な方式で「難民包摂」に取り組むPERSOL Global Workforce株式
会社、リソースを活かしたプロボノや協賛を通じて難民活躍に貢献しているPwCコンサルティング
合同会社を中心に、彼らそれぞれの現場の声を通じて、企業が難民人材活躍・社会課題の解決
に、企業とNPOの協働で取り組む意義とその可能性を探ります。
また当日は、メディア関係者の皆さま向けに共同取材・撮影の時間を設けており、実際に働く難
民人材の現場取材(※要事前申請・調整)もご案内可能な予定です。ぜひご取材賜りますよう、ご案内申し上げます。
■ 開催背景
2023年より、経済同友会は、日本経済が活力を取り戻し、持続的成長を実現するモデルとして
「共助資本主義」を提唱しています。その一つの柱が、ソーシャルセクターと連携し社会課題を解
決する「共助」です。その実現を目指し、インパクトスタートアップ協会、新公益連盟も関わる形
で、ソーシャルセクターとビジネスセクターの協働を通し、様々な領域における社会課題の解決を
目指すプロジェクトが実施されています。
「難民人材活躍プラットフォーム」もその1つです。現在、世界では紛争や迫害、自然災害などに
より、故郷を追われた人々の数が過去最多の1億2000万人に達し、日本の人口に匹敵する規模
となっています。日本にも10万人程度の難民が存在すると推定されます。近年、日本企業でも難
民を「人材」として受け入れ、活躍の場を提供すると同時に企業の発展・ミッション実現へつなげ
ていく取り組みが少しずつ広まっています。本プラットフォームは、採用にとどまらない難民活躍
を後押しする企業のアクションが日本でも加速・拡大することを目指し、WELgeeがコーディネー
ションする形で立ち上げられました。
今回のイベントは、「難民人材活躍プラットフォーム」のひとつの取り組みとして、難民はダイバシ
ティやイノベーションを促進していく人材であるという認識を広め、同時に共助資本主義、官民連
携や企業による社会課題解決をより一層推進していくことを目的として開催いたします。
■イベント概要
タイトル : 世界難民の日に理解を深める、企業における「難民人材活躍」の実態と課題
日時 : 2025年6月17日(火)13:30~15:00(受付13:15~)
会場 :オイシックス・ラ・大地株式会社「Osaki Farm」〒141-0032 東京都品川区大崎1-11-2 ゲートシティ大崎イーストタワー
主催 : 経済同友会
協力 : NPO法人WELgee
■登壇者(※敬称略)
● オイシックス・ラ・大地株式会社
髙島 宏平(代表取締役社長/経済同友会 共助資本主義の実現委員会 委員長)
北 週作(HR本部副本部長/DE&I委員会 副委員長)
-
オイシックス・ラ・大地株式会社では、本構想をきっかけとして、シリア出身のエンジニア・Sさんを採用いただきました。難民人材採用を実施することを決めていただいた背景や、実際の様子、彼の存在の企業活動への影響を率直に共有いただきます。
● PERSOL Global Workforce株式会社
多田 盛弘(代表取締役社長)
-
多様な人材の新たなキャリア支援のひとつとして、難民包摂にホールディングス全体で積極的に取り組み、ウクライナの学生へインターンシップ、プロボノ派遣、研修等を実施しております。その取り組みや現在地、成果、課題や将来の展望等を共有いただきます。
● PwCコンサルティング合同会社
宮城 隆之(常務執行役 Chief Impact Officer)
-
多くの価値観を共有するステークホルダーとともに「コレクティブインパクト」を創出する「ソーシャル・インパクト・イニシアチブ(SII)」を2019年より運営。難民人材活躍プラットフォームも、現在、その枠組みの中のひとつである「戦略的プロボノ人材育成プログラム」により運営されています。
● NPO法人WELgee
安齋 耀太(代表理事)
■プログラム

開始時間 |
終了時間 |
コンテンツ |
テーマ |
登壇者 |
---|---|---|---|---|
1300 |
1310 |
開会挨拶 |
「共助資本主義」の構想と現在地 日本における難民の 状況と難民人材活躍プラットフォーム |
オイシックス・ラ・大地株式会社 代表取締役社長 髙島 宏平様 NPO法人WELgee 代表理事 安齋耀太 |
1310 |
1320 |
事例紹介 |
難民人材採用の実践の現場から見えてきた展望と課題 |
オイシックス・ラ・大地株式会社HR本部 副本部長 DE&I委員会 副委員長 北 週作様 |
1320 |
1400 |
パネルディスカッション |
世界難民の日に改めて考える、企業が複雑な社会課題解決に取り組む意義と方法 |
オイシックス・ラ・大地株式会社 代表取締役社長 髙島 宏平様 PwCコンサルティング合同会社 常務執行役 Chief Impact Officer 宮城 隆之様 PERSOLGlobalWorkforce株式会社 代表取締役社長 多田 盛弘様 NPO法人WELgee 代表理事 安齋 耀太 ※ ファシリテーター 西本 光希(PwCコンサルティング合同会社マネージャー、SPDP WELgee支援チームリーダー) |
1400 |
1420 |
メディア向け共同取材 |
オイシックス・ラ・大地株式会社 代表取締役社長 髙島 宏平様 オイシックス・ラ・大地株式会社 HR本部 副本部長 DE&I委員会 副委員長 北 週作様 PwCコンサルティング合同会社 常務執行役 Chief Impact Officer 宮城 隆之様 PERSOLGlobalWorkforce株式会社 代表取締役社長 多田 盛弘様 NPO法人WELgee 代表理事 安齋 耀太 ※ ファシリテーター 加藤 冬華(NPO法人WELgee) |
※ 事前に放映・記事掲載をご予定いただけるメディア様に限定し、オイシックス・ラ・大地株式会社において、シリア出身のSさんの働かれている実際の様子を撮影・取材いただける予定です。
【取材申し込みはこちらから】
■本件に関するお問い合わせ
NPO法人WELgee PRマネジャー 加藤 冬華(かとう ふゆか)
Email:pr@welgee.jp
Tel: 050-3098-3214
取材にご関心があり、詳細についてのミーティングをご希望の場合には、こちらよりミーティングをご予約ください。
■ 難民の定義
難民とは「人種・宗教・国籍・特定の社会的集団の成員資格・政治的意見を理由に迫害されると
いう十分に理由のある恐怖のために国籍国の外におり、かつ、その国の保護を受けられない
か、そのような恐怖のためにそれを望まない者」(出典:UNHCR『難民の地位に関する条約』『難
民の地位に関する議定書』)を指します。 近年、UNHCRのガイドラインなどによって国際慣習で
は、紛争・ジェンダー・気候変動での強制移住をせざるを得なくなった人々についても難民として
保護する流れが主流になっています。
■ WELgeeの「難民」の考え方
難民が生じる背景や社会情勢が多様化・複雑化する中で、従来の難民の定義にとどまらない多
くの人々が、祖国を追われる状態に置かれています。WELgeeは、命の危険があって現在祖国
に戻れない状態にある人を活動の対象としており、認定難民・難民認定申請者・後発的難民(帰
国困難な状態にある元留学生等)・避難民なども含んでいます。
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