Azure OpenAI(ChatGPT)とノーコードでAPI連携!iPaaS「ActRecipe」がAzure OpenAI ServiceのAPI連携に対応

〜企業でのセキュアなChatGPT利用を推進〜

アクトレシピ

SaaSの連携によって業務の自動化を実現するエンタープライズiPaaS「ActRecipe」を提供するアクトレシピ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:池上大介、以下「アクトレシピ」)は、Microsoft Corporation(本社:米国ワシントン州、以下「マイクロソフト社」)が提供するAzure OpenAI ServiceのAPI連携に対応し、クラウドストレージ上の各種ドキュメントの内容をAzure OpenAI Serviceを介してChatGPTのモデルに読み込ませることのできる無料レシピの提供を開始したことを発表いたします。


  • 概要

ActRecipeは、SaaSやFinTechサービスを連携することで業務を自動化するサービス(iPaaS: integration Platform as a Service)として、主に大企業にご採用いただいております。ActRecipeは従来のデータ連携ツールとは異なり、業務に合わせた機能フローを「レシピ」というパッケージとしてご提供することにより、改正電子帳簿保存法やインボイス制度のようなツールの提供だけでは満たすことのできないケースに対してもご契約から本番稼働までワンストップでご支援をしております。
今般、2023年4月のChatGPTとのAPI連携のリリースに対して法人でのセキュアなChatGPT利用のご要望を頂戴しましたため、新たにAzure OpenAI Serviceと各種クラウドストレージ(Box、Googleドライブ、SharePoint)とのAPI連携をノーコードで実現する機能提供に至りました。本連携では、クラウドストレージ上のドキュメント(.docxファイルや各種テキストファイル)の内容とプロンプト(※)をAPIを介してAzure OpenAI Serviceに渡し、その結果を任意のドキュメント形式で出力するフローを実現しております。このフローを活用することによって、人が目視確認をしなければならない汎用業務の一次処理をAzure OpenAI Serviceで行うことができ、業務の効率化・自動化にお役立ていただけます。更に、このフローを応用して個別のSaaSや独自システムにAzure OpenAI Serviceの機能を擬似的に追加することも可能となります。

【汎用業務の一例】
・日報の要約
・他言語翻訳
・不正経費の自動検知
・契約書の修正案の提示
・ログファイルのチェック
・不自然な文章の訂正案の提示 他


※ プロンプトとはAzure OpenAI Servicenに渡す指示または入力文を指します。例えば、日報のドキュメントに対して「次の日報を100文字以内で要約して」というプロンプトを渡すことで、Azure OpenAI Servicenから要約された内容が出力されることとなります。


  • Azure OpenAI Serviceの連携内容

ActRecipeがAzure OpenAI Serviceと連携する際には、利用者様が契約するAzure環境への接続を行います。そのため、事前にAzure OpenAI Serviceを含むMicrosoft Azureのご利用契約を行っていただく必要があります。またActRecipeがAzure OpenAI Serviceに接続する際には以下の情報が必要となりますため、Azure OpenAIの作成とモデル デプロイを行っていただく必要があります。

【ActRecipeへの設定項目】
・エンドポイント
・API キー
・モデル デプロイ名

ActRecipeでは数あるOpenAIのモデルのうち、下記のモデルに対応をしております。
対応モデル:gpt-4, gpt-4-0314, gpt-4-32k, gpt-4-32k-0314, gpt-3.5-turbo, gpt-3.5-turbo-0301


  • Freeプランにおいて「Azure OpenAI連携」レシピを提供

本発表に合わせまして、各種クラウドストレージとAzure OpenAI Servicenの自動連携が可能なレシピをActRecipeのFreeプランにてリリースしております。これらのレシピでは、クラウドストレージ上のドキュメントとActRecipe上で入力したプロンプトを合わせてAzure OpenAI ServicenにAPI連携することで、その出力結果を任意のドキュメントファイルとしてクラウドストレージに別名で保存する処理を実現しております。
ご提供しているレシピは以下の通りです。
・Box – Azure OpenAI連携 (GPT)
・Google ドライブ – Azure OpenAI連携 (GPT)
・SharePoint – Azure OpenAI連携 (GPT)
本レシピは各サービスをご利用中の方であれば無料で即日ご活用いただけます。詳しくは下記サイトをご覧ください。
https://www.actrecipe.com/free/


  • Azure OpenAI Serviceと各種SaaSとの個別連携対応について

ActRecipeでは、お客様のご要件に合わせた任意のシステム間の連携対応も承っております。Azure OpenAI Service対応においても、今般のクラウドストレージ連携に限らず任意のSaaSや個別システムとの連携も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。


  • Azure OpenAI Serviceについて

Azure OpenAI Serviceは、マイクロソフト社が提供する「Microsoft Azure」において、GPT-3、Codex、EmbeddingsモデルシリーズなどOpenAIの強力な言語モデルをREST APIとして使用できるサービスです。ChatGPTのAPIでもOpenAIの言語モデルにアクセスすることができますが、Azure OpenAI Serviceを使用することで「Microsoft AzureのSLA(Service Level Agreement)の適用」「OpenAIへのプライベートアクセス」「モデルの再トレーニングにユーザーのデータは使用されない」等の法人利用に適したメリットを享受することができます。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/cognitive-services/openai-service


  • SaaS連携サービス「ActRecipe(アクトレシピ)」について

ActRecipeは、SaaSやFinTechのデータ連携によって業務を自動化するプラットフォームサービスをiPaaS(integration Platform-as-a-Service)として2019年8月にサービスをローンチし、これまでに大手企業様を中心にご利用いただいております。バックオフィスで利用されるSaaSを中心に、企業様の業務の自動化や効率化にお役立ていただけるユースケースをパッケージ化した「レシピ」をご提供することにより、専門知識がなくともノーコードでご利用いただけるサービスです。ActRecipeでは、「ベスト・オブ・ブリード」と呼ばれる、特定のベンダーやプラットフォームに依存することのない最適なシステム構築を目指す企業様に、部分最適から全体最適までを実現するサービスとしてお選びいただけることを目指しております。
ActRecipeのサービスページ: https://www.actrecipe.com/


  • アクトレシピ株式会社について

アクトレシピ株式会社は "Create time through innovation" (イノベーションによって時間を創る)をミッションとし、これまでにITの活用により企業様の生産性向上や内部統制強化を支援してまいりました。iPaaS「ActRecipe」では、日々利用が拡大するSaaSやFinTechサービスを相互に連携することによって業務の自動化と内部統制強化を実現するプラットフォームサービスとして、企業様の更なるDXの推進をご支援しております。

名称:アクトレシピ株式会社
代表取締役CEO:池上 大介
設立:2013年11月11日
所在地:107-6218 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー18F
資本金:73,499,001円
事業内容:iPaaS「ActRecipe」の企画・開発・販売
URL:https://corp.actrecipe.com/


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会社概要

アクトレシピ株式会社

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URL
https://corp.actrecipe.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー18F
電話番号
03-5789-5278
代表者名
池上大介
上場
未上場
資本金
8199万円
設立
2013年11月