日本メドトロニック、過去最多の5製品が「2026年度グッドデザイン賞」を同時 受賞
― 幅広い治療領域で、医療課題の解決を目指すデザインが評価 ―
日本メドトロニック株式会社(本社:東京都港区)は、このたび、当社が国内で取り扱う5製品が「2026年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞したことをお知らせします。当社が同一年度に5製品でグッドデザイン賞を受賞するのは初めてです。
今回受賞したのは、OmniaSecure™ MRIリード、Sphere-9™カテーテル、Symplicity Spyral™腎デナベーションシステム、PRIME Fiber、ApexCut™ ブレードの5製品です。循環器(不整脈・高血圧治療)、脳神経、耳鼻咽喉など、幅広い治療領域の製品が受賞しました。
メドトロニックは、「人々の痛みをやわらげ、健康を回復し、生命を延ばす」というミッションのもと、医療従事者や患者さんのニーズに向き合い、医療技術のイノベーションを進めています。
今回、異なる治療領域にわたる5製品が受賞したことは、テクノロジーだけでなく、医療の現場における使いやすさや治療への貢献までを見据えた、メドトロニックの製品開発におけるデザインに対する取り組みを示すものです。
受賞製品は次の通りです。

OmniaSecure™ MRIリード
製品概要(循環器領域):
OmniaSecure™ MRIリードは、植込み型除細動器(ICD)や両室ペーシング機能付き植込み型除細動器(CRT-D)と心臓を電気的につなぎ、心拍を感知して必要な治療を行うための除細動リードです。耐久性を追求しながら、外径4.7Fr.(約1.6mm)という細径化を実現しました。また、デリバリーカテーテルを用いることで、目的部位へのリード留置をよりシンプルかつ正確に行えるよう設計されています。
グッドデザイン賞審査員による評価コメント(全文引用):
本製品は、ルーメンレス構造の採用により直径1.6mmという細さと高い耐久性を両立することができ、除細動リードにおける「細さ」と「強さ」のトレードオフに新たな解決策を提示している点が高く評価された。従来のリードは性能維持のため径が太く、血管合併症のリスクが課題であった。静脈内の占有スペースを最小限に抑えることで、リード損傷時の追加留置の余地も広がり、必要な治療を継続できる可能性を高めることが期待される。中心をケーブル構造とし、カテーテルデリバリー法によって正確な留置を実現した設計が秀逸である。
グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ:

Sphere-9™カテーテル
製品概要(循環器領域):
Sphere-9™カテーテルは、心房細動治療の診断から治療までを一貫したワークフローとして実現する統合型アブレーションカテーテルです。2種類のエネルギー(PF/RF)のシームレスな使い分けに対応し、球状格子構造チップを採用することで、治療の柔軟性と効率性を両立。手技をシンプルにし、術者および患者さんの負担軽減への貢献を目指したデザインです。
グッドデザイン賞審査員による評価コメント(全文引用):
本製品は、診断から治療、再マッピングによる検証までを1本のカテーテルで行うことができ、心房細動のカテーテルアブレーションにおけるデバイス入れ替えに伴う手技の複雑さと合併症リスクの問題に画期的な解決を提供している点が高く評価された。心房細動は国内に100万人以上の患者がいるとされ、患者数の増加が見込まれる。PF(パルスフィールド)とRF(高周波)という2種類のエネルギーによる柔軟な治療とあわせ、手技の標準化と安定した治療機会の提供に寄与することが期待される。超弾性材料による球状格子構造のチップで、細径を保ちながら広い接触面積を確保した設計が秀逸である。
グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ:

Symplicity Spyral™腎デナベーションシステム
製品概要(高血圧治療領域):
Symplicity Spyral™腎デナベーションシステムは、生活習慣の改善と薬物療法のみでは十分な血圧管理が難しい高血圧の患者さんに対する腎デナベーション治療に使用するカテーテルです。腎臓につながる動脈にカテーテルを挿入し、血管周囲の腎神経に高周波エネルギーを送ることで、血圧上昇に関わる神経の過剰な活動を抑えます。治療後はカテーテルを抜去するため、体内にデバイスは残りません。
グッドデザイン賞審査員による評価コメント(全文引用):
本製品は、形状記憶特性を備えたらせん形状により細い分枝から主腎動脈まで1本のカテーテルで網羅的に治療することができ、多様な個人差を有する腎動脈への適合という問題に画期的な解決を提供している点が高く評価された。高血圧は重要な危険因子でありながら血圧コントロールは不十分で、薬物療法とは異なる治療が求められてきた。日本で初めて使用された腎デナベーション機器として、治療選択肢の拡大に寄与することが期待される。4電極を四分円状に配置し、腎動脈を閉塞せず血流を維持したまま全周を焼灼できる設計が秀逸である。
グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ:

PRIME Fiber
製品概要(脳神経外科領域):
PRIME Fiber(販売名:AXIUM デタッチャブル コイルシステム)
は、脳動脈瘤などの脳血管内治療に使用する、PGLA製の微細なファイバーを備えたコイルです。カテーテルを通して血管内から目的部位に留置することで、脳血管内治療を行います。2mmから10mmまでのコイルラインアップをそろえ、幅広いサイズの治療に対応できるよう設計されています。
グッドデザイン賞審査員による評価コメント(全文引用):
本製品は、プラチナ製コイルに生体吸収性の微細な繊維を組み込むことで柔軟な操作性と治癒促進機能を両立することができ、脳血管内治療における病変の再発という問題に画期的な解決を提供している点が高く評価された。従来の吸収性コイルは長期的な安定性や硬さによる操作性が普及の障壁であった。国内で年間約1.5万人が受ける治療において、再治療の抑制を通じ患者負担の軽減と医療全体の効率化に寄与することが期待される。とくに、組み込まれた繊維を、血液中の細胞定着の「足場」として機能させる構造によって治癒を支える発想が秀逸である。
グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ:

ApexCut™ ブレード
製品概要(耳鼻咽喉科領域):
ApexCut™ブレードは、副鼻腔手術などで組織の切除・吸引に使用する耳鼻咽喉科領域の手術用デバイスです。手術中の課題の一つであるデバイス内部の詰まり軽減を目的に、新たな刃先構造と、先端から基部へ切除する切削パターンを採用しています。湾曲ブレードには独自のFlexMetric™テクノロジーを搭載し、手術中断の低減と操作性、手技効率の向上を目指して設計されています。
グッドデザイン賞審査員による評価コメント(全文引用):
本製品は、刃先形状と内腔構造の見直しにより吸引経路の断面積を従来比で最大87%拡大することができ、鼻科手術における術中の詰まりによる手技の中断という問題に画期的な解決を提供している点が高く評価された。副鼻腔炎は国内で約200万人が罹患すると推定され、手術は重要な治療選択肢の一つとして確立している。詰まりの低減と最大80%の切除効率向上により、術者の負担軽減と安定した手術環境の実現が期待される。刃先同士の頂点が重なる構造で均一なせん断力を生み、狙った部位の組織を潰さず切除できる設計が秀逸である。
グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ:

【グッドデザイン賞とは】
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
http://www.g-mark.org/(opens new window)
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販売名:OmniaSecure MRIリード 医療機器承認番号:30700BZX00294000
販売名:Sphere-9カテーテル 医療機器承認番号:30700BZX00137000
販売名:Symplicity Spyral腎デナベーションシステム 医療機器承認番号:30700BZX00207000
販売名:AXIUM デタッチャブル コイルシステム 医療機器承認番号:22200BZX00838000
販売名:ApexCutブレード 医療機器届出番号:13B1X00261X00044
【メドトロニックについて】
大胆な思考。より大胆な行動。私たちはメドトロニックです。Medtronic plc(本社:アイルランド、ゴールウェイ)は、ヘルスケアテクノロジーをグローバルにリードし、人類が直面している多くの困難な健康課題に積極的に取り組み、ソリューションを探し、見つけ出します。150ヵ国以上にまたがる情熱を持った9万5千人以上の従業員からなるグローバルなチームを団結させているのは、「人々の痛みをやわらげ、健康を回復し、生命を延ばす」という私たちのミッションです。私たちは70以上の健康課題を治療する、心臓ペースメーカ、手術支援ロボット、外科用手術機器、患者モニタリングシステムなどの多様なテクノロジーと治療法を提供しています。私たちは、多様な知識、飽くなき好奇心、そしてそれを必要とするすべての人を助けたいという思いを原動力に、革新的なテクノロジーで、1秒に2人の人々の生活を、毎時間、毎日、変え続けていきます。メドトロニックは、インサイト(洞察)に基づいた治療法の提供、人を第一に考えたエクスペリエンス、そして世の中により良いアウトカム(結果)をもたらすことに注力していきます。
私たちは何ごとにもエンジニアのマインドを持って、想像を超えるものを創り出します。
Webサイト www.medtronic.com
【日本メドトロニック株式会社 (Medtronic Japan Co., Ltd.)について】
日本メドトロニックは1975年の設立以来50年以上にわたり、生体工学技術を応用し、慢性疾患をお持ちの方々の痛みをやわらげ、健康を回復し、生命を延ばす医療機器を通して人類の福祉に貢献することを目指しています。メドトロニックが提供する先端医療技術は、心臓疾患をはじめ、パーキンソン病、脊椎疾患、脳疾患、慢性的な痛みなどを広くカバーしています。Webサイト www.medtronic.co.jp
【本リリースに関する報道関係者お問い合わせ先】
日本メドトロニック株式会社 コミュニケーション 担当:相子
電話: 03-6776-0002(部門代表) Email:rs.japanprcom@medtronic.com
なお、将来の業績見通しに関わるすべての記述は、メドトロニックが米国証券取引委員会に提出する定期報告書に記載されているようなリスクや不確定要素の影響を受ける場合があります。実際の業績は予想と異なる可能性があります。
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