プライシングスタジオ、日鉄ソリューションズにプライシング研修を実施
価格戦略を意識した組織づくりへ
プライシングスタジオ株式会社(東京都港区、代表取締役CEO:高橋嘉尋、以下「当社」)は日鉄ソリューションズ株式会社(東京都港区、代表取締役社長:玉置 和彦、以下「日鉄ソリューションズ社」)に対し、プライシング研修を実施したことをお知らせします。
■研修実施の背景
従来、IT業界では「原価ベース」の値付け手法が広く活用されてきました。しかし、近年、顧客や社会、自社の三方良しの収益構造実現のため、「バリューベース」での値付け手法へとトレンドが変化してきています。
今回、日鉄ソリューションズ社では、「原価ベース」から「バリューベース」への転換の重要性を鑑み、自社内で「バリューベースプライシング」について理解を深める取り組みの一環として、当社の研修を実施いたしました。
■今回の研修の内容について
本研修では、営業部門を中心に、約30名ご参加いただき、座学やワークショップを通じ、価格戦略の重要性といった基礎的な部分から、EVCというフレームワークを活用した適切な価格の考え方、算定方法の研修を実施しました。
■EVCについて
EVCとはEconomic Value to the Customer(顧客にとっての経済価値)の略称です。プライシング手法のひとつで、差別化要因をプロダクトやサービスの価値として価格に反映させます。算出された価格は顧客が払える最大の価格であるため、実際には数%を割り引いた値を販売価格とします。
差別化要因を価格に反映できるため、SaaSのプライシング戦略として注目を集めています。
EVCには以下のメリットがあります。
①営業力の強化
EVCは「顧客にとっての経済価値」を価格に反映させます。
これにより、その「価値」を理解し、プロダクトやサービスの価格が適切であることを「定性的」および「定量的」に説明できるようになります。自社プロダクトの「強み」を明確にし、プロダクトやサービスへの理解を深めます。
価格の妥当性やプロダクトの強みを論理的に説明することで、プロダクトの魅力を最大限に伝え、具体的な提案が可能となることから、営業力の強化に繋がります。
②EVCサイクルの循環
「EVCサイクル」と呼ばれる好循環が生まれます。
プロダクトやサービスの価値を価格に反映させることにより、顧客にとっても納得感のある価格となります。それにより、企業の収益が上がり、企業側は機能のアップデート等による顧客体験の向上に投資をすることが可能になります。
EVCサイクルの循環により、企業・顧客双方にメリットが得られることになります。
■プライシング研修について
ビジネスを行う上で必ず関わってくる「価格」について、基礎から理解を深めることが可能です。各社の課題に沿ってカスタマイズされた研修では、社内の意識改革から、プライシングの内製化まで様々なニーズにお答えしています。
日鉄ソリューションズ株式会社 概要
会社名 :日鉄ソリューションズ株式会社
代表者 :代表取締役社長 玉置 和彦
事業内容 :経営及びシステムに関するコンサルテーション/情報システムに関する企画・設計・開発・構築・運用・保守及び管理/情報システムに関するソフトウェア及びハードウェアの開発・製造並びに販売及び賃貸/ITを用いたアウトソーシングサービスその他各種サービス
所在地 :東京都港区虎ノ門一丁目17番1号 虎ノ門ヒルズビジネスタワー
WEBサイト:https://www.nssol.nipponsteel.com/
プライシングスタジオ株式会社 概要
会社名 :プライシングスタジオ株式会社
代表者 :代表取締役CEO 高橋嘉尋
事業内容 :プライシングにおけるコンサルティング・人材育成・研修事業
所在地 :東京都港区芝浦三丁目1番1号 msb Tamachi 田町ステーションタワー N22階
問い合わせ:https://pricing.co.jp/contact/
WEBサイト:https://pricing.co.jp
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