地方市街地の賑わい創出　奥州市とのメイプル活用等に関する連携協定締結

Keeyls株式会社

2024年6月14日 08時30分

Keeyls株式会社（本社：東京都渋谷区　代表取締役社長大貫　功二　以下、「当社」という）は、岩手県奥州市（市長倉成　淳）が民間提案の募集を行っていた旧大型商業施設「メイプル」のアセットマネジメントプラン設計業務の事業者として選定され、令和6年6月10日付で奥州市とメイプル活用等に関する連携協定（以下、「連携協定」という）を締結いたしましたのでお知らせいたします。

連携協定締結の背景

　奥州市は、水沢市街地のシンボルとして長年市民に親しまれてきた旧大型商業施設「メイプル」について、民間のノウハウや　資金等を用いて賑わい創出の拠点として再生・活用するとともに、市の財政負担の抑制や将来の民間譲渡を実現するために、本年3月からアセットマネジメントプランを提案する民間事業者を募集しておりました。

　一方、当社はカギのリモート受け渡しシステム「KEY STATION」を含めた独自の業務DXソリューションを提供しておりますが、周辺業務の効率化により顧客とのコミュニケーションやユーザー満足度向上等、事業者が注力すべき業務に人手を集中させることが可能となるため、宿泊事業や不動産業等の民間事業者だけでなく、小学校の体育館や市役所施設の運営を行う地方自治体にも幅広く導入頂いております。当社事業の1つであるDXアセットマネジメント事業は、「KEY STATION」の活用を軸とした不動産業務DXソリューションをアセットマネジメントに組み込んだ特徴的なサービスで国内外の投資家向けに拡大を続けており、奥州市が募集していたメイプルのアセットマネジメントプランに係る民間提案募集において、当社で蓄積した不動産アセットマネジメントのノウハウを活用できるものと考えたことからこれに応募いたしました。

　その結果、令和6年5月21日の審査委員会を経て、当社がメイプル活用等に関するアセットマネジメントプラン設計業務を受託する民間事業者として選定されましたので、令和6年6月10日付で奥州市とメイプル活用等に関する連携協定を締結いたしました。

連携協定の相手方

岩手県奥州市

URL：https://www.city.oshu.iwate.jp/

■ メイプルの概要
所在地　：岩手県奥州市水沢横町地内
築　年　：昭和60（1985）年（築39年）
敷地面積：6,346.45㎡
延床面積：19,638.06㎡
構　造　：鉄筋コンクリート造地下1階付5階建

メイプル活用方針

　水沢市街地のシンボルとして長年市民の皆様に親しまれてきた旧大型商業施設「メイプル」について水沢市街地の賑わい創出の拠点として、「モノの拠点からヒトの拠点へ」というコンセプトの下、テナント構成や建物運用方法を検討し、不動産としての価値向上を実現し、将来的な民間譲渡も視野に入れたプランを作成いたします。また、民間資金やノウハウを活用することにより市の財政負担を抑制し将来に渡って持続可能な運用を実現いたします。