日本の歴史の殿堂と世界から一番近いサムライのまちによるコラボ！東京スカイツリー(R)「全国観光PRコーナー」に千葉県佐倉市と国立歴史民俗博物館が共同出展（11/1～11/7）

東京から成田空港に向かう途中にある千葉県佐倉市。江戸時代には江戸の東を守る要衝として佐倉城がおかれ、何人もの老中を輩出しました。現在、佐倉城跡の一角には国立では唯一の歴史民俗博物館となる国立歴史民俗博物館（歴博）が建ち、日本の先史から現代までの歴史を概観できるいわば「歴史の殿堂」として存在感を示しています。
このたび、連携協定を締結している〈佐倉市〉と〈歴博〉が共同で東京スカイツリー5F出口フロア｢Beautiful NIPPON｣全国観光ＰＲコーナーに出展し、国内外の観光客の皆様に、その魅力をお伝えします。

左上：歴博展示室　右上：旧堀田邸　左下：ひよどり坂とサムライ散歩　右下：歴博外観

 

■概要
期間 2019年（令和元年）11月1日（金）～11月7日（木）
時間 午前10時～午後6時
場所 東京スカイツリー5F出口フロア｢Beautiful NIPPON｣全国観光ＰＲコーナー

■出展内容
・モバイルミュージアム
モバイルミュージアムとは、軽量コンパクトで折りたたみ可能なモバイルユニットで、博物館などの特別なスペースを必要とせず、文化資源及び研究成果の機動的な活用公開を可能にする「簡易移動型展示什器」として、民間ディスプレイ企業との連携・協力のもと国立歴史民俗博物館が開発しているものです。
今回は近世資料の中から、「幕末世相風刺と百鬼夜行」と「安政の大地震と鯰絵（なまずえ）」を出展します。

歴博モバイルミュージアム

 

・サムライ体験
甲冑の「カブト」を体験！記念写真も撮れますよ。東京スカイツリーで「サムライ」を感じよう！
なお、佐倉市にある武家屋敷では、甲冑を全身に着けられる体験を11月3日（日）に実施します。
 

カブトをかぶってサムライ気分！

 

■佐倉市と国立歴史民俗博物館は連携協定を結んでいます
開館当初より協力関係にあった国立歴史民俗博物館と佐倉市ですが、近年、より連携が深まり、歴史文化研究や生涯学習などの分野で連携協力による取組を行っています。
これらの実績を踏まえ、今後も中・長期的に連携協力を行うため、平成28年2月、研究教育、文化、まちづくり、人材育成などの関連分野における連携協力を内容とする協定書に調印しました。

■佐倉市について
千葉県北部に位置し、都心からはおよそ60分、成田空港、千葉からは約20分の場所にありながら、市北部に接する印旛沼周辺の豊かな自然にも恵まれています。
古くから北総の拠点として栄え、江戸時代には徳川幕府の有力大名が佐倉城主を代々務めました。現在、佐倉城跡は千葉県で唯一「日本100名城」に選ばれているほか、成田市・香取市・銚子市とともに「北総四都市江戸紀行～江戸を感じる北総の町並み」として日本遺産にも認定され、佐倉市はいわば「世界から一番近いサムライのまち」と言えるでしょう。
佐倉城跡では桜、花菖蒲や紅葉が、本格的オランダ風車が建つ佐倉ふるさと広場ではチューリップ、ヒマワリ、コスモスが咲き誇ります。そのほか佐倉市民花火大会や佐倉の秋祭りなど、四季折々のイベントが目白押しです。また、国立歴史民俗博物館をはじめ、美術館、音楽ホールなど、文化施設も充実しています。
〈佐倉市ホームページ〉http://www.city.sakura.lg.jp/

■国立歴史民俗博物館について
｢歴博｣の愛称で親しまれている国立歴史民俗博物館は、日本の歴史と文化を語る貴重な文化財や重要な歴史・民俗資料等約２７万点を収蔵し展示する博物館です。実物資料はもちろん、精密な複製品や大型の復元模型なども用いて、先史・古代から現代に至るまでの日本の歴史と民俗世界を具体的かつ視覚的にわかりやすく展示しています。
また、「大学共同利用機関」として、大学など全国の研究者と一緒に研究を行い、その成果を発信しているのが特色です。
〈歴博ホームページ〉https://www.rekihaku.ac.jp/