〜地域×こども食堂のデータで課題解決チャレンジ!〜全国横断シリーズ第2弾「こども食堂オープンデータ アイデアソン&ハッカソンーUDC2024ー」開催!
◆開催日:2024年12月21日(土)・12月22日(日)の2日間 ◆場所:埼玉県さいたま市
こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会の実現を目指して活動する「認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ(以下、むすびえ)」(事業所:東京都渋谷区、理事長:湯浅誠)は、こども食堂の所在地等のオープンデータ※1の有効活用を探るため、地域住民がアイデアを出し合うイベント全国横断シリーズ第2弾※2「こども食堂オープンデータ アイデアソン※3&ハッカソン※4」を開催します。
むすびえは2022年度より、こども食堂の所在地や開催日時、利用料金等のデータを広く共有するデータフォーマットを作成し、自治体向けに活用の促進に取り組んでいます。
今回は、全国の自治体で最も早くこども食堂のオープンデータをウェブ上で公開した埼玉県にて、2024年12月21日(土)・12月22日(日)の2日間にわたり、地域住民や地元企業、IT企業が一緒にアイデアを出し合います。
■こども食堂の情報✕ITで地域課題解決へ!オープンデータを掛け合わせて広がるアイデア!
むすびえでは、こども食堂のオープンデータ化後の活用の機運を高めるため、全国でさまざまな企画を実施いたします。
今回は「全国横断シリーズ」の第2弾として埼玉県で開催します。昨年、埼玉県において全国で初めて開催し、今回で2回目の開催※5となります。
今回のイベントでは、こども食堂のオープンデータはもちろん、様々なオープンデータと掛け合わせることで、子どもに関する課題への更なるアプローチを推進するプログラムとなっています。
地域住民とITの知見を持ったエンジニアの方々が協働することで、地域密着型の新しいITサービスや地域課題の解決ツールをつくるヒントを見つけ、形にしていくことを目指します。さらに、こども食堂を応援したい企業、団体、個人等によるこども食堂情報の利活用を促すことで、全国各地でこども食堂の活動に参加したり応援したりする動きが加速することが期待できます。
※1「オープンデータ」とは: 行政機関が保有するデータを国民誰もがインターネット等を通じて容易に利用できるよう、公開されたデータのこと
※2 第1弾は鳥取市にて11月20日にワークショップを開催予定。
※3「アイデアソン」とは: 「Idea」と「Marathon」を合わせた造語で、テーマを定めた上でアイデアを出し合い、それをまとめて形にしていくワークショップのこと
※4「ハッカソン」とは: 「Hack」と「Marathon」を掛け合わせた造語で、決められた期間内でアプリケーションやサービスを開発し、その成果を競い合うワークショップのこと
※5 昨年度開催したイベントの様子はこちら:https://musubie.org/news/7509/
【実施概要】
◆ イベント名:
全国横断シリーズ第2弾@埼玉県「こども食堂オープンデータ アイデアソン&ハッカソンーUDC2024ー」
◆ 日時:
①【事前勉強会】11月22日(金) 18:30〜会場:オンライン会議(Zoom)
②【1日目:アイデアソン】12月21日(土)10:00〜16:30
※終了後、希望者のみ別会場にて更なるブラッシュアップに挑めます。
③【2日目:ハッカソン】12月22日(日)9:00〜16:30
◆ 場所:
埼玉県さいたま市「エムズスクエア」
(埼玉県さいたま市大宮区桜木町1丁目10-8 武蔵野銀行本店2階 大宮駅より徒歩5分)
◆ アクセシビリティ
全てのセッションプログラムにて、字幕の提供を行います。その他、特別な配慮が必要な方はお申し出ください。字幕作成には「UDトーク」を活用させていただいております。
◆ 定員:50名
◆ 対象:
-
埼玉県在住の方どなたでも ※学生さんも歓迎
-
ITを使ったサービスの企画・開発経験をお持ちの方
-
県外にお住まいであっても自治体のオープンデータ活用にご興味がある方
-
こども食堂運営者など、こども食堂の課題解決に関心をお持ちの方
◆ 申込方法
下記の参加申込フォームよりお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdK_dpZBOGYy5k9qJAJxeaAUBi9_tqd-pBaNcxyKB2EmnZ3-Q/viewform
◆ 開催内容
①事前学習会(オンライン)
□11/22(金)18:30〜19:30
※参加必須(参加が難しい場合は後日録画視聴をお送りします。)
・オープンデータのこと、こども食堂のこと、地域の課題などを事前に学び、「アイデアソン&ハッカソン」に備えます。
・参加者同士の事前交流の機会としても位置付けています。
②当日
アイデアソン
□12/21(土)10:00~16:30
・エンジニアではない方も開発に挑戦できるように、簡単なハンズオン学習を実施。
・集まったメンバーで自由にチームを組んでテーマを決定。
・こども食堂運営で困っていることややりたいこと、こんなのがあったら楽しいなという ようなことを話し合い、「あったらいいな」の具体的なアイデアを検討。
・出し合ったアイデアを評価し、その中でも面白いものや実現可能なものを決定。
開始 |
終了 |
時間 |
内容 |
---|---|---|---|
9:30 |
10:00 |
開場・受付 |
|
10:00 |
10:10 |
10m |
<ご挨拶> 埼玉県庁、むすびえ |
10:10 |
11:30 |
80m 各40m |
<ハンズオン> 講師:平野 氏(LINE)、森田 氏(Tableau) |
11:30 |
11:40 |
休憩 |
|
11:40 |
12:00 |
20m |
<技術紹介> 登壇者:松山 氏(PLATEAU) |
12:00 |
13:00 |
60m |
昼休憩 |
13:00 |
14:10 |
70m |
<アイデアソン①> チームビルディング ◆ファシリテーター: 福島 健一郎 氏(アイパブリッシング) ◆メンター: 平野 氏(LINE)、渡辺 氏(サイボウズ)、 森田 氏(Tableau)、松山氏(プラトー) |
14:10 |
15:55 |
105m |
<アイデアソン②>作戦会議 (適宜、休憩時間を設ける) |
15:55 |
16:25 |
30m |
<講評>各チームのアイデアへの講評 東海林 氏 平野 氏、渡辺 氏、森田 氏 |
16:25 |
16:30 |
5m |
クロージング |
ハッカソン
□12/22(日)9:00~16:30
・選んだアイデアを具体化するために、プログラミングやデザインなどのスキルを使いながら、プロトタイプを作成。
・作成したプロトタイプについて他のチームに向けて説明やデモを実施。
・最後に審査員から講評。
開始 |
終了 |
時間 |
内容 |
---|---|---|---|
8:45 |
開場・受付 |
||
9:00 |
14:50 |
350m |
オープニング アイデア詳細化、プロトタイピング ◆メンター: 平野 氏(LINE) 渡辺 氏(サイボウズ) 森田 氏(Tableau) |
14:50 |
15:40 |
50m |
成果発表(8チーム想定、各5分) |
15:40 |
16:00 |
20m |
審査 |
16:00 |
16:20 |
20m |
講評 審査員(+福島 氏) |
16:20 |
16:30 |
10m |
クロージング |
◆ 賞
最優秀賞の方には開発奨励金をお渡しします。
※参加者のうち、こども食堂運営者の方限定で、ご希望の方には全員にリユースPCを配布いたします。
【参考】
どんな人が参加するの?
社会課題の解決には多くの人の協力が必要です!
エンジニアなどのプログラミングやITに詳しい方、そうでない方も大歓迎!
こども食堂のデータを使ってあんなことがしたい、こんなことができるんじゃないかな、というアイデアがある人なら、コンピュータやプログラミングに詳しくなくても大丈夫です。
ITには強くない、あるいはこども食堂について詳しく知らないので少し不安だなと思う方のために、事前学習会を実施しますのでご安心ください。
◆ 開催体制
主催:認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
企画・運営協力:アイパブリッシング株式会社
共催:アーバンデータチャレンジ2024埼玉拠点
協賛:UDトーク、日本システムケア株式会社
協力:株式会社武蔵野銀行、埼玉県子ども食堂ネットワーク、サイボウズ株式会社、VIZZIES (オープンデータスゴイ)、 シビックテックさいたま、LINEヤフー株式会社
後援:埼玉県、さいたま市
【こども食堂とは】
地域食堂、みんなの家などという名称にかかわらず、子どもが一人でも安心して来られる無料または低額の食堂。各地で自発的に運営され、多くは子どもを中心に幅広い世代の人たちが食を通じて交流する「みんなの居場所」となっています。地域のにぎわいづくりや高齢者の生きがいづくり、孤独孤立や貧困などの課題の改善にも寄与しています。制度の裏付けはありませんが、箇所数は9,132(2024年2月現在)あることが明らかになっています(参考:全国の小学校は約2万校、中学校は約1万校、児童館は4,000箇所)。
【認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ】
代表者 : 理事長 湯浅 誠(社会活動家・東京大学特任教授)
設立:2018年12月(2021年5月認定NPO法人取得、10月グッドガバナンス認証取得)
むすびえは、「こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくる。」をビジョンに掲げ、こども食堂が全国のどこにでもあり、みんなが安心して行ける場所となるよう環境を整え、こども食堂を通じて、多くの人たちが未来をつくる社会活動に参加できるように活動しています。具体的には、各地域でこども食堂を支える地域ネットワーク団体を支援すること、何か社会に貢献したいと考えている企業・団体とつながりこども食堂へ支援を届けること、こども食堂が社会の「あたりまえ」となり、より多くの子どもたちがアクセスできるようになるために必要な調査・研究と啓発を行っています。2023年度は、のべ1,919団体に約5.2億円の助成を行った他、企業等からの物資等支援をのべ9,616団体へ仲介しました(売価計算で約3.8億円)。
<本イベントに関するお問い合わせ先>
インフラ化促進プロジェクト担当 薬師寺
od@musubie.org
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