対話デザインプラットフォーム「KUZEN(クウゼン)」をENEOS根岸製油所が導入。社内問い合わせ自動対応を実現
~さらにRPAとの連携で社内申請業務の一部を自動化、申請作業時間を従来の7割削減~
導入の背景
ENEOS根岸製油所は、各種燃料油や潤滑油を製造するほか、電力会社(東京電力)に電力を供給するIPP事業を行う日本最大級の製油所です。根岸製油所では、情報システムの導入・運用・保守に係る業務を6名で担当していましたが、社員からの問い合わせに対応する業務の負荷が大きく、本来業務の進行に支障が出ていました。社員が問い合わせせずに自ら回答を得ることができるよう、社内ポータルサイトにFAQを掲載していましたが、回答に辿り着けない社員が多く、問い合わせ件数は減らない課題がありました。
導入後の成果
2020年12月にENEOS根岸製油所内のポータルサイトにKUZENを実装し、 情報システムの利用方法に関する問い合わせへの対応自動化を開始したところ、問い合わせに対応する人的負荷は開始前と比較して1/3程度まで減少しました。これにより、問い合わせ担当者はこれまで以上に本来業務に注力できるようになりました。
RPAとの連携で煩雑な申請作業を自動化
問い合わせ対応の自動化に続き、根岸製油所敷地内で使われる構内車両の修理依頼業務にKUZENとRPAが取り込まれた社内システムを連携し、社内の申請手続き自動化に取り組みました。
従来は、社内システム上のフォルダから検索してダウンロードした申請書に必要事項を記載して担当部署にメール等で依頼し、担当部署が社内システムを利用して申請する流れでした。これを、社内システム上にあるKUZENのチャットボットを起動し、申請書に記載が必要な項目をチャット上で入力するだけで、申請が完了する流れに変更しました。これにより、従来1件あたり10分程度かかる申請作業の時間が、2-3分程度に短縮されました。なお、この申請作業は毎月10-20件程度発生するため、毎月70分-160分の業務時間が短縮されることになりました。
今後も当社は、KUZENを通じてENEOS根岸製油所のさらなる業務自動化の支援に取り組んでまいります。
「KUZEN」サービス概要
サービス概要:AIチャットボットが作成できるプラットフォームの提供
機能:①ノーコードで直感的な操作できるUI ②独自のデータベースと連携 ③多言語対応
費用:月額99,800円~
URL:https://www.kuzen.io/
サービス申込の問い合わせ:sales-ml@conciergeu.com
各社会社概要
ENEOS株式会社 英文:ENEOS Corporation
設立:1888年5月10日
代表取締役社長:大田 勝幸
本社所在地:東京都千代田区大手町一丁目1番2号
事業内容:・石油製品(ガソリン・灯油・潤滑油等)の精製および販売
・ガス・石炭の輸入および販売
・石油化学製品等の製造および販売
・電気・水素の供給
URL:https://www.eneos.co.jp/
株式会社コンシェルジュ
設立: 2015年2月
代表取締役 CEO:太田匠吾
所在地: 東京都千代田区神田三崎町3-8-5 千代田JEBL 6F
事業内容: 対話デザインプラットフォーム「KUZEN」の開発・運用
URL:https://corp.conciergeu.com/
報道関係問い合わせ先:pr@conciergeu.com
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