デル・テクノロジーズ、刷新した「Dell EMC VxRail」を発表 これまで以上のパフォーマンスとストレージの柔軟性を実現

HCIシステムのリーダーが、最新の「Dell EMC PowerEdge」サーバーおよび「VxRail」HCIシステム ソフトウェアの機能強化をベースとする新しいシステムで、デプロイメントおよびライフサイクル管理(LCM)を簡素化
ニュースの概要
・最新の「Dell EMC PowerEdge」サーバーをベースとする「Dell EMC VxRail」システムが、これまで以上の高速パフォーマンスと大容量を提供
・「VMware HCI Mesh」をサポートする新しい「VxRailダイナミックノード」 ― ストレージとコンピューティングを別々に拡張することで、より優れたリソース管理を実現
・「VxRailダイナミックノード」と「VMware Cloud Foundation」が、「Dell EMC PowerStore」「Dell EMC PowerMax」「Dell EMC Unity XT」との統合を実現 ― より大きなデータ集中型ワークロードをサポート
・「VxRail」HCIシステム ソフトウェアの自動セルフ インストール ツールが、ユーザーによるデプロイメント・コントロールを提供

デル・テクノロジーズ株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:大塚 俊彦、以下、デル・テクノロジーズ、URL:https://www.delltechnologies.com/ja-jp/index.htm )は、先日リリースした「Dell EMC PowerEdge」(https://www.delltechnologies.com/ja-jp/servers/index.htm )サーバーをベースにパフォーマンスを強化したハイパーコンバージド インフラストラクチャー(HCI)、「Dell EMC VxRail」(https://www.delltechnologies.com/ja-jp/converged-infrastructure/vxrail/index.htm )を発表しました。また、HCIシステムのリーダーであるデル・テクノロジーズは(*1)、ソフトウェアの新しい強化機能およびダイナミックノードも発表しました。これらのダイナミックノードによって、お客様は、「VxRail」を使って既存のリソースをより効果的に活用するとともに、デル・テクノロジーズのストレージによって、高い要件が求められるワークロードをサポートすることが可能になります。

VMwareとの共同エンジニアリングによる唯一のHCIシステムである「VxRail」が提供する独自の自動化およびオーケストレーション機能によって、世界12,000以上のお客様がコア データセンター、クラウド、エッジのすべてを通じて、優れたビジネスの成果を促進しています。IDC社の調査から、「VxRail」導入企業は、5年間で452%のROIを実現しています。また、従来のIT環境に比べてIT部門の生産性を70%向上し、計画外のダウンタイムは92%減少させています(*2)。

ミッションクリティカルなワークロードに卓越したパフォーマンスを提供
新しい「VxRail」システムは、第3世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー(https://www.intel.com/content/www/us/en/products/details/processors/xeon.html )を搭載する最新の「PowerEdge」サーバーのテクノロジーを実装しています。前世代と比較して42%多くのコアにより、これまで以上に高速なパフォーマンスを提供します(*3)。また、オプションのインテル® Optane™ パーシステント・メモリー 200シリーズによって、前世代と比較して平均32%の通信速度アップを実現します(*4)。

一部の「VxRail」システムは、アップデートにより第3世代AMD EPYC™プロセッサー(https://www.amd.com/en/processors/epyc-7003-series )を実装し、プロセッサーあたり最大64コアの優れた柔軟性と拡張性を提供しながらパフォーマンス向上を実現し(*5)、幅広いワークロードとユースケースをサポートします。

絶え間なく進化している「VxRail」HCIシステム ソフトウェアは、次世代プラットフォームの導入時にも、簡素化した「VxRail」の展開と管理をサポートするシームレスな体験を提供します。その他の「VxRail」システムの機能強化は、以下のとおりです。

・「VxRail Vシリーズ」が、NVIDIA A40またはNVIDIA A100 TENSOR コア GPU オプションを提供。NVIDIA AI Enterprise ソフトウェアおよびNVMeキャッシング機能との統合により、優れたパフォーマンスと展開環境の簡素化を実現し、高い要件が求められるAI(人工知能)およびマシンラーニング(機械学習)アプリケーションをサポート
・「VxRail Pシリーズ」の容量が最大20%アップ ― VDIや動画のストリーミング、医療画像といった幅広いワークロードをサポート
・「VxRail Eシリーズ」のPCIeスロットが50%増加 ― ネットワーク カードやファイバーチャネル カードなど、さらに多くのリソースを追加可能

また、PCIe Gen 4を追加したインテルベースの「PowerEdge」システムが、より高速なアプリケーション レスポンスを実現し、2倍の帯域幅とPCIeレーンの33%増加により、データ処理が高速化されます(*6)。

Dell EMC VxRailダイナミックノード」をリリース
デル・テクノロジーズは、「VxRailダイナミックノード」をリリースしました。「VxRailダイナミックノード」はコンピューティング専用システムで、オペレーションの簡素化、ストレージ リソースの管理性の向上を実現します。また、より多くのワークロードをサポートするとともに、外部ストレージ オプションで「VxRail」環境を拡張することでコスト削減を実現します。お客様は、「VMware vSAN HCI Mesh」を通じて、複数のクラスター間で「VMware vSAN」のストレージ容量を共有することで、「VxRail」の運用モデルを外部ストレージに拡張できます。

ハイブリッド クラウド インフラストラクチャーのプラットフォームとして、「VMware Cloud Foundation on VxRail」をダイナミックノードで構成することにより、プライマリー ストレージとして「PowerStore」「PowerMax」「Unity XT」を使用できます。お客様は、ワークロードのニーズに合わせて、柔軟にコンピューティングとストレージを別々に拡張でき、「VxRail」の運用モデルおよびVMwareとの緊密な統合を拡張でき、VMware Virtual Volumesのサポートを含むVMwareとの緊密な統合を、デル・テクノロジーズの単一のサポート窓口で行うことができます。

VxRail」ソフトウェアがセルフ デプロイメントと最新のVMwareリリースをサポート
「VxRail」HCIシステム ソフトウェアは、新しいセルフサービス ツールにより、お客様がインストールをより自由にコントロールできるようになりました。お客様は任意のタイミングで、クラスターの検証、オーケストレーション、自動化を行うことができるので、エンタープライズ企業のリモート環境や分散環境に最適です。また、他のソフトウェア追加機能により、クラスター内のノードをダイナミックに再展開または再割当てすることで、ワークロード ニーズをより適切に満たすことができます。

さらに、ソフトウェアの機能強化によって、VMware NSX-T™ Data CenterやVMware TanzuといったVMwareアップデートを、1回のアップグレード サイクルで提供することにより、ライフサイクル管理(LCM)をより合理化できます。また、さらに容易な展開のため、LCMプロセスにNVIDIA AI EnterpriseおよびVMwareインストール バンドルを加えることで、LCMをさらに簡素化できます。お客様は、非常に柔軟なアップグレード オプションでメンテナンス ウィンドウへ対応できるとともに、強化されているコンプライアンス レポート機能によって、インフラストラクチャーを自動で検証できます。

価格と提供について
■価格:個別見積もり

■提供
・第3世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーを搭載した「VxRail」システムは、2021年7月に提供開始の予定です。
・第3世代AMD EPYC™プロセッサーを搭載した「VxRail」システムは、2021年6月中に提供開始の予定です。
・「VxRail」HCIシステム ソフトウェアのアップデートは、2021年7月に提供開始の予定です。
・「VxRailダイナミックノード」は、2021年8月に提供開始の予定です。
・「VxRail」のセルフ デプロイメント オプションは、2022年第1四半期に提供開始の予定です。

■製品写真:「Dell EMC VxRail」:
https://www.delltechnologies.com/content/dam/web-resources/cross-project/images/products/converged-infrastructure/dellemc-vxrail-pv-series-rf-1280x1280.jpg

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*1. IDC社「WW Quarterly Converged Systems Tracker, Q4 2020」2021年3月、ハイパーコンバージド システム売上シェア
*2. デル・テクノロジーズおよびIntel社の委託によるIDC社ビジネス バリュー ホワイトペーパー「The Business Value of Dell EMC VxRail and VMware Cloud Foundation on Dell EMC VxRail」2020年12月、文書番号US47005920
*3. 第15世代「PowerEdge」テクノロジー ベースの「VxRail」と第14世代「PowerEdge」テクノロジー ベースの「VxRail」を比較したデル・テクノロジーズの調査に基づく(2021年2月)。 実際の結果は変動する場合があります。
*4. 詳細は https://edc.intel.com/content/www/us/en/products/performance/benchmarks/200-series/ を参照。結果は変動する場合があります。
*5. AMD社内テストに基づく(02/1/2021)、AMD EPYC™ 72F3 (8C/8T, 3.7GHz) とAMD EPYC™ 7F32 (8C/8T, 3.7GHz)を比較した際のISO周波数における平均のパフォーマンス向上率(コアあたり、シングルスレッド。SPECrate®2017_int_base、SPECrate®2017_fp_base、典型的なサーバー ワークロードを含む一連の指定したワークロードを使用)。SPEC®およびSPECrate®はStandard Performance Evaluation Corporationの登録商標です。詳細はspec.org をご覧ください。
*6. 第15世代「PowerEdge」テクノロジー ベースの「VxRail」と第14世代「PowerEdge」テクノロジー ベースの「VxRail」を比較したデル・テクノロジーズの調査に基づく(2021年2月)。実際の結果は変動する場合があります。

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デル・テクノロジーズについて
デル・テクノロジーズ(NYSE:DELL)は、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活の仕方を変革することを支援します。同社は、データ時代に向けて、業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。

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会社概要

URL
https://www.dell.com/ja-jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町一丁目2番1号 Otemachi Oneタワー 17階
電話番号
-
代表者名
大塚俊彦
上場
未上場
資本金
3億円
設立
1989年06月