子どもと子育て世帯が地域と密につながり、みんなで子どもの成長を見守る居場所“大野城市初” の「子ども第三の居場所」『ほっぷ』がオープン!落成式・開所式を実施!
子ども第三の居場所「ほっぷ」は、子どもたちが様々な人々と出会い、地域とつながり、見守られながら成長できる居場所にしたいという想いのもと日本財団の助成を受け、「子ども第三の居場所」の新たな拠点として開設いたします。日常的な放課後の居場所の提供のほか、相撲部屋に隣接している立地、施設内に柔道用の畳を設けているため、体を動かす機会のない子どもたちに運動教室などのイベントを通じて、子どもたちが大人と繋がれる居場所、家庭環境に縛られず体験活動ができる居場所を目指します。また、保護者にとっても子育ての不安や悩みを相談できる居場所として運営していきます。
なお、本拠点の運営団体である社会福祉法人 豊生会は、地域で包括支援センターを運営しており、母子生活支援施設、妊産婦を含む若年女性支援、地域の子育て世帯支援などを行って参りました。その経験・ノウハウをいかし、「子どもと地域」「子育て世帯と地域」をつなぐハブとして、地域子育てコミュニティづくりに今後も取り組んで参ります。
式典では、理事長の武内が「地域の子どもたちが、健やかに夢や未来の自分を見つけることを目標とする居場所にしたい」と挨拶をし、福岡県知事 服部 誠太郎様、大野城市市長 井本 宗司様など日頃からご支援いただいている関係者の皆様から祝辞を賜りました。また、開所イベントでは、柔道日本代表監督の鈴木桂治氏による「運動教室」を実施し、子ども中心の温かい雰囲気の式となりました。
今後は、常勤職員2名、非常勤1名、ボランティア数名で運営し、平日の月~金曜日(14:00~20:00)、に開所します。
施設概要
施設名:ほっぷ
所在地:福岡県大野城市大城4丁目20番28号
定員:20名 小学生、中学生、高校生
開所日時:月~金(14:00~20:00)
スタッフ:常勤職員2名、非常勤1名、ボランティア数名(筑紫女学園大学の学生など)
※常勤職員の2名は、教員免許、保育士と幼稚園教諭免許あり
運営主体:社会福祉法人 豊生会
2022年4月に団体設立。本法人は、「こどもと女性包括支援センター halu(はる)」を基盤として、母子生活支援施設をはじめ、福岡県特定妊婦等母子支援業務、子育て短期支援事業、若年女性支援事業等、困難な課題を抱える子どもと女性への総合支援を行っており、子どもと子育て家庭を地域で見守り育てるために地域の中の社会福祉法人にできることとして、地域と子どもがつながる場、孤立しがちな家庭が地域とつながる場、地域の交流拠点としての可能性を拡げる活動を行っております。
「子ども第三の居場所」とは
「子ども第三の居場所」はすべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々のおかれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。現在全国に236ヶ所設置されています。(2024年9月末時点)
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place
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