資生堂、国際化粧品技術者会(IFSCC)で世界最多、通算18回目の「最優秀賞」を受賞 ~口頭発表、ポスター発表の両部門で最優秀賞を独占~
化粧品や肌などに関する世界最高の研究成果が選ばれる、国際化粧品技術者会の〝IFSCC※1 Conference 2013〟が2013年10月30日(水)~11月1日(金)にブラジル・リオデジャネイロで開催され、資生堂は口頭発表とポスター発表の両部門における「最優秀賞」を独占受賞しました。今大会には、世界22カ国※2から228のテーマ(口頭発表26、ポスター発表202)の発表がありました。
資生堂は、今回の受賞でIFSCCの最優秀賞が通算18回目となり、世界の化粧品メーカーのなかで他社の追随を許さない最多の受賞回数となりました。IFSCCでの研究発表は、化粧品研究に携わる世界各国の第一人者によって、その研究内容と結果が評価されています。研究の先進性だけでなく、効果やメカニズムなど研究内容の確かさと、その後の化粧品開発の発展に広く役立つことなど、多面的な評価によって最優秀賞が選出されています。
※1 IFSCC:The International Federation of Societies of Cosmetic Chemists(国際化粧品技術者会)
※2 IFSCC公式WEBサイト(2013年9月時点)より
《口頭発表「最優秀賞」受賞テーマの概要》
【受賞テーマ名】 高感度近赤外カメラシステムによる顔の水分分布可視化と化粧品効果の評価
【受賞者】 資生堂リサーチセンター 江川麻里子(えがわ まりこ)副主任研究員(化粧品開発センター)
【受賞テーマの概要】
http://group.shiseido.co.jp/releimg/2213-j.pdf?rt_pr=tr084
《ポスター発表「最優秀賞」受賞テーマの概要》
【受賞テーマ名】 老人性色素斑皮膚における基底膜ヘパラン硫酸の役割
【受賞者】 資生堂リサーチセンター 入山俊介(いりやま しゅんすけ)研究員(化粧品基盤研究センター)
【受賞テーマの概要】
http://group.shiseido.co.jp/releimg/2213-j.pdf?rt_pr=tr084
【国際化粧品技術者会(IFSCC)と資生堂】
国際化粧品技術者会(IFSCC)は、化粧品技術発展のための国際的な情報の共有化を目的として、1959年に8カ国の化粧品技術者会によって結成され、現在では47カ国、約15,000名の会員を擁する組織となっています。2年に1回、偶数年に開催される「IFSCC Congress」には、200報近い研究発表と1,000名を超える参加者があり、名実ともに化粧品や肌などに関する世界で最も権威のある研究発表の場となっています。さらに、若手研究者の教育や発展途上の加盟国の啓発を目的に奇数年に開催される「IFSCC Conference」においても、2003年から最も優れた研究発表1編を最優秀賞として表彰しています。
資生堂は、これまでCongressとConferenceにおいて通算18回の最優秀賞を受賞しており、国内外の化粧品メーカーとして最多です※3。
このことは、資生堂の研究開発が世界の化粧品業界をリードするとともに、他社には真似のできない安心・安全、高品質な商品を創出してきた技術の積み重ねが高く評価されてきた結果と言えます。
※3 資生堂が受賞した最優秀賞の一覧
http://group.shiseido.co.jp/releimg/2213-j.pdf?rt_pr=tr084
▼詳細・リリース
http://group.shiseido.co.jp/releimg/2213-j.pdf?rt_pr=tr084
▼資生堂企業情報サイト 受賞研究一覧
http://group.shiseido.co.jp/rd/research/prize/?rt_pr=tr084
▼資生堂企業情報サイト
http://group.shiseido.co.jp/index.html?rt_pr=tr084