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NVIDIA、世界初のレイ トレーシングGPU Quadro RTXを発表

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新しい Turingベースの設計が、デスクトップならびにデータセンターで何百万人ものデザイナーやアーティストのワークフローに大変革をもたらす

バンクーバー(ブリティッシュ コロンビア)—SIGGRAPH(シーグラフ)—2018年8月13日—NVIDIAは、本日、初の Turing™(チューリング)アーキテクチャ ベースのGPUを発表しました。本製品は、リアルタイムでフォトリアリスティックなシーンをレンダリングし、新しいAIベースの機能をワークフローに追加、また複雑なモデルやシーンに流動的なインタラクティビティを可能にすることで、5,000万人ものデザイナーやアーティストたちの作業を革命的に進化させます。

NVIDIAの創業者/CEO のJensen Huang(ジェンスン フアン) は、SIGGRAPH Conference 2018で、NVIDIA® Quadro® RTX™ 8000、Quadro RTX 6000、および Quadro RTX 5000 を発表しました。これらの製品は、ハードウェア アクセラレーションされたレイ トレーシング、AI、先進的なシェーディング(陰影処理)とシミュレーションを、デザイナーやアーティストなどクリエイティブ業界に従事するプロフェッショナルの皆様に提供します。また同時発表されたQuadro RTX Serverは、高度な設定が可能で、データセンターからのオンデマンド レンダリングとバーチャル ワークステーション ソリューションを提供する、レファレンス アーキテクチャです。

NVIDIAのプロフェッショナル ビジュアライゼーション事業のバイス プレジデントであるBob Pette (ボブ ペティ) は、次のように述べています。「Quadro RTXは、グローバルなコンピュータ グラフィックス産業において、新時代の幕開けを飾る存在です。ユーザーは、少なくとも今後数年の間に利用できるだろうと誰も予測をしていなかった、パワフルなパフォーマンスを楽しむことができます。デザイナーやアーティストは、レイ トレーシングによるフォトリアルなディテールで複雑なデザインやビジュアル エフェクトに、リアルタイムにインタラクトできます。映画スタジオや制作会社では、レンダリング ワークロードのスループットを増やすことが実現可能となり、結果として大幅な時間やコストの削減を実現できます」

Quadro RTX Professional GPU - Quadro RTX プロフェッショナル GPU
Quadro RTX GPUは、映画や動画コンテンツの制作、自動車や建築の設計、科学分野でのビジュアライゼーションといった現場で使用されるような、最も要求水準の高いビジュアルのコンピューティング ワークロード向けに設計されています。Quadro RTX GPUは、次のような画期的な技術により、前世代を遥かに上回る性能を擁しています:

- 新しい RTコアにより、オブジェクトや環境の、物理的に正確なシャドウ(影)、リフレクション(反射)、リフラクション(屈折) およびグローバル イルミネーションをともなった、リアルタイムなレイ トレーシングが可能です。
- Turing Tensorコアにより、AIで強化されたレンダリングや製品、サービスの性能向上に必須である、ディープ ニューラル ネットワークの学習(トレーニング)と推論(インファレンス)を加速させます。
- 最大4,608のCUDA®コアを搭載した、新しい Turing Streaming Multiprocessor アーキテクチャにより、1秒当たり16兆回の整数演算と並行して最大で16兆回の浮動小数点演算が可能となり、実世界の物理の複雑なシミュレーションを加速させます。
- 先進的な、プログラマブル シェーディング技術により、複雑なビジュアル エフェクトやグラフィックス インテンシブなワークロードのパフォーマンスを向上しています。
- 超高速な Samsung 16Gb GDDR6メモリを初めて実装し、より複雑なデザイン、巨大な建築のデータセット、8K動画コンテンツなどの処理をサポートしています。
- NVIDIA NVLink により、2つのGPUを超高速リンクで結びつけることで、メモリ容量を最大96 GB まで拡張し、データ転送速度を最大100GB/sまでのパフォーマンスを実現しています。
- USB Type-C™および VirtualLink™(1)(次世代VRヘッドセットに必要な電源、ディスプレイ、帯域幅を、シングル USB-C™ コネクタを介して供給するために開発された新しい業界標準)に対するハードウェア サポート。
- Variable Rate Shading (バリアブル レート シェーディング)、Multi-View Rendering (マルチビュー レンダリング)、VRWorks Audio を含む新しく先進的なテクノロジが、VR アプリケーションのパフォーマンスを向上させます。

 新しいGPUの主な特長:


Quadro RTX Server
Quadro RTX Server は、データセンターのオンデマンド レンダリングの新しい基準を定義し、バッチ式およびインタラクティブなレンダリング用のオンデマンド レンダーノードを簡単に設定できます。

Quadro RTX Serverにより、 Quadro RTX GPUに新しいQuadro Infinity ソフトウェア(2019年第1四半期にリリース)を実装させることができ、クリエイティブなプロフェッショナルの要求に応えるパワフルで柔軟なアーキテクチャを提供します。Quadro Infinity は、複数のユーザーがバーチャル ワークステーションを介して単一のGPUにアクセスすることを可能にし、データセンターの集積度を劇的に増加させます。エンドユーザは、必要に応じてレンダー ノードとワークステーションを簡単にプロビジョニングすることもできます。

 Quadro RTX Serverには、業界をリードするコンテンツ制作とレンダリングのソフトウェアがプリインストールされており、小規模な設置から大規模のデータセンターまで拡張が可能な、パワフルでデプロイが容易なレンダリング ソリューションを、CPU のみのレンダー ファームの4分の1のコストで提供します。

Quadro RTXに対する業界からのサポート
世界で最も広く普及しているデザインやクリエイティブのアプリケーション メーカーは、Quadro RTXのパワーを顧客に提供するために NVIDIAと緊密に連携しています。

開発者は、Quadro RTXの機能に、新しい NVIDIA RTXを通してアクセスできます。NVIDIA RTX™ は、レイ トレーシング、AI、ラスタライゼーションおよびシミュレーション向けのAPI、に加えて NVIDIA MDL マテリアルと Pixar USD を使ったアセット 変換のサポートを含む、クリエイティブプロセスを変革するグラフィックス プラットフォームです。RTXは、当初から5000万人以上のユーザーが利用する 30の ISV アプリケーションにサポートされ、  クリエイティブ アプリケーションやツールを介して、さまざまな業界のプロフェッショナルが容易にアクセスできます。

「AI とリアルタイム レイ トレーシングは、 デザイナーやアーティストの仕事のしかたを変えていきます。Autodesk(オートデスク) と NVIDIA は、これらの進歩を市場に提供するために協力しており、Quadro RTXが今後、弊社のお客様に提供していく新しいツールや性能を非常に楽しみにしております」とAutodesk(オートデスク)デザイン &クリエーション製品群担当副社長、Amy Bunszel(エイミー バンゼル)氏は話しています。

主要なワークステーションやシステムの提供企業も、新しいTuring ベースの Quadro RTX GPUに対して、サポートを表明しています:
「Dell Precisionワークステーションは、クリエイター、エンジニア、データ サイエンティスト向けに最新テクノロジを提供し、これまで不可能だと思われていたワークフローを実現するよう努めています。弊社では、NVIDIA Quadro RTX 6000 および 5000 GPUをDell Precision タワー ワークステーションでサポートし、物理ベース レンダリングやTensor コアによるリアルタイム インテリジェンスを活用し、よりイマーシブなワークフロー、推論(インファレンス)、学習(トレーニング)、ハイパーリアリスティックなビジュアライゼーションを可能にしていきます。弊社では今後の何か月間で、Dell Precision 5820、7820および 7920ワークステーションで、これらのオプションを提供してまいります」
     ― Dell(デル) コマーシャル スペシャルティー プロダクト バイスプレジデント&ジェネラル マネージャー、Rahul Tikoo (ラウール ティクー)氏

「弊社では、データセンターでのレンダリングのための、Turingベース Quadro RTX GPUの高性能グラフィックス アーキテクチャを使用して、お客様が新たなクリエイティブな体験を得るための卓越した性能を実現しています」,”
     ― Hewlett Packard Enterprise (ヒューレット パッカード エンタープライズ) HPC & AIソリューションセグメント バイス プレジデント&ジェネラル マネージャー、Bill Mannel(ビル マネル)氏

 「弊社のテクノロジ PoC において、世界で最もパワフルなデスクトップ ワークステーションであるHP Z8 Workstation と組み合わせたTuringベース Quadro RTX GPUは、このソリューションが新しいレベルの性能を実現できることが実証されました。 AIベースの機能によって、クリエイターや開発者は、現時点で不可能な方法で、クリエーションのシミュレーションやインタラクションを行うことができます」

   ― HP Inc.  HP Z Workstation担当バイス プレジデント&ジェネラル マネージャー、Xavier Garcia(ザビエル ガルシア)氏

 「Turingは、グラフィックス産業の向かう方向を転換させようとしています。Turingベースの Quadro RTX GPUの卓越したAIとリアルタイム レイ トレーシングの性能は、 LenovoのThinkStation P920 あるいは P720のパワーと組み合わさったとき、弊社のお客様がいまだかつて体験したことのない速度にクリエイティブ プロセスを進化させるでしょう」
―  Lenovo(レノボ)  Lenovoワークステーション & クライアント AI グルーブ ジェネラル マネージャー、 Rob Herman(ロブ ハーマン)氏

 「Lenovo ThinkSystemサーバーの一部のモデルで、NVIDIA Turingベースの Quadro RTX GPUをサポートすることは、最先端のデータセンターの実装でレンダリングを拡張する必要があるユーザーに、RTXテクノロジの進歩をもたらします。RTX は、従来のレンダー ファームのデプロイよりも桁違いに速いレンダリングを提供し、メディア&エンターテインメントのプロフェッショナルたちのマインドを解き放ちます」
― Lenovo Data Center Group(Lenovo データセンター グループ)  HPC & AI エグゼクティブ ディレクター、Scott Tease(スコット ティーズ)氏

価格
Quadro RTX 8000 メモリ48GB: $10,000推定小売価格
Quadro RTX 6000 メモリ 24GB:  $6,300推定小売価格
Quadro RTX 5000 メモリ 16GB:  $2,300推定小売価格

発売予定
Quadro RTX GPUは、nvidia.comにて第4四半期から発売開始されます。出荷日につきましては、世界中の主なOEM ワークステーション製造会社(Dell EMC、 HPE、 HPI、 Lenovo等)、ならびにシステムビルダー、正式販売パートナー(北米・欧州ではPNY Technologies 、 日本ではエルザ ジャパン/菱洋エレクトロ、 アジア太平洋地域ではLeadtekおよび Ingram 等)におたずねください。

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NVIDIAについて
1999年におけるNVIDIA (NASDAQ表示: NVDA)によるGPUの発明は、PC ゲーミング市場の成長に爆発的な拍車をかけ、現代のコンピュータ グラフィックスを再定義し、並列コンピューティングに革命的変化を起こしました。最近では、GPU ディープラーニングが最新の AI (次世代コンピューティング) に火をつけ、世界を知覚し理解することができるコンピュータ、ロボット、自律走行車の脳として GPU は機能しています。詳細は、こちらのリンクからwww.nvidia.co.jp/

将来の VirtualLink 規格の制定に備え、Turing GPU では、「VirtualLink Advance Overview」もとづいたハードウェア サポートが導入されています。VirtualLink についての詳しい情報は、以下のウェブサイトをご覧ください。www.virtuallink.org

 

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会社概要

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URL
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業種
製造業
本社所在地
東京都港区赤坂2-11-7 ATT New Tower13F
電話番号
-
代表者名
大崎 真孝
上場
未上場
資本金
-
設立
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