北海道・大雪山に棲まう幻の小さなハンター「エゾオコジョ」。その知られざる生態に迫る写真絵本、好評発売中!

ちくわのような愛らしい姿をしていますが、れっきとした肉食動物

株式会社 文一総合出版

自然科学系の図鑑・専門書等を発行する株式会社文一総合出版(本社:東京都千代田区、代表:斉藤 博)は、写真絵本「命のつながり」シリーズ第11弾『北国の小さなハンター エゾオコジョ』を10月9日(金)に刊行いたしました。

この本について

北海道・大雪山に10年以上通い続けた著者が追い続けた、小さなハンター「エゾオコジョ」。体長わずか22cm、ちくわのような愛らしい姿ながら、鋭い牙とバネのような体を持つ、れっきとした肉食動物です。本書は、子育てや狩りの様子、夏毛から白い冬毛へと変わる姿、長年の観察によって捉えられた野生動物としてのたくましさなど、四季を通じたエゾオコジョの暮らしを貴重な写真とあたたかな語り口で紹介する写真絵本。巻末には、体の特徴や生息地、鳴き声、食生活、天敵など、エゾオコジョへの理解が深まるQ&Aも収録しています。

▼ 文一総合出版サイト|写真絵本『北国の小さなハンター エゾオコジョ』

https://www.bun-ichi.co.jp/tabid/57/pdid/978-4-8299-9029-2/Default.aspx

この本の特長

10年以上の観察から生まれた、貴重な写真絵本

動物写真家の著者が北海道・大雪山に通い続け、四季を通じて撮影したエゾオコジョの姿を紹介。長年の観察だからこそ捉えられた、野生動物の貴重な生態に迫ります。

愛らしい姿と、肉食動物としての力強さ

体長わずか22cmの、ちくわのような見た目のエゾオコジョ。しかし、その小さな体には鋭い牙と俊敏な動きを備えた、ハンターの一面が隠されています。

子育てから狩りまで、知られざる生態を紹介

「かわいい」で終わらせず、肉食動物としての厳しい生存の姿もていねいに描いており、「命のつながり」について考えるきっかけになります。

夏と冬で姿が変わる、季節への適応

夏毛から白い冬毛へと衣替えするエゾオコジョ。季節とともに姿を変えながら、厳しい自然の中で生き抜く姿を、著者自身の観察に基づくストーリーで描きます。

エゾオコジョを解説するQ&Aも収録

巻末には、物語の中だけでは語りきれなかったエゾオコジョの体の特徴や生息地、鳴き声、食生活、天敵、同じイタチ科の仲間などをQ&A形式で解説。これを読めば、さらにエゾオコジョの知識を深められます。

自然科学の学習や探究学習にも活用できる

実際の観察に基づく写真と記録は、生態系や食物連鎖、保護色などを学ぶ教材としても活用できます。また、北海道・大雪山という実在の自然環境を舞台にしているため、北海道の自然や地域の環境について学ぶきっかけにもなります。

著者あとがき

写真を撮り始めて、今年で20年が経ちました。

この「命のつながりシリーズ」でぼくが担当した本は『山の園芸屋さん エゾシマリス』『鳴き声できずなを結ぶ エゾナキウサギ』に続き3作目ですが、今回の主人公、エゾオコジョは、今まで撮影してきた動物の中でも、最も難しい被写体でした。

まず、高山に住んでいるため、重たい機材を背負って登山をしなければなりません。そして、フンや足あとなどをたよりに生息地(テリトリー)を見極め、その場所でひたすら待つしか、出会う術がありません。気が遠くなるほど待った末にようやく現れても5秒でいなくなると、がっかりです。数日待った末に、一度もシャッターを切らないこともたくさんありました。

冬毛のエゾオコジョに出会うまでには、10年かかりました。真っ白いその姿を初めて見たとき、ぼくは岩の上でひとり号泣しました。そんな苦労の日々でも、エゾシマリスやエゾナキウサギなどが現れて、なぐさめてくれました。この子たちがいなければ、ぼくの心はとっくに折れていたでしょう。

それでも撮影を続けている理由は、神出鬼没なエゾオコジョが、とても魅力的な生き物で、その生態をもっと深く知りたいと感じたからです。細長い体でバネのようにはね回り、岩のすきまを目にも止まらぬ速さでスルスルと移動します。どうもうなハンターなのに、顔はすごくめんこい(北海道弁で、かわいい)。「ギャップもえ」です。

登山者の間では、「森の妖精」や「山の神様の使い」と言われる、あこがれの存在なのです。

なかなか目にすることができないゆえに、一年をどのようにして暮らしているのか、研究も記録も少ないのが現状です。そんなエゾオコジョを何年かかってでも本にしたいという目標を持って撮影を続けてきました。

何かをやろうとするとき、簡単なほうではなく難しいほうを選べば、それは「挑戦」になります。挑戦は、成功しても失敗しても自分にプラスになると思います。

ぼくは、これからも挑戦を続けていきます。

著者について

佐藤 圭(さとう・けい)

1979年、北海道留萌市生まれ。動物写真家/SLASH写真事務所代表。北海道の自然風景と、野生動物の撮影を続け、企業、自然雑誌、ウェブマガジンなどへ写真を提供、執筆活動も行っている。特にエゾシマリス、エゾナキウサギの撮影に力を入れ、15年以上、北海道の大雪山に登り生態を記録している。アルパインブランドMILLET Ambassador、OMPS(OM SYSTEM PRO SERVICE)会員。おもな著書に、『山の園芸屋さん エゾシマリス』『鳴き声できずなを結ぶ エゾナキウサギ』(ともに文一総合出版)、『佐藤圭写真集 秘密の絶景 in 北海道』(講談社)、『北の国に生きる、美しい野生動物12カ月』(エクスナレッジ)がある。

WEBサイト https://keisato-wildlife.com/

X(旧Twitter) https://x.com/slashslashphoto

Instagram https://www.instagram.com/slashslash_photography/

書籍概要

帯付きカバー表紙

書名:命のつながり11『北国の小さなハンター エゾオコジョ』

写真・文:佐藤 圭

書店発売日:2026年10月9日(金)

定価:2,640円(本体2,400円+10%税)

ISBN:978-4-8299-9029-2

判型:B5判・上製

ページ数:48ページ

電子版:あり

発行所:文一総合出版(東京・千代田)

文一総合出版サイト:https://www.bun-ichi.co.jp/

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写真絵本「命のつながり」シリーズ

日本の山や海、森や川で暮らす野生生物の姿を通して、多様な環境やほかの生き物との関わりを学ぶことができる写真絵本。野生動物たちの生き様を、長期取材によって撮影された貴重な生態写真を多数、使って紹介。小学校3年生の道徳で学習する「命のつながり」を補足、発展させるための教材としても活用できます。B5判・上製本。本文はすべてふりがな付きなので、小学校低学年から大人まで、楽しく読んで学ぶことができます。既刊全11巻。

シリーズ受賞作品

命のつながり1『森と川、山と海 ヒグマの旅』

厚生労働省 社会保障審議会推薦 児童福祉文化財「令和3年度 児童福祉文化財 推薦作品」

命のつながり3『山の園芸屋さん エゾシマリス』

厚生労働省 社会保障審議会推薦 児童福祉文化財「令和3年度 児童福祉文化財 推薦作品」

命のつながり6『ふるさとの川をめざす サケの旅』

こども家庭庁ほか主催「令和7年度 児童福祉文化賞 推薦作品」

命のつながり7『いつも仲間といっしょ エナガのくらし』

産経新聞社主催 「第72回 産経児童出版文化賞 産経新聞社賞」受賞

命のつながり9『手から手へ、皮から革へ。牛革のランドセルができるまで』

こども家庭庁ほか主催「令和8年度 児童福祉文化賞 出版部門」受賞

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会社概要

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業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区九段南3-2-5 ハトヤ九段ビル 4F
電話番号
03-6261-4105
代表者名
斉藤 博
上場
未上場
資本金
-
設立
1959年01月