20・30代の独身男女が「お見合い結婚」より「アプリ婚」を選ぶ理由とは?

株式会社ネクストレベル


結婚相手との出会い方は「お見合い」「恋愛」「マッチングアプリ」と、時代の変化に伴って多様化してきています。現在独身の20~30代はそれぞれの出会い方について、どんな印象を持っているのでしょうか?

株式会社ネクストレベル(本社所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:田中大洋)が運営するマッチングアプリ大学(https://jsbs2012.jp/)では、「お見合い結婚」「恋愛結婚」「アプリ婚」へのイメージを、独身男女181名に調査しました。20代と30代、男性と女性で少しずつ異なる出会いの捉え方を、アンケート結果から解き明かします。

 

アンケート調査は、20~39歳の独身男女181人(20代86人、30代95人/男性87人、女性94人)に実施。5.5%が過去に婚姻の経験あり。結婚予定のパートナーがいる割合は7.7%。対象者のうち9割以上は婚姻歴がなく、現在結婚の予定がない独身男女です。

 

  • “お見合い結婚”に対しては、男性のほうがポジティブに捉える傾向


お見合い結婚は一昔前は多かったもの、最近ではあまりメジャーではない印象です。「お見合い」という言葉について、最近の独身男女はどんなイメージを持っているのでしょうか?

 上のグラフは、「お見合い結婚という言葉についてのイメージで、自分の考えに当てはまると思うものを以下の中から全て選んでください」という質問への回答です。

最も多かったのは「紹介されて会うと、断りづらそう(44.2%)」という回答でした。2位は「時代に合わない(28.2%)」で、「金持ちや由緒ある家のイメージ(26.5%)」「断られたら傷つきそう(25.4%)」と続きます。
 


20代と30代で比較してみると、年代によって少し差があることも分かりました。「ちゃんとした人に出会えそう」では、20代が10.5%であるのに対して、30代は24.2%と2倍以上になっています。この認識の差が「ぜひお見合いしてみたい」(20代:2.3%、30代:10.5%)の違いにも表れているようです。年代が上の方が、お見合いの仕組みに信頼を置いているのかもしれません。
 


男女間で差が目立ったのは「断りづらそう」で、男性では34.5%ですが、女性では52.6%の人が「そう思う」と回答しました。また「断られたら傷つきそう」と感じるのは、男性が16.1%なのに対し、女性は33.7%と倍位以上の差があります。このことから、女性は男性よりも「断わる」「断わられる」ということに対してセンシティブであると言えそうです。

「知り合いの紹介なら安心(23.2%)」も、男性が18.4%なのに対し女性で30.5%と、男性よりも女性の方が高くなっています。独身男女にとって「お見合い結婚」は、断りづらくて時代に合わないというイメージの一方、ちゃんとした人に出会えそうというポジティブなイメージも存在しているようです。

ただ、「ぜひお見合いしてみたい」は全体で7.7%と低く、「お見合いしたことがある」も1.7%と少数派です。このことから、20・30代独身男女にとって「お見合い結婚」は、現実的な出会いの手段として捉えられていないことが見て取れます。

 ■ お見合い結婚のイメージは?

「お見合い結婚」に対するイメージを具体的に聞いてみました。

 

●結婚相手はある程度自分で選びたいし、相手も同じだと思う。お見合いするより、マッチングアプリのほうがよいと思う。(岡山県/28歳男性)
●昔は時代に合わないと思っていましたが、最近は年を重ねて特定の相手もいないことから、お見合い結婚もありかなと思うようになりました。(福岡県/38歳男性)
●周りにお見合い結婚した人がいないため、イメージが湧きません。(大阪府/36歳女性)
●知り合いからのすすめならマッチングアプリより安全だと思いますが、したいかといわれるとそうは思わない。(スペイン/29歳女性)
●お互いを全く知らない状態で、どうやって恋愛に発展させれば良いのか想像がつきません。(埼玉県/32歳女性)
●お見合いだと断るのが申し訳なく思ってしまいそうです。でもお互い真剣なら、ちゃんとした人に会えそうとも思います。(兵庫県/24歳女性)

 

「お見合い結婚」そのものが身近でないことから、「イメージが湧かない」という意見が多くありました。また、自分で相手を探す「マッチングアプリ」と比較して、知り合いからの紹介は信頼が置けるという声も上がりました。
 
  • “恋愛結婚”は20代より30代のほうがネガティブに捉える傾向


「恋愛結婚」のイメージについても聞いてみたところ、「好きな相手と結婚できるのは幸せだと思う」が63%と6割以上を占めました。2位は「自分や自分の世代には普通のカタチだと思う(48.1%)」、3位は「自分は恋愛した相手と結婚したい(35.4%)」です。これらの結果から、現在の20・30代の半数程度は、恋愛した相手と結婚することが一般的で、幸せでもあると捉えているといえます。

ただし、4位は「うまくいくとは限らない(32%)」、5位は「自分で選んだ責任を感じる(28.2%)」で、恋愛結婚が良いことばかりではないと考えていることも分かりました。
 


年代別での違いを見ると、「恋は盲目なので、危険」が20代は3.5%に対し30代は9.5%と3倍近い差となりました。30代のほうが恋愛経験が豊富な分、自らの失敗経験に基づいた意見が多くなったのかもしれません。また20代よりも30代のほうが、全体的にネガティブな意見が多い印象でした。
 


次に男女別に見てみると、年代別よりも大きく異なる点が見られました。「好きな相手と結婚できて幸せ」は、男性では52.9%なのに対し、女性では71.6%が「そう思う」と回答しています。また、「恋愛した相手と結婚したい」も、男性27.6%に対し女性は42.1%と、数値に大きな違いが見られました。これらの数字から、「恋愛した相手と結婚することが幸せ」と感じている女性が多いことが分かります。

ただし、「必ずしもうまくいくとは限らない(男性25.3%、女性37.9%)」、「幻滅したら辛い(男性6.9%、女性12.6%)」、「恋は盲目なので危険だと思う(男性3.5%、女性10.5%)」と、これらの項目はいずれも、男性に比べて女性の方が高くなりました。女性は、恋愛結婚への憧れが強い反面、恋愛結婚のリスクも認識しているといえそうです。

 ■ 恋愛結婚のイメージは?

「恋愛結婚」に対するイメージを具体的に聞いてみました。

 

●自分で選んでいるので、きちんと家庭を築く気持ちは強くなると考えています。(大阪府/25歳男性)
●今の時代には、いたって普通の結婚の形だと思う。恋愛をして、時間をかけて相手のことを知ったうえでの結婚なので、うまくいくイメージ。(神奈川県/20歳女性)
●本当に好きな人と大恋愛の末に結婚できたら幸せだと思うが、恋人としてはよい人でも、夫としてもよい人とは限らない。(静岡県/27歳女性)
素敵だと思う。周りの友達もみんなそうだから。自分もそうなるつもりでこれまできたけど、もう結婚への興味が薄れてきている。(新潟県/39歳男性)
●自分の好きになった人だから、もし離婚してしまっても「それも人生」と受け止められそう。(静岡県/21歳女性)
●多くの人が恋愛結婚をしていると思うので、当たり前のようにも思いますし、30代後半まで未婚できてしまった今となっては奇跡のようにも思います。(愛媛県/37歳女性)

 

“恋愛結婚”については、「そもそも恋愛してから結婚するので、恋愛結婚という言葉は当たり前すぎるように思う」というように、多くの人にとって恋愛してから結婚するという流れが“普通”という感覚のようです。「できることなら恋愛して結婚したい」という願望があることも、多くのコメントから感じ取れます。
 
  • “アプリ婚”は「知らない人と出会える」として肯定的な意見も多数


マッチングアプリで出会った人と結婚する“アプリ婚”は、最近聞くようになった言葉です。アプリ婚についてのイメージを聞いてみたところ、最も多かったのは「軽い」で42%でした。次に多かったのは「知らない人と出会えてよい」で33.2%です。アプリ婚については、肯定的、否定的どちらの見方もあるようです。
 


年代別で見てみると、「軽い」と答えた20代は44.2%でした。30代は34.7%なので、より若い年代の方が「軽い」と捉えている人が多いことがわかります。「出会いのきっかけを話しづらい」についても、20代では31.4%、30代では18.9%と、年代で10%以上の差がありました。また、アプリ婚を「自分は絶対したくない」という人は、20代が20.9%で、30代は10.5%です。

これらの結果から、20代はアプリ婚を軽いイメージで人にも話しづらいと思い、自分がアプリ婚をするとはあまり考えられないようです。それと比較すると、恋愛経験が相対的に20代より多い30代は、結婚相手になかなか出会えないという現実を実感している分、マッチングアプリで結婚相手に出会うかもしれないと思う人が多いのではないかと考えられます。
 


男女別で見ると、「きっかけを話しづらい」が男性は16.3%ですが、女性は35.8%と2倍以上の差がありました。女性の方が「アプリで出会って結婚した」と口にすることに抵抗を感じているようです。

しかし「自分や自分の世代には普通のカタチだと思う」は、男性が17.4%なのに対し、女性は29.5%で、アプリ婚自体を認めているのは女性の方が多いことが分かりました。また、「すぐに離婚しそう」と答えた人は男性が12.8%で、女性の6.3%の倍以上に上り、この点においても男性の方が保守的といえそうです。

実際に「アプリで相手を探したことがある」は男性が15.1%なのに対し、女性は24.2%と数値が高く、アプリでの出会いには女性のほうが積極的であることが裏付けられました。ただし、どちらも3割以上が「知らない人と出会えてよい」と回答していることから、アプリ婚が新しい出会いの形として認知されつつあるといえそうです。

 ■ アプリ婚のイメージは?

「アプリ婚」に対するイメージを具体的に聞いてみました。

 

●だんだん普通になってきているし、普段の生活では知り合えない人と出会えるから良いと思う。最初から結婚を意識している相手を探せるところも効率的で理にかなっていると思う。(東京都/26歳女性)
●アプリの相手は身元が分からず信頼性に欠けるので、結婚相手としては考えられない。(兵庫県/24歳女性)
●アプリ婚では、しっかりと結婚について考えることができない気がする。友達感覚で終わってしまうイメージ。(東京都/33歳男性)
●一昔前は偏見を持っていましたが、今はアプリ婚は普通だし、偏見を持つほうが時代に合わないのではと思います。(北海道/38歳男性)
●普段出会えないような人と出会えるのは良いが、ネットで人と会うことに否定的な人もいるので反対されそう。(和歌山県/38歳女性)
●とにかく結婚したいという焦りが出てる感じがするので、結婚したとしても上手くいかなさそう。(沖縄県/25歳男性)

 

アプリ婚については、信頼性の面から二の足を踏むという人が一定数いました。しかし、日常生活ではなかなか出会えない相手と知り合えることを肯定的に捉える意見も多く、一つの結婚の形としてだんだん根付いてきているといえそうです。
 
  • 自分が結婚するなら?最もありえるのは恋愛結婚、アプリ婚も4割以上がOK


「お見合い結婚」「恋愛結婚」「アプリ婚」について、それぞれ「自分にはあり得ると思いますか?」という質問をした結果が上のグラフです。「恋愛結婚>アプリ婚>お見合い結婚」の順番で、あり得ると回答した人が多い結果です。「恋愛結婚」に関しては、8割近くの人が自分に「あり得る」形式だと回答し、アプリ婚も5割近くに上りましたが、お見合い結婚は3割に留まりました。
 


年代別でみると、20代は「恋愛結婚」があり得ると思う人が80.2%で、30代は76.8%と、20代のほうがやや多い結果でした。「アプリ婚」に関しては20代が46.5%、30代が48.4%で、「お見合い結婚」も、20代では26.7%、30代では34.7%と、30代のほうが高くなっています。30代で恋愛結婚が難しいと思う人は、アプリ婚やお見合い結婚も視野に入れているといえそうです。
 


男女別では、「恋愛結婚」は男性71.3%に比べて女性85.1%と、女性の方が「恋愛結婚」への願望が強いことが分かります。「お見合い結婚」は男性が26.4%で、女性は35.1%です。「お見合い結婚」に関しても、男性よりも女性の方が身近に感じている人が多いことが分かります。「アプリ婚」は、男性46%に対し、女性は48.9%と女性の方がやや多くなりました。

いずれの場合も男性よりも女性の方が「あり得る」と答えていることから、男性よりも女性の方が結婚への願望が強いことが読み取れます。

また、20・30代の独身男女は基本的に「恋愛結婚」を希望しているものの、出会いがなければ「アプリ婚」も想定している人が4割以上であることが分かりました。「お見合い結婚」に関しては、30代や女性で肯定的に捉える人が多いということができます。
 
  • 日常生活の中では「異性との出会いがほとんどない」
現在結婚が決まっていない人に「現実的に考えて、結婚相手とはどのような出会い方になると思いますか?」と聞いてみました。

 

●自然な形で恋愛に発展して結婚と言うのが理想だが、今まで上手くいったことが無いので、人に紹介してもらう形になると思う。(静岡県/27歳女性)
●彼氏が欲しいと思わず、「このままではまずい」と感じてはいる。日常に出会いはないので、アプリや婚活サービスを利用しての結婚になりそう。(京都府/25歳女性)
●自然に恋愛に発展すればと思うが、そう思ってここまできているので、紹介かアプリが現実的。(大阪府/33歳女性)
●今までの恋人は同級生やアルバイトなど同じグループに属している人だったので、今後もそうなると思う。(大阪府/21歳男性)
●職場くらいにしか出会いがないので、社内恋愛で結婚するんじゃないかと思う。(千葉県/34歳男性)
●出会いがまったくないので、間違いなくアプリ頼りになると思う。(山口県/32歳男性)

 

コメントで圧倒的に多かったのは「今現在、出会いがない」というものです。そのため「これから結婚相手に出会うにはアプリしかない」という意見が数多くありました。アプリ以外で異性に出会うには、友人からの紹介や職場恋愛、すでに身近にいる人の中から探すという選択肢が考えられるようです。

中には「本屋さんでぶつかって、運命的な出会い」(大分県/25歳男性)など、偶然を期待するという人もいました。

 ■ 「アプリ婚」を考えるなら、結婚に前向きな人が多いアプリを選ぼう

運命的な出会いをして恋愛し結婚に至る、という流れは現実に起こるかどうかわかりません。お見合いは紹介してもらうのを待つ立場なので、自分でコントロールできない部分もあります。

今の時代に「結婚したい!」と思うのなら、マッチングアプリで出会いを探すのも一つの手段です。マッチングアプリは友人や異性との出会いを求めるものから、真剣に結婚したい人向けのものまでさまざまなものがあります。目的に合ったアプリに登録することが、結婚につながる出会いへの近道といえるでしょう。

どんなアプリが良いか迷う人は、以下の記事を参考に登録するサイトを選んでみてくださいね。

参考:【2021年4月】プロが選んだおすすめ優良マッチングアプリランキング!
   https://jsbs2012.jp/matchingapp/review/mami0016.html

 
  • まとめ|結婚相手との出会い方は気にする必要なし!自分に合った方法で、幸せを掴んで
結婚相手との出会い方について、20・30代がどのように捉えているかを見てきました。今回の調査からは、次のことがいえそうです。

●結婚願望は20代、恋愛願望は30代のほうが強い
●結婚願望も恋愛願望も、男性より女性のほうが強い
●お見合い結婚は「断りづらそう」「時代に合っていない」イメージ
●多くの人は「できることなら恋愛して結婚したい」
●アプリ婚は「軽い」けれど「知らない人と出会える」
●最もあり得るのは「恋愛結婚」だが、「アプリ婚」も4割以上がOK

「お見合い結婚」「恋愛結婚」「アプリ婚」など、結婚に至る出会いはさまざまですが、大切なのは出会い方ではなく、長く幸せな結婚生活ができる相手と知り合えるかどうかです。人が聞いて驚くようなドラマチックな出会いが、必ずしも幸せに結びつくとは限りません。
理解し合えるパートナーと生活する日常を手に入れたいと思うのなら、将来の結婚相手と出会うための行動を、自ら起こしてみてくださいね。

【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
アンケート母数:計181名
実施時期:2021年3月25日~4月8日
調査実施主体:マッチングアプリ大学
調査会社:株式会社ネクストレベル



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株式会社ネクストレベル
https://next-level.biz/
横浜・福岡にてWebメディア運営とシステム開発事業を展開。
『最新のマーケティング技術を用いて社会発展を目指す』をミッションとし、2008年の設立より婚活関連のマーケティングを始め、常に最新のマーケティングを取り入れ、多くの情報を発信。

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【この記事の関連ページ】
*マッチングアプリとは?
https://jsbs2012.jp/matchingapp/detail/matchingapp_means.html
*あなたにピッタリのマッチングアプリを診断!
https://jsbs2012.jp/concierge/
 

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未上場
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2000万円
設立
2008年03月