母国の保護者様にも安心を届けたい。留学生5万人の在籍管理する国際学生管理システムWSDBのスマホアプリIDに、保護者用ID発行機能がオプションとして追加されます。
大学留学生別科、専門学校、専門学校日本語科、日本語教育機関に実装。2025年3月26日から有償オプション機能として提供開始

5万人の外国籍留学生を管理する「国際学生管理システムWSDB」を販売する株式会社OneTerrace(本社:東京都千代田区、代表取締役 石中 達也、以下「弊社」)は、学生用スマホアプリ機能の一部を学生の保護者を含む関係者に共有するためのID発行機能を実装し、2025年3月26日にリリースします。この新機能は、IDの発行数に関係なく1校あたり毎月15,000円で利用可能なオプションとして提供されます。詳細は公式ウェブサイト(https://wsdb.jp/)でご確認いただけます。
新機能追加の背景
高等教育機関や、日本語教育機関は、学生が保護者の下を離れて学習をする初めての機会になることも多く、学習以外のケアも必要となってきています。
このような状況において、保護者に学生の成績や、出席をスマホアプリで共有することは下記のようなメリットを生み出すと考えられます。
1.学生の学習状況を家庭と共有し、支援を促す
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保護者が成績や出席状況をリアルタイムで把握できることで、学業不振や欠席が続いた場合に早期に気づくことができる。
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学生本人への適切な声かけや支援が可能になり、学習意欲の向上にもつながる
2.自立支援と見守りのバランスを保つためのツール
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高等教育では学生の自立が求められるが、完全に放任するのではなく、アプリを通じて「見守り支援」が可能。
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必要なタイミングで保護者がサポートに介入できることで、学生の精神的・学習的安定につながる。
3.学費や教育投資に対する透明性の確保
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保護者は多くの場合、学費や生活費を負担しているため、学生の学習状況を知る権利がある。
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成績や出席率を可視化することで、教育投資に対する納得感が得られる。
4.学校と家庭の連携強化
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学校側と保護者が共通の情報を共有することで、連携した指導や対応が可能。
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問題が生じた際の対応が迅速かつ効果的になる。
5.デジタル時代に即した効率的な情報共有
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紙ベースの通知や電話連絡に比べ、アプリを使った情報共有は効率的でタイムリー。
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インターフェイスの多言語対応も可能で、外国籍保護者などにも情報が届きやすい。
新機能の特徴
WSDBは、学生への情報共有を下記の理由からスマートフォンで行えるようにしています。
①世界的に1人1台がスマートフォンを持っている時代に突入している
②個人のセキュアな環境で情報を確認できる
③日々の情報の確認をスマートフォンで行うことが習慣化されている
学生の保護者に関しても、同様の状況になっていると考えられるため、情報共有についてはスマートフォンアプリとして実装しています。
保護者はアプリを通じて、学生の出席・成績状況のみならず、学費の支払い状況等の確認を行えます。
また、学生に送るメッセージの中で保護者に共有したいメッセージを選択することで、保護者にもメッセージ内容を共有することができます。
新機能の利用方法

新機能の利用手順は、下記の通りです
①表示させたいスマホメニューを設定
②連絡先の中でスマホアプリID発行対象者を選択
③対象者に対してIDを発行
④保護者がスマホアプリをダウンロード
⑤IDとパスワードでログイン
この機能は、オプションとして提供されます。
現在の毎月の運用保守に、1校あたり15,000円を追加することで、ID数に関係なく利用することができます。
今後の展望
保護者スマホアプリID発行機能の実装により、学校と学生間のやり取りだったWSDBは、学校ー学生ー保護者間の情報共有ツールとして、大きな広がりを持てるようになりました。教育機関のみで学生の学習環境をサポートするのではなく、システム内の一括管理機能の一つして、保護者と情報を共有できるようになったことで、さらなる業務の効率化と教育機関の学生サービスをサポートします。今後も、機能追加や改善計画を進めていく予定です。
▼教育業界に寄り添って成長する「国際学生管理システムWSDB」とは

WSDBは、2018年から販売を開始し、約190校、およそ5万人の留学生が利用する教育機関向け学生管理システムです。
専門学校本科・別科・大学留学生別科・日本語教育機関に通う学生の入学から卒業までを一括管理し、教職員用Webシステムと、学生用WSDBポートフォリオ(スマホアプリ)を利用することで、教育機関の効率化と学生の学習環境をサポートします。
WSDBの製品サイトはこちら >> https://wsdb.jp/






▼教員用Webシステムと、学生用スマホアプリが一体化
WSDBは、学生用スマホアプリを標準搭載(無償)することで、教職員が利用するクラウド化された学生情報と、学生のポートフォリオが一体化して提供されています。
教職員は学生管理システムに入力したデータをそのまま利活用することで、学生へ学習状況をフィードバックすることができます。
また、学生から資格情報や課外活動情報など、学外で行われた学習情報を報告してもらうことが可能です。
▼在留資格申請・更新、出入国在留管理庁提出資料に対応。変更時も無償アップデート。
留学生の在留資格に関わる書類は、年度ごとに変更が入ることが多く、また地方出入国管理局ごとに、特別な対応が必要になってきます。
WSDBは、クラウドシステムのパッケージソフトである事の強みを活かし、無償で公的機関への報告書類に対応してきました。
▼2024年から始まった認定日本語教育機関に対応
認定日本語教育機関制度が施行されることにより、現在の出入国管理庁への報告書類も、文部科学省への報告書類に変わり、変更が求められる可能性が高まっています。
WSDBではこの制度に対応するため、2024年度に「授業科目」の設定と、授業科目に対して成績評価を行えるようになりました。
2025年度は「日本語教育の参照枠」「Can-do」への対応を予定しています。
文部科学省への提出書類等が増えた場合でも、今までのように無償で対応を行っていきます。
▼決済機能を搭載した入金管理
留学生の学費管理の難しい点は、請求額に対して必ずしも一括で満額を払うわけではないという債権回収にあります。WSDBは学生の学費に関する売上管理を、請求・入金を紐づけることで、直感的にわかりやすく管理することができます。
特に英訳が入った適格請求書を発行できる学生管理システムはWSDBの大きな特徴の一つです。
また、学費のグローバル決済サービスFlywire社と連携することで、WSDBを利用し留学生の学費Web決済を行うことが可能です。
証明書発行などの国内決済に関しては、Stipe社の仕組みを利用し、スマホアプリから発行依頼から代金支払いまでが可能です。
▼業務の省力化、コストカットを意識したパッケージソフト
2024年度から登録日本語教員試験が開始され、日本語教員のなりて不足が懸念されるなか、教員の人件費のコストが増加していきます。また、人口減少により多くの業種で賃上げが行われる中、日本語教育業界も、変革が求められています。
そういった中で、安定した基幹システムを導入し、業務効率化を図っていくことは、事業をおこなう上で、重要度を増してきています。
WSDBは、留学生Web出願から卒業後まで一括で管理可能な「国際学生管理システム」を販売しており、無償の学生用スマホアプリを提供することで、学習のICT化も促進課しています。
業務効率化の例
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データ入力を学校で行うだけでなく、学生やエージェントが行える
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教員が直接、出席・成績を登録できる
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各種証明書をすぐに印刷できる
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簡単な操作で出入国管理局などに提出する資料として出力できる
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入金データを会計課(本部含む)に連携する形式として取り出せる
▼株式会社One Terrace
One Terraceは、2016年8月ベトナムで創業した、地方企業の採用支援やDX推進を担う会社です。2017年4月に日本法人を設立後、2019年5月にミャンマー法人を設立し、ベトナム、ミャンマーで日本語教育を行うとともに、アジア諸国から日本への就業支援を行う事業を手がけている他、日本国内の教育機関向けソリューションの提供や企業・学校・自治体のブランディング支援、システム開発等を行っております。
会社名:株式会社One Terrace
代表者:代表取締役 石中 達也
所在地:東京都港区赤坂1-14-14 第35興和ビル3F
URL:https://oneterrace.jp/
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