インドネシア共和国 ラモンガン県及びラモンガン教育局と覚書を締結
~ スラバヤの都市にTOFASを初導入へ ~
1.TOFAS導入の背景
国際基礎学力検定TOFASは2021年3月に開始して以来、世界各国で着実に導入が拡大しており、2023年9月末時点での受験者は44カ国で350万人を超えました。
インドネシアでは、2023年2月に南タンゲラン教育文化局との業務委託契約締結を端緒に、ジャカルタ首都圏の地域で拡大をしてきましたが、今回は第二の都市スラバヤのラモンガン県にてTOFASが評価され、県内の全小中学校での導入を計画しています。ラモンガン県、ラモンガン教育局としても、今回の導入をきっかけに今後スラバヤの他県への拡大を期待しています。
2.覚書締結について
2023年11月インドネシア共和国ラモンガン県にて、株式会社スプリックス 海外事業部マネージャー 安岡大輔と、ラモンガン県ユフロヌル エフェンディ知事(Yuhronur Efendi)、ラモンガン教育局ムニフ シャリフ局長(Munif Syarif)による調印式が行われました。調印式には、教育局関係者や校長先生等約40名が出席し、TOFASだけでなくDOJO等のスプリックスが提供する教育サービスに多大な関心が示されました。
3.調印式におけるコメント
インドネシア共和国 ラモンガン県 ユフロヌル エフェンディ知事
今回のMOU締結により、ラモンガンの若い世代の基礎学力の正しい評価の促進と、教育レベルを高める機会になることを期待している。全小中学校でのTOFAS導入はラモンガンの教育の未来を形作る上で非常に価値があるものと考えている。評価ツールのみならず、スプリックスが提供するトレーニングツールの導入にも取り組んでいきたい。
インドネシア共和国 ラモンガン教育局 ムニフ シャリフ局長
このTOFAS導入の取り組みは子ども達にとってだけでなく、我々教育局にとっても有益なものになると考え、公立・私立全ての小中学校での実施を決めた。教育分野におけるインドネシアと日本の協力関係を象徴するものになることと共に、インドネシアの子ども達が算数等の分野で優れた能力を発揮できるような未来に繋がることを期待している。
株式会社スプリックス 海外事業部 マネージャー 安岡大輔
今回ラモンガン県と教育局の双方で我々のTOFASが評価され、地域全体での導入に至ったことを大変嬉しく思っている。インドネシアでは既に多くの子ども達がTOFASを受験してくれているが、その大半がジャカルタ首都圏の地域であり、今回のスラバヤの一地域での導入をインドネシア共和国全国に展開する足掛かりとしていきたい。また、TOFASのみならずDOJOの導入にも関心を持っていただいたので、基礎学力評価だけでなく学力向上の面でもラモンガンの子ども達に支援をしていき、我々の想いを届けたいと考えている。
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