家庭の経済状況や地域による体験格差縮小を目指して 全国の小学生に体験機会を創出、NPO×企業が連携
~ 2026年度は 6つのプログラムで実施団体を募集し、7月以降実施 ~
「日本中の放課後を、ゴールデンタイムに。」をミッションに活動する 特定非営利活動法人 放課後NPOアフタースクール(代表理事:平岩国泰、本部:東京都文京区/以下「放課後NPOアフタースクール」)は、家庭の経済状況や地域に関係なく、すべての子どもたちが体験機会を得られる社会を目指して活動を続ける中、2026年度もパートナー企業と協働して、日本全国の小学生の居場所に体験活動を届けます。6つの企業協働プログラムにおいて実施団体の募集を行い、7月以降から順次実施します。

■ 体験格差の現状|家庭の経済状況や地域が影響

総務省の「令和3年生活基本調査」によると、世帯年収が高い家庭ほど、子どもの体験活動が充実しているとの結果が出ており、家庭の経済状況による体験の格差が生まれていることが示唆されます。
また、2025年3月に放課後NPOアフタースクールが実施した「小学生の放課後の過ごし方調査2025」においては、保護者が感じる放課後の過ごし方の課題として、「保護者の時間的余裕がなく子どもに楽しい体験をさせてあげられない」、「色々なところに連れて行ってあげたいが、バスも電車も本数が限られていたり、自宅から離れていたりと出かけにくい」といった声がありました。このように、家庭の経済的事情だけでなく、保護者の働き方や地域による体験活動への障壁もあると考えられ、「参加しやすいように、学童や地域でもっと体験機会があるといい」との声が見られました。
■ 国も体験活動の機会創出や企業の取り組みを重視
2026年2月20日には、高市総理による施政方針演説内で、「全ての子供・若者が、豊かな体験を得られるよう、支援を強化すること」と「企業の活力を活かした小学生の居場所づくり」について言及がされました。
また、こども家庭庁からは、「こどもまんなか社会」の実現と企業価値向上の好循環に向けた「こどもとともに成長する企業構想」が推進され、行政主体の福祉だけでなく、民間企業における職場環境の整備、地域におけるこども・若者や子育て家庭のための環境向上などが重要な課題とされています。
■ 企業とNPOが協働する意義
近年、多様化・複雑化する社会課題に対して、一つの組織だけでは十分に応えきれない状況が生まれており、企業・NPO・行政など多様な主体がそれぞれの強みを持ち寄った協働が重要性を増しています。
本取り組みでは、体験格差という社会課題に対し、企業の専門性や人材、NPOのネットワークや子ども向けのノウハウを掛け合わせることで、家庭環境や地域によらず、子どもたちが豊かな体験機会や多様な大人との出会いを得られることを目指しています。
2026年度もパートナー企業とともに、食育、環境、職業体験、金融経済教育など多様なテーマの体験プログラムを全国の小学生の居場所(放課後児童クラブ、放課後子供教室、児童館、小学校等)へ訪問またはオンラインで届けます。2025年度は、1年間で210団体以上、延べ6,000人以上の小学生が参加しました。
企業の協賛で運営しているため、参加児童および参加団体の参加費用はかからず、また、オンライン形式のプログラムにおいては、オンライン通信機材の貸し出しや接続のサポート等も行うなど、応募する団体の負担を軽減しています。
■ 関係者の声
◎子どもたちの声
・足が速くなるコツをプロから教わるプログラムに参加した子ども:小さいころから走ることは にがてで、おにごっこをしていても、ずっとおにだったこともあったので走ることがとても楽しいとおもいました。
・食育プログラムに参加した子ども:やさいは けんこうに いいことを知りました。いろんなことがわかりました。いろんな やさいで りょうりをしてみたいです。またやりたいです。
◎プログラムに参加し、子どもたちと関わった企業担当者の声
・自分の仕事の社会的意義を確認でき、背中を押してもらったような気持ちになりました。
・子どもたちが積極的に発言してくれて、学びたい、知りたいという気持ちを前面に出してくれた姿は、今の自分自身に欠けている何かを思い出させてくれました。
◎実施団体の担当者の声
・どんな体験でも、子どもたちの成長につながるということを再認識しました。また、外部の方と触れ合うことも子どもたちには刺激になると感じ、今後も様々な体験活動を実施していきたいと思いました。
・体験活動の大切さを実感するとともに、子どもたち自ら何かを学びたいと思える環境づくりも大切であると思いました。
■ 【メディアの皆様へ】ご取材につきまして
・各プログラムのご取材希望がございましたら、実施日程が確定し次第、ご案内が可能です。
・プログラムの取材をはじめ、放課後NPOアフタースクール職員、実施団体の担当者、参加した子どもたちへのインタビューなどもご相談ください。
・体験格差に関する各種調査データのご提供も可能です。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
■ 【参考資料】2026年度 実施の6つの企業協働プログラム
プログラムはいずれも無料で、希望する団体は6つすべてのプログラムへの応募が可能です。選考は抽選となります。
①おいしい!野菜チャレンジ【協働企業|カゴメ株式会社】


保護者・学校の共通の「困りごと」であり、野菜不足要因の1つである「食経験による野菜嫌い」の克服を目指して開発した食育プロジェクトです。子どもたちが野菜を知ることを楽しみ、野菜を好きになり、野菜をもっと食べてみたくなるようなプログラムを実施しています。
▶概要と応募はこちら:https://npoafterschool.org/yasai-challenge/
②みんなの地球を守れ!水と未来ワクワク大作戦【協働企業|栗田工業株式会社(クリタグループ)】


私たちの生活と水の関わりを学び、一人ひとりが地球のためにできることを考える体験型プログラムです。「私たちの身の回りにある水って?」「水をきれいにする仕組み」などをテーマとしたクイズや実験に取り組むうちに、子どもたちが自然と「水の大切さ」について学ぶことができます。
▶概要と応募はこちら:https://npoafterschool.org/withwater/
③スミセイアフタースクールプロジェクト【協働企業|住友生命保険相互会社(後援:文部科学省)】


日本代表やギネス記録保持者による多彩なプログラムをお届け!新たに言葉を使わず、からだの動きで表現することを楽しむ「パントマイムで、遊ぼう!」がスタート! また、スタッフの方々へは「ほうかご勉強会」を実施することで、子どもたちの放課後を支える活動の活性化を目指しています。
▶概要と応募はこちら:https://sumiseiafterschool.jp/
④車から見つめる今と未来~ミライのミチ発見!プロジェクト~【協働企業|ビー・エム・ダブリュー株式会社】


車を入口に、未来の「未知」と出会い、未来への「道」を見つけるプログラム。安全や、技術の未来について一緒に考え、プログラムを通じて、“世界が広がる喜び”を感じ、「自分ごと」として未来を考える力を育むことを目指します。実車体験で、最新の安全技術を体感できるのも魅力です。
▶概要と応募はこちら:https://npoafterschool.org/mirainomichi/
⑤人と地球の健康を考える「食育プロジェクト」【協働企業|不二製油株式会社】


「人と地球の健康を考える」をテーマに、4つのプログラムから選んでいただけます。子どもたちが世界の食糧問題や食の大切さ、大豆のチカラを学んだり、パームやカカオを通して持続可能な食の在り方について一緒に考えます。
▶概要と応募はこちら:https://npoafterschool.org/shokuiku/
⑥夢のプランニングLABO【協働企業|株式会社三井住友フィナンシャルグループ】


「お金」を通じて未来を考えるプログラム。お金の使い方や社会と経済の繋がり、銀行の役割について、カードゲームやすごろくで楽しみながら学び、考えることを大切にしています。自分のかなえたい夢のためにお金と向き合うきっかけづくりとして、低学年から高学年まで楽しめる内容です。
▶概要と応募はこちら: https://npoafterschool.org/yumelabo/
■ 特定非営利活動法人 放課後NPOアフタースクールについて
「日本中の放課後を、ゴールデンタイムに。」をミッションに活動。2009年に法人化。安全で豊かな放課後を日本全国で実現するため、学校施設を活用した放課後の居場所「アフタースクール」を運営。子どもが主体的に過ごせる環境づくりに力を入れています。また、企業や自治体と連携して、全国の放課後の居場所における環境整備や人材育成の支援、体験機会創出に取り組んでいます。活動に賛同くださる多くの方と共に、社会全体で子どもたちを守り、育む活動を加速させ、子どもたちのためのより豊かな放課後の実現に向けてチャレンジを続けています。(https://npoafterschool.org/)
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