NRIセキュアのセキュリティ対策実行支援プラットフォーム「Secure SketCH」が、「2022年度グッドデザイン賞」を受賞

企業の情報セキュリティの対策状況を評価するサービスで初の受賞

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社（以下「NRIセキュア」）が提供する、企業のセキュリティ対策状況を評価するプラットフォーム「Secure SketCH（セキュア スケッチ）」が、2022年度のグッドデザイン賞を受賞しました。企業のセキュリティ対策状況を評価するサービスとしては、初の受賞となります[i]。

従来、企業のセキュリティ評価業務は高度な専門性が必要とされ、業務負荷やコストが高い上に、表計算ソフトを用いて管理することが当たり前でした。Secure SketCHは、これらの業務のデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進するサービスです。

セキュリティの脅威が年々高まり、経営課題の一つと認識されるようになった現在、セキュリティ評価業務の対象は自社だけではなく、グループ会社や委託先企業にも広がりを見せています。このような状況のもと、Secure SketCHは高度で定量的なセキュリティ評価をもっと手軽に、分かりやすいデザインで提供してきました。
 

■審査委員からの評価
サイバーセキュリティは今後ますます重要性を増す領域であるが、具体的にどのような対策を行えば十分なのか目に見えづらくわかりづらい。本サービスは、定量的なセキュリティ評価をウェブ上で完結させることができ、専門家でなくても使えるUIデザインが実現されており、国内外でのすでに多くの利用実績があることもユーザーからの高い評価を裏付けている。


NRIセキュアは、Secure SketCHが企業のセキュリティ業務におけるDXを牽引するSaaS（Software as a Service）となることを目指しています。本サービスの提供を通じて、企業のセキュリティ担当者の業務効率化と当該企業のセキュリティ対策の強化・コスト削減を実現し、社会のセキュリティレベル向上に貢献したいと考えています。Secure SketCHを使うすべてのセキュリティ担当者が業務に達成感を得て、より多くの笑顔と誇りに包まれるように、今後も継続的な進化を続けていきます。

[i] NRIセキュア調べ（2022年10月7日時点）。

■ご参考
１．Secure SketCHについて
企業の情報セキュリティ担当者が、Web上で設問に回答するだけで、各種ガイドラインに沿った高度なセキュリティ評価が行えます。評価結果は「得点」や「偏差値」として定量化され、効率的なセキュリティ評価・対策の実現を包括的にサポートします。3,000社以上の統計データを基に同業他社と自社の結果を比較でき、専門家の知見に基づくリスクやベストプラクティスを得られることが特長です。

そのほかに、自社だけではなくグループ会社や委託先企業を含むサプライチェーン全体についても、大規模かつ手軽に評価できることと、従業員視点のアンケートに基づいた評価だけでなく、ドメインに紐づく公開情報を収集・分析することで、サイバー攻撃者の視点に立った自動診断も可能なため、多面的な評価をワンプラットフォームで実現します。

専門家でなくてもわかりやすく、使いやすく、親しみやすいUI（ユーザー・インターフェース）であることが評価されて、2018年のサービス開始以来、2022年9月末時点で、5,000を超える様々な業界や規模の企業・組織に利用されています。
Secure SketCHの詳細については、次のWebサイトをご参照ください。
https://www.nri-secure.co.jp/service/solution/secure-sketch


２．グッドデザイン賞について
公益財団法人日本デザイン振興会が運営する「グッドデザイン賞」は、1957年に創設された「グッドデザイン商品選定制度」を継承した、日本で唯一の総合的なデザインの評価・推奨の仕組みです。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業や団体が参加しています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
グッドデザイン賞の詳細については、次のWebサイトをご参照ください。
http://www.g-mark.org/