即時配送の物流DX「エニキャリ」、事業拡大に伴い福岡に九州支社を開設、九州初となる配達員拠点

次世代物流システム「フィジカルインターネット」による物流ソリューションの提供エリア拡大

株式会社エニキャリ

2023年9月28日 10時00分

即時配送・ラストワンマイルに特化した物流ソリューションを提供する株式会社エニキャリ（以下、当社）は、事業拡大に伴い福岡市に九州支社を開設しました。営業開始は10月2日の予定です。九州支社は、配達員や自転車などの配達機能に加え、九州における事業戦略や地場企業とのリレーション構築などを推進する部門を立ち上げます。東京23区を中心とする都心部と横浜市街地、名古屋市街地、大阪市街地における実績を基に、九州エリアの小売業や商業施設との協業・連携、配送パートナー企業の開拓に力を入れ、さらなる事業拡大を進めます。

エニキャリ九州支社の外観

■概要

配達拠点名称：九州支社

所在地：福岡県福岡市博多区博多駅前３丁目

営業開始予定：2023年10月2日

対象エリア：博多区、中央区、南区　※一部対象外のエリアがあります。

配達員人数：最大15人同時稼働

■エリア拡大の歩み

当社は、注文受付サイトの構築や配達管理システムの提供、ECサイト等外部システムとの連携、配達代行など、近距離・ラストワンマイルに特化したクイックデリバリー機能の物流ソリューションを提供するスタートアップとして、2019年8月に東京・渋谷でスタートしました。東京都心部において多くの企業とデリバリー関連の協業を行い、横浜（2021年11月開設）、名古屋（2022年4月開設）、大阪（2022年9月開設）にエリアを拡大しました。これらの実績と協業先からのニーズを基に、今回サービス提供エリアに福岡を追加しました。

■エニキャリが提供する即時配送・ワンマイルに特化した物流ソリューションについて

当社は一般消費者の労働力シェアや、パートナー企業と連携した配送リソースのシェアによる次世代物流システム「フィジカルインターネット（*）」の構築を推進し、近距離・ラストワンマイルに特化したクイックデリバリー機能をシステム面と配送代行の2軸で提供しています。「デリバリー注文受付サイト」の構築や「配達管理システム」の提供、自転車を中心とする「配送代行（ドライバーインフラ）」など、IT×自転車配送サービスで、クイックデリバリーラストワンマイル物流を総合的に支援する物流DX企業です。小売業やEC事業者、不動産デベロッパーなど、業種業態問わずニーズに応じた最適な短距離配送・デリバリーの構築・運用・代行を行います。当社は、ゼロカーボンの実現に向け、CO2排出ゼロの自転車を中心とする物流GXの取り組みを推進します。

* フィジカルインターネットとは、トラック等の輸送手段と倉庫のシェアリングを基盤とする、効率化と燃料消費量低減による持続可能な物流の実現に向けたグローバルなロジスティクスシステムです。データを塊で送信するパケット交換＝インターネット通信から着想を得ているためフィジカルインターネットと呼ばれる。

■株式会社エニキャリ代表取締役小嵜秀信のコメント

「地域に愛される持続可能なラストワンマイルインフラ」として、今まで東京、横浜、名古屋、大阪でのサービス提供を進めてまいりました。この度、全国展開をされている飲食チェーン様や小売チェーン様はもちろん、福岡を地盤とするチェーン店様からも、福岡でのサービスを当社と一緒に進めたいというご要望を多くいただき、福岡でのサービスを開始することなりました。今回、福岡を起点とした九州支社を立ち上げます。当社の今までの拠点と違い、事業部を併せ持つという特徴があります。単なる配送拠点ではなく、今後、九州全域に対しての物流DXソリューションを提供する発信地として、九州の経済発展に貢献していきたいと思っております。

九州支社入口のディスプレイ（自転車と配送バッグ）