Cloudflare、「Cloudforce One」脅威イベントプラットフォームを発表

Cloudflareの世界最大級のグローバルネットワークが観測する最新の脅威インテリジェンスを活用可能に

Cloudflare

(2025年 3月 18日 太平洋標準時6:00本国発表)

誰もが接続しやすいコネクティビティクラウドのリーディングカンパニーであるCloudflare(クラウドフレア)は、本日、インターネット上で発生しているサイバー攻撃に関するリアルタイムのインテリジェンスを提供する「Cloudforce One」脅威イベントプラットフォームを発表しました。Cloudflareの世界最大級のグローバルネットワークからのテレメトリに基づく「Cloudforce One」脅威イベントプラットフォームは、サイバー犯罪者が現在どのように活動して、どのようなシステムを標的にしているかを先取りすることで、問題をより迅速に発見、脅威により素早く対応し、セキュリティチームの効率化をサポートします。

サイバー犯罪者は日々、新たな脆弱性や攻撃手法を見つけ出しています。サイバー犯罪による損害額が2025年には10.5兆億ドルに達すると予測される中、企業や組織が最新の脅威に対応するためには、現在直面している脅威の状況を理解する必要があります。しかし、従来の脅威インテリジェンスは、脅威イベントがフィードに追加された理由や文脈を欠いていることが多く、説明や解決策がない警告を受け取っているような状況が頻発しています。最適な脅威インテリジェンスフィードは、ノイズを排除した上でサイバー犯罪者や新たなリスクについて知らせ、組織のセキュリティ体制に直接的な影響を与えるセキュリティ侵害の兆候(IoC)に関する具体的かつ実用的な情報を提供するものである必要があります。

Cloudflareの共同創設者兼最高経営責任者(CEO)であるマシュー・プリンス(Matthew Prince)は、「すべての脅威フィードが信頼性があり、タイムリーであるというわけではありません。この業界は、古くなった、もしくは断片的なインサイトに悩まされており、そのせいで組織がハッカーの被害を受ける可能性が著しく高まっています。世界最大級のグローバルネットワークを構築するCloudflareは、最も完全かつ正確な脅威インテリジェンスにアクセスできる数少ない企業のひとつです。当社ならではの可視性によって、この脅威イベントプラットフォームを提供できるようになりました」と述べています。

「Cloudflare Workers AI」上に構築された脅威イベントプラットフォームは、インターネット上の攻撃の予測不可能な性質を反映したデータが急増したとしても、即座のスケーリングによって耐障害性を維持するように設計されています。ユーザーは、本日から「Cloudforce One」脅威イベントプラットフォームで、以下の機能を利用することができます。

  • インターネット全体の断続的な攻撃の流れを一元的に把握

Cloudflare独自の脅威インテリジェンスに基づいた、サイバー攻撃のタイムラプスビューにアクセス可能です。脅威や攻撃の詳細を深掘りすることができる設計によって、ユーザーは、最も関連性の高い情報を活用できるようになります。

  • 最新の高度な脅威に対抗

ユーザーに実行可能な侵害の兆候(IoC)やイベントの概要を提供し、関連する脅威アクターグループの情報や、その手法や戦術を詳細に解説したプロファイルを同時に知ることができます。環境、業界、地域に特化した情報も活用可能です。

  • セキュリティチームの効率と対応速度の向上

収集されたデータに関する重要な背景情報も提供します。これによって、セキュリティチームが行うべき対応に優先順位を付けやすくなり、限られたリソースを最も緊急性の高い脅威に集中させることができるようになります。企業・組織は、適切な脅威インテリジェンスをサイバーセキュリティツールに統合することで、脅威インテリジェンスのエコシステムとセキュリティ体制全体を大幅に改善することができます。

「Cloudforce One」の責任者であるブレイク・ダルシェ(Blake Darché)は、「企業や組織は、目の前に迫る脅威の規模や、ハッカーの攻撃手法がどのように進化しているかを理解するために、実用的な脅威インテリジェンスを必要としています。しかし、ほとんどのツールが、セキュリティチームに無関係な大量の脅威インテリジェンスを大量に送信するため、誤った検知や見逃しが多数発生しています。『Cloudforce One』脅威イベントプラットフォームは、些細なリスクからCVEの悪用や内部脅威のような複雑なケースまで、ユーザー環境の中で最も緊急性が高い脅威にスポットライトを当て続けることができます」と述べています。

詳細は、以下のリソースをご覧ください。

Unleashing improved context for threat actor activity with our Cloudforce One threat events platform

https://blog.cloudflare.com/threat-events-platform/

Cloudforce One:脅威イベントプラットフォーム

https://developers.cloudflare.com/security-center/cloudforce-one/#analyze-threat-events

Cloudflare(クラウドフレア)について

Cloudflare, Inc.(NYSE:NET / https://www.cloudflare.com/ja-jp/ )は、より良いインターネットの構築の支援を使命に掲げる、誰もが接続しやすいコネクティビティクラウドのリーディングカンパニーです。Cloudflareのコネクティビティクラウドは、世界中のあらゆる組織や個人、アプリケーション、ネットワークを高速かつ安全にするとともに、複雑性やコストの削減を実現する、フル機能かつ統一された業界最先端のクラウドネイティブ製品と開発者ツールプラットフォームを提供しています。

世界最大規模かつ最も相互接続されているネットワークのひとつであるCloudflareは、日々何十億もの脅威をオンラインでブロックしており、大企業からスタートアップ、中小企業、非営利団体、人道支援団体、政府機関まで、世界中の何百万もの組織から信頼されています。

Cloudflareのコネクティビティクラウドの詳細については  https://www.cloudflare.com/ja-jp/connectivity-cloud/ 、インターネットの最新トレンドとインサイトについては https://radar.cloudflare.com をご覧ください。

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会社概要

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業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン26階 エグゼクティブセンター (TEC)
電話番号
050-1791-1110
代表者名
ジョン・ハーラー(John Haarer)
上場
海外市場
資本金
-
設立
2020年05月