トレードワルツとトムソン・ロイターが協業を開始

〜パートナーサービスとして、トムソン・ロイターが提供する「ONESOURCE Global Trade」を追加〜

トレードワルツ

 貿易情報の連携プラットフォーム「TradeWaltz®」を運用する株式会社トレードワルツ(以下:トレードワルツ)と、トムソン・ロイター株式会社(以下:トムソン・ロイター)はパートナーサービスに係る協業を開始しました。
 トムソン・ロイターが提供する国際貿易管理ソリューション「ONESOURCE Global Trade」をTradeWaltzパートナーサービスとして追加したことを発表いたします。

■グローバル貿易に関する規制やルールの変化と、経済協定利用の煩雑さ

 国から国へと様々なモノを運ぶ貿易では、輸出入に関わるモノや運搬、管理方法などを規定する「国際貿易規制」が様々な角度から常に作成・更新されています。そのため、1つの国で国際貿易規制を確認しようとしても、複数の監督官庁にまたがる、様々な文書の確認が必要であり、情報の収集だけでも多くの時間と労力を必要としています。

 また、自国産業を保護するために、海外からモノを輸入する際に政府からかけられる関税は、経済連携協定(以下:EPA)/自由貿易協定(以下:FTA)により減税・コスト削減が可能なため、輸出入者は活用方法を常に模索しています。昨今はRCEPとよばれる世界最大規模の地域的な包括的経済連携のEPA/FTAが発効されるなど、複数の選択肢があり、どのEPA/FTAを使うべきか迷う状況が続いています。

 

■最新の貿易規制へのアクセスを容易にし、取引データを活用したビジネスチャンスを提案
 トムソン・ロイターは、ONESOURCEと言う各国の貿易規制に関する情報の一括提供ツールや、取引データに基づいたFTA活用の診断ツールなどを提供しており、貿易の基本的な取引データを持つTradeWaltzとシステム間を接続することで、取引データに応じた①該当貿易規制の確認、②最適なFTAの選択・適用などを実現できる可能性があり、今後システム間接続も含む協業を検討中です。その第一歩として、今回トムソン・ロイターが提供する以下2つのサービスを、TradeWaltzパートナーサービスとして登録する運びとなりました。

ONESOURCE                 

Global Trade Content

(https://www.thomsonreuters.co.jp/ja/products-services/global-trade-overview/global-trade-content.html?cid=760448&chl=pr&sfdccampaignid=7014O000001Jnk1QAC

220を越える国と地域の最新の国際貿易の規制内容を提供

ONESOURCE

Analyzer Suite

(https://www.thomsonreuters.co.jp/ja/products-services/global-trade-overview/global-trade-analysis.html?cid=760448&chl=pr&sfdccampaignid=7014O000001Jnk1QAC)

HSコードに紐づく各国貿易取引情報、リスクの特定、さらに取扱製品に合った陸揚げコストならびに関税優遇制度の活用を分析したインサイトを提供

 パートナーサービス登録を通じ、TradeWaltzとONESOURCE両者の顧客が相手のサービスに興味を持ち、両製品の利用を検討・実施する中で、連携のニーズを確認し、ニーズが見えてくれば開発に進んでいきたいと考えています。

■関係者のコメント
トムソン・ロイター株式会社  ストラテジック・アライアンス マネージャー 江頭 靖二

「この度、ブロックチェーン技術を活用した安全かつ信頼性の高い貿易情報連携プラットフォームである「TradeWaltz®」上で弊社の国際貿易管理ソリューション「ONESOURCE Global Trade」をパートナーサービスの1つとして提供させていただけるようになりました事を大変嬉しく思っております。今後とも弊社はトレードワルツ様と協力し、貿易業務プロセスの簡素化とコンプライアンスの維持・強化に注力して参る所存です。」

 

株式会社トレードワルツ グローバル&アライアンス事業本部 部長 林 洸太朗
「この度、輸出入管理、FTA、税務・会計、コンプライアンス管理業務において、各業界の最新情報にテクノロジーを掛け合わせ先進的なソリューションを提供するトムソン・ロイター様と協業発表をできたことを大変嬉しく思っています。今後も貿易ソリューションを提供するパートナー企業の皆様とともに、貿易の未来をつくり続けて参ります。」

 

■トレードワルツについて
商号   : 株式会社トレードワルツ
代表者  : 代表取締役社長 小島 裕久
所在地  : 〒100-6036 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 霞が関ビルディング36階 WORKSTYLING

設立   : 2020年(令和2年)4月
事業内容 : ブロックチェーンを活用した貿易情報連携プラットフォーム「TradeWaltz(注1)」の

     SaaS(注2)提供
人員数  : フルタイム55名
URL   :  https://www.tradewaltz.com
株主一覧:株式会社エヌ・ティ・ティ・データ /豊田通商株式会社 /
     東京大学協創プラットフォーム開発株式会社 /三菱商事株式会社 /株式会社TW Link /
     東京海上日動火災保険株式会社 /豊島株式会社 /株式会社上組 /
     株式会社フジトランス コーポレーション /三井倉庫ホールディングス株式会社 /株式会社日新 /
     株式会社三菱UFJ銀行 /丸紅株式会社 /三菱倉庫株式会社 /損害保険ジャパン株式会社

 

SDGsへの取組み:弊社サービスは主に8,9,12,13,15,17のテーマについての取り組みを推進しています。

(注1)「TradeWaltz」は日本国内における株式会社トレードワルツの登録商標です。
    その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。
(注2)Software as a Serviceの略で、ユーザーがインターネット経由で必要なソフトウェア機能を
    利用する仕組み 

本件に関するお問い合わせ先
トムソン・ロイター株式会社 担当:江頭、眞船 Email:marketingjp@thomsonreuters.com  

株式会社トレードワルツ 担当:染谷、林、齋藤、中尾 Email:info@tradewaltz.com

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会社概要

株式会社トレードワルツ

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URL
https://www.tradewaltz.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング36階WORKSTYLING
電話番号
03-4567-6327
代表者名
佐藤 高廣
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2020年04月