北海道大学大学院工学院×ビズリーチ・キャンパス博士課程の学生等に特化したキャリア支援に関する連携を開始

株式会社ビズリーチ

株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:酒井哲也)が運営する、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」は、北海道大学大学院工学院(所在地:北海道札幌市/大学院工学院長:泉典洋)と、北海道大学大学院工学院の博士後期課程(以下、博士課程)に在籍中の学生(以下、博士学生)または在籍していた博士人材※1や、北海道大学工学部および北海道大学大学院工学院に在籍する学生のうち、博士課程への進学を希望する学生に特化したキャリア支援・就職支援に係る覚書を締結し、連携を開始したことをお知らせします。

本連携を通じて、「ビズリーチ・キャンパス for 博士※2」を活用し、博士学生や博士課程への進学を検討中の学生と、北海道大学大学院工学院の修了生である博士人材の交流を促進します。これにより、博士課程修了後の多様なキャリアに触れる機会を提供し、博士学生のキャリア支援や博士課程進学者の増加を目指します。

※1 博士人材とは、「社会で活躍する博士号を取得した社会人」を指します。

※2 博士課程の学生のキャリア選択を支援する「ビズリーチ・キャンパス for 博士」を開始(プレスリリース)

■連携内容とその背景:日本の博士人材不足と、多様なロールモデル提示の必要性

日本の博士号取得者数は、主要先進国と比較して低水準にあり、それが科学技術の発展やイノベーションの創出における国際競争力低下の一因といわれています。そのため、大学における博士課程進学を促進することが急務となりますが、進学者増加のためには、進学を検討している学生に対して博士人材の多様なロールモデルを提示することが重要です。現状、学生からは、博士人材のキャリアに関して、高等教育機関等での教職員、研究者等のアカデミア以外のキャリアに関する情報を求める声が上がっており、博士人材のキャリアパスに関する情報不足が博士課程進学を躊躇させている要因の一つになっています。くわえて、博士学生のキャリア選択においては、自身の専門分野を生かせる職場環境があるかが重要な要素となるため、博士学生に対して具体的な仕事内容やキャリアパスに関する情報提供が不可欠です。

そのようななか、ビズリーチ・キャンパスは、社会で活躍するさまざまな博士人材のキャリアに触れる機会を創出することで、博士学生のキャリア選択を支援する「ビズリーチ・キャンパス for 博士」を、本日より開始しました。本サービスでは、博士人材へのOB/OG訪問や博士専用のキャリアイベントへの参加、多様な博士人材のプロフィール・経歴の閲覧が可能です。一方、北海道大学大学院工学院は、高度な専門性を持つ博士人材の育成に力を入れており、修了生の多くが国内外で活躍しています。

こうした背景を踏まえ、本連携では、北海道大学大学院工学院の学生等が「ビズリーチ・キャンパス for 博士」上で博士人材(OB/OG)から直接話を聞く機会を創出することで、博士人材の多様なキャリアに関する理解を深めることを目指します。さらに、博士課程に進学した学生が、修了後にOB/OGとして本サービスに登録することで、後輩のキャリア支援に携わるといった継続的なキャリア支援のサイクルの確立を目指します。


■北海道大学大学院工学院長 教授 泉 典洋 氏 コメント

博士人材が少なく「低学歴社会」とも言われる日本。そのような人材の不足は、労働生産性の低さやイノベーション創出の困難さを生み出し、ひいては経済発展の停滞につながっているとも指摘されています。

これまで日本では、博士号を取得するとアカデミアや研究開発の部署に進むのが当然だと考えられてきました。一方、海外では博士人材が企業で活躍し幹部に登用されたり、自ら起業してユニコーン企業の創業者になったりする例も多く見られます。

こうした国際的な動向を受け、近年ようやく日本でも中央省庁や日本経済団体連合会(略称:経団連)が博士人材の価値と可能性に注目し始めました。文部科学省などによる支援策も充実し、博士課程の学生への経済的・環境的なサポートは着実に強化されています。北海道大学においても、「EXEX博士人材フェローシップ」をはじめとする多様な制度により、学生が安心して研究に打ち込める体制が整えられています。

しかし、在学中の経済的支援だけでは不十分です。博士課程進学を後押しするには、博士号取得後のキャリア支援が不可欠です。今回のビズリーチ・キャンパス様との連携を通じて、博士課程学生へのキャリア支援がさらに充実することで、博士課程への進学をより現実的で身近な選択肢として捉えてもらえることを期待しています。

これから進学を検討している学生の皆さんには、ぜひ「ビズリーチ・キャンパス for 博士」を活用し、身近な先輩たちの活躍に触れてみてください。また、現在博士課程に在籍している皆さんにも、多様なキャリアのロールモデルから新たな気づきや刺激を得ていただければ幸いです。


■株式会社ビズリーチ 新卒事業部 事業部長 藤田 拓秀 コメント

このたび、北海道大学大学院工学院様と博士人材の増加に向けたキャリア支援の体制強化のための連携を開始できますことを大変光栄に思います。

卒業生とのつながりは、学生の皆様が多くのロールモデルに出会い、自身のキャリアについてリアリティーを持って考えるための貴重な機会です。「ビズリーチ・キャンパス for 博士」は、博士人材の多様なキャリアを可視化し、学生の皆様に新たな選択肢と可能性を提供します。また本連携を通じて、社会課題である博士人材不足の解消に貢献できるよう尽力してまいります。

今後も、ビズリーチ・キャンパスは、OB/OG訪問の促進を通じて、博士学生や博士課程を目指す学生が「期待」と「覚悟」をもってキャリアを選択し続けられるよう、支援してまいります。


■OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」について

「ビズリーチ・キャンパス」は、学生と、その学生が所属する大学・大学院所属の内定者やOB/OGをはじめとする社会人、企業をつなぐオンラインのキャリア教育プラットフォームです。

主な特徴は以下の3点です。

1.オンラインOB/OG訪問がサービス内で完結:内定者・OB/OGの検索・訪問依頼から、OB/OG訪問(ビデオ通話)までをサービス内で実施できます。

2.大学ごとにサービスを提供:大学ごとの専用サイトで、出身学部やサークルなどの共通点からも先輩を探せます。

3.学年を問わず通年で利用可能:学年や時期を問わず、さまざまな業界で活躍する社会人から話を聞き、早期に就業観を醸成できます。

また、学生の皆様に安心・安全にご活用いただくための対策に注力しています。主な対策は以下の3点です。

1.OB/OG訪問の依頼やビデオ通話の発信を学生起点に制限。

2.ボランティアOB/OGは原則オンライン訪問のみに制限(OB/OGには企業公認とボランティアの2種類があります)。

3.サービス内のメッセージを運営事務局が24時間有人監視し、目的外利用があった場合は注意喚起やアカウント停止などの対応を実施。

URL:https://br-campus.jp/

配信地域

日本、アメリカ、カナダ、オーストラリア

開校大学

国内108大学と海外留学生向けの専用サイトを開設(2025年4月末時点)

※海外留学生:海外対象エリアの大学・大学院に通う海外正規留学生

登録者数

・大学生・大学院生 334,000名以上(2025年4月末時点、開校大学以外も含む)

・OB/OG 112,000名以上(2025年4月末時点)

公開日

2016年10月12日

■株式会社ビズリーチについて

「キャリアに、選択肢と可能性を」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、静岡、広島に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、社内スカウトで人材流出を防ぐ「社内版ビズリーチ by HRMOS」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズ、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開するVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。

URL:https://www.bizreach.co.jp/

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会社概要

URL
https://www.bizreach.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー12F
電話番号
-
代表者名
酒井 哲也
上場
未上場
資本金
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設立
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