セーフィーと八千代ソリューションズが協業し、製造業のDX推進を加速。現場の設備トラブルの原因究明と対応までのスピードを向上

八千代エンジニヤリング株式会社(本店:東京都台東区、代表取締役社長執行役員:高橋 努)のグループ会社である八千代ソリューションズ株式会社(東京都台東区、代表取締役社長:水野 高志、以下「八千代ソリューションズ」)は、クラウド録画サービスシェアNo.1(※1)のセーフィー株式会社(東京都品川区、代表取締役社長CEO:佐渡島 隆平、以下「セーフィー」)と協業し、クラウド設備管理システム「MENTENA」とクラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」をシステム連携させたことをお知らせします。本提携を通じて、設備保全業務におけるトラブル対応の迅速化と業務効率化を支援し、製造現場のDX推進を加速させます。

2040年には、日本の高齢化率が35%に迫り、働き手の中心となる15〜64歳が現在の8割となる「8掛け社会」が到来すると推測(※2)されています。製造業では、そのように深刻な人材不足や熟練技術者の退職などにより、設備トラブル発生時の迅速な対応が課題となっています。また、設備の経年劣化やオペレーションの影響などにより、トラブルの要因が複雑化する中で、正確かつ迅速な原因究明と対応方針の策定が求められています。

特に設備停止には「オペレーションの問題」と「設備の問題」の両方が関係することが多くあります。例えば、設備停止前の工程における人為的なミスや、部品の経年劣化による設備不良など、複数の要因の把握と分析が必要となります。しかし、従来のトラブル発生後の写真やテキストによる状況報告では、正確な情報伝達が難しい場合があり、原因の特定に時間を要していました。

そこで、クラウドカメラ「Safie」の現場映像の記録をクラウド設備管理システム「MENTENA」上で確認できるようになることで、設備トラブル発生時の瞬間を振り返り、正確な原因究明を迅速に行える環境を構築します。これにより、トラブルの原因究明が迅速化し、対応までの時間が短縮されます。また、トラブルの瞬間を振り返って確認できることで、人的ミスや設備故障の両面から原因を特定でき、再発防止策の精度も向上します。お客さまからも「設備停止時の原因究明の迅速化や、より的確な対応策の検討につながるのではないか」といった期待の声が寄せられています。

(※1)テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査(2024)」より、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェア(55.3%)

(※2)リクルートワークス研究所:未来予測2040 労働供給制約社会がやってくる|報告書」(2023年3月28日発行)https://www.works-i.com/research/report/forecast2040.html

機能の概要

MENTENA上で製造現場から保全部門に作業依頼を送るためのリクエスト作成機能に、Safieで撮影された映像データを紐づける連携機能を実装しました。これにより、ユーザーはMENTENAのシステム画面にSafieのデバイスIDと日時を入力するだけで、該当の映像URLを自動生成し、他部門に対して作業依頼を送ることが可能となります。これにより、トラブル発生時に容易に対象時点の映像を確認でき、トラブル発生時の状況把握がスムーズになることで、迅速な対応が可能となります。

今後は、本機能に対するユーザーのフィードバックをもとに、さらなる改善を重ねていく予定です。両社で製造業のDX推進を支援する新機能を順次開発・提供してまいります。

「今回のセーフィー様との連携により、MENTENAの設備管理機能がさらに進化しました。保全現場においてトラブル対応の迅速化は重要な要素の1つです。Safieとの連携により、現場の『見える化』を強化し、より的確かつ迅速な原因分析や対応方針の判断をサポートできると考えています。」(MENTENA事業責任者 山口 修平)

カメラの導入や詳細についてはこちらまでお問い合わせください。

【MENTENAサポート窓口】mentena-support@yachiyo-eng.co.jp

クラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」

Webサイト:https://safie.jp/

Safieはカメラとインターネットをつなぐだけで、いつでもどこでも映像を確認できるクラウド録画サービスシェアNo.1のサービスです。

「映像から未来をつくる」というビジョンのもと、人々の意思決定に映像をお役立ていただける未来を創造し、企業から個人まで誰もが手軽に利用できる映像プラットフォームを目指しています。

「映像データであらゆる産業の”現場”をDXする」というビジネスコンセプトを掲げ、小売り、土木・建設、製造、医療などのあらゆる現場のDXを率先して推進しています。

セーフィーは、データガバナンスに関する下記指針を遵守すると共に、ステークホルダーの皆様と協調して啓発活動にも取り組んでおります。また、社外有識者よりプライバシー保護などに関する助言を受けながら、指針及び実務上の運用基準の見直しを行っております。

データガバナンスに関する取り組み

データ憲章(2022年4月1日発行)

セーフィー株式会社

会社名:セーフィー株式会社

所在地:東京都品川区西品川1-1-1 住友不動産大崎ガーデンタワー

代表者:代表取締役社長CEO 佐渡島 隆平

Webサイト: https://safie.co.jp/

クラウド設備管理システム「MENTENA」

URL:https://mentena.biz/

MENTENAは、設備管理や施設管理の現場において、脱エクセルやペーパーレスを実現し、現場の働き方改革を促進する設備管理システムです。紙やエクセル管理からクラウドシステム管理へ移行することで、現場作業の効率化や点検履歴の効果的な管理を行うことが可能です。誰でも説明書なしで理解できるわかりやすいデザイン、初期費用がかからない定額制、導入から運用までバックアップするサポート体制を備えた、「カンタン」「始めやすい」「安心サポート」を実現しており、特にお客さまにとって設備管理情報の一元管理というメリットをご提供できることが強みです。本サービスは発売以降、製造業、ビルメンテナンス、ガス・電力業界のお客さま、あるいは設備管理業務の効率化といったニーズをお持ちのお客さまに幅広く活用されています。

【特徴】

① 資産の効率的な運用による経営改善を現場DXによって実現
② 知識やノウハウを共有し、属人化を防ぐナレッジマネジメントを実現
③ 設備の状態や保全履歴を論理的に管理し、予防保全を実現
④ 情報共有やコミュニケーションを効率化するためのプラットフォームを構築
⑤ 誰でもひと目で使い方がわかるデザイン
⑥ 導入と運用支援を手厚くサポート
⑦ 万全のセキュリティ体制

八千代ソリューションズ株式会社

八千代ソリューションズ株式会社は、親会社である八千代エンジニヤリング株式会社が60年以上培ってきた知識や経験を活用し、持続可能な地域社会の形成と企業の長期的な成長を実現するために設立された民間向け事業会社です。弊社はお客さまの一番のパートナーとしてDXを展開し、実践するソリューションを開発し、データを資産とみなしたサービスとして提供します。また、お客さまの期待を超えるサービスを目指して継続的にその品質を磨き続けることで、お客さまの意思決定の質や生産性の向上に貢献します。その第一弾の取り組みとして、クラウド設備管理システムMENTENAを親会社から包括承継し、主たるサービスとして展開します。

会社名:八千代ソリューションズ株式会社

所在地:東京都台東区浅草橋5-20-8

代表者:代表取締役社長 水野 高志

Webサイト:https://yachiyo-sol.com/

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会社概要

URL
https://www.yachiyo-eng.co.jp/
業種
建設業
本社所在地
東京都台東区浅草橋 5-20-8 CSタワー
電話番号
03-5822-2900
代表者名
高橋 努
上場
未上場
資本金
4億5000万円
設立
1963年01月