【2025年2月版】検索順位1位はCTRが◯倍違う!?上位表示がもたらすクリック増加をSEO会社ランクエストが徹底調査!
https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ 【SEO対策】で検索順位No.1を獲得した(注1)ランクエストが1~10位の検索順位毎のクリック率を解説
多くの企業やメディアは、検索エンジンで上位表示されることで、潜在顧客へのアプローチやブランド認知度の向上はもちろん、ウェブサイトへの集客、問い合わせや売上の増加といった具体的な成果を狙い、日々SEO対策に取り組んでいます。
これらの成果の達成において重要な指標の一つが「クリック数」です。クリック数は、検索結果から実際にユーザーがサイトにアクセスする行動を表しており、ウェブ上での集客や売上増加に直結するため、その動向は注目されています。
しかしながら、上位表示がクリック数の増加にどの程度寄与するかについては、多くの担当者の間で依然として疑問が残っています。そのため、効果的なSEO戦略を構築するには、単に検索順位を見るだけでなく、具体的な数値データに基づいた検証が求められます。
そこで今回は、【SEO対策】で検索順位No.1を獲得した(注1)ランクエスト(https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ )が運営するメディア(注2)の2025年2月データをもとに、検索結果上位10位における「クリック数(a)」「表示回数(b)」「クリック率(CTR=a/b)」を詳しく分析し、各順位がユーザーの行動にどのように影響するかを明らかにします。
この分析を通じて、上位表示がどの程度クリック獲得に寄与しているのか、またその効果が順位ごとにどのように変動するのか、具体的な数値から確認できます。企業やマーケターはこれらの結果を活用することで、SEO対策への投資効果を可視化し、より戦略的な意思決定を行うための指標として役立てることが可能となるでしょう。
(注1)2025年1月9日に東京都新宿区で、PCブラウザーからGoogle検索を行い、その結果を測定しました。検索キーワードは「SEO対策」で、クッキーや履歴を削除した上で計測しています。なお、他の地域やデバイス、検索タイミング、検索エンジンのアルゴリズムの変更などによって、順位が変動する場合があります。
(注2)ランクエストが運営するメディア:https://rank-quest.jp/
◆ 2025年2月度:表示順位毎のクリック率(CTR)

上記の検索順位毎のクリック率(CTR)から、検索結果における順位とクリックの関係性がはっきりと見て取れます。主なポイントは以下の通りです。
(1) 1位の圧倒的なクリック率
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1位のクリック率は43.5%と、2位(14.0%)の約3倍の大きな数値です。1位に表示されることで、検索ユーザーの半数近くのクリックを獲得できることがわかり、上位表示の重要性が改めて浮き彫りになりました。
(2)1位〜3位までの急激な差
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2位は14.0%、3位は6.0%で、1位から大きく下がっています。検索結果上で、トップ3に入ることは重要ですが、1位と2位、2位と3位の間にも顕著な差がある点が見逃せません。
(3) 4位・5位の微妙な差
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4位(2.8%)と5位(3.1%)はほぼ同水準ですが、わずかに5位が高くなっています。通常は順位が上がるほどクリック率が上がる傾向がありますが、このように例外的な逆転が生じる場合もあります。タイトルやディスクリプション、リッチスニペットの有無など、ユーザーの目を引く要素が影響している可能性があります。
(4)6位以下は1%を下回る低水準
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6位以下になると、クリック率は1%を大きく下回ります(0.7%~0.3%)。これらの順位に留まっていると表示されてはいてもユーザーのクリックを期待できる割合は極めて低いことがわかります。
(5)順位ごとのCTR変動要因の可能性
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同じ検索順位でも、検索クエリ(キーワード)の意図やブランド認知度、タイトル・メタディスクリプションの魅力、さらにリッチリザルト(FAQ、画像、動画など)の表示の有無といった要因によってクリック率は変動します。今回のデータは“一般的な目安”として活用しつつ、実際に自社サイトでどのような要因が影響しているかを分析することが重要です。
総じて、上位に表示されるほどクリック率が高くなるという傾向は明白で、特に1位に表示されることで得られるメリットは非常に大きいといえます。一方で、検索結果の見せ方やユーザーの検索意図に合わせたコンテンツ設計も、クリック率の上下に影響する可能性があるため、順位だけでなく表示内容やブランド力にも注目する必要があります。
執筆者:城下透子
ランクエスト ライティングチーム編集長
東北芸術工科大学芸術学部文芸学科を卒業後、雑誌・書籍編集プロダクションに入社し、紙媒体での編集業務に携わる。その後、株式会社ecloreに入社。SEOコラムやインタビュー記事、サービスページなどを執筆し、【SEO対策】で検索順位No.1を獲得した実績(注1)を持つ。座右の銘は、「“言う”と“伝える”は異なる」。

調査概要
調査期間:2025年2月1日~2025年2月28日
調査機関:株式会社eclore
調査対象:ランクエストサイト(https://rank-quest.jp/ )
有効回答数(サンプル数):903キーワード
対象キーワードは、2025年2月中にランクエストサイトで検索結果1位から10位に掲載されたものに限定し、各順位ごとのクリック率を分析しました。
調査方法:
・Googleサーチコンソールのデータを使用し、対象キーワードの検索順位別クリック率(CTR)を算出しました。
・クリック率(CTR)は、クリック数を表示回数で割り、その結果に100を掛けてパーセンテージとして表しています。
<<調査結果の利用条件>>
1.情報の出典元として「4,300社以上のSEO支援実績を誇るランクエスト」の名前を明記してください。
2.ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:
https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/
https://rank-quest.jp/column/column/seo-consulting/
ランクエストについて
ランクエストでは、「徹底的にSEOで集客するプロ集団」というコンセプトのもと、4,300社を超える企業様にサービスを提供してまいりました。
自社に最適なSEO施策が全くわからない方のために、コンテンツ制作や内部対策の実施など幅広い施策を提案できる専属のSEOコンサルタントがサポートします。
社内リソースが厳しくSEO対策を丸投げしたい方は、ぜひご相談ください。
Point①自社リソースを改善できる『ランクエストの丸投げSEO』
多くのSEO業者は施策の提案までが役務範囲で、施策の実行はクライアント任せか追加費用がなければ対応してもらえない、ということも珍しくありません。しかしランクエストでは、徹底的に考え抜かれたSEO計画を、施策の実行まで追加費用無しで対応させていただいております。
Point➁正社員のライターチームによる品質担保
コンテンツを高品質に維持するために、全ての記事構成を内製で対応しています。毎週更新される100以上の厳格なコンテンツ制作ルールを遵守しつつ、必ず編集長がチェックする徹底的な品質維持体制をとっています。さらに、SEO効果の高いオリジナルコンテンツの制作も対応可能です。
Point③SEO対策に留まらない全方位のWebマーケティング事業
SEOに限らずリスティング広告や、SNSの運用など、多岐にわたる施策をご案内しています。施策単体の効果にとらわれない複合的なプランニングで、マーケティングのトータルコンサルティングを提供し、クライアントの期待に最大限に応えます。
ランクエスト 概要
商号 :株式会社eclore
代表者 :宮島 隆
所在地 :東京都新宿区新宿2丁目8-6 KDX新宿286ビル4階
事業内容:主にSEOコンサルティングと記事制作に関する事業
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