Leica AP20 AutoPoleが令和5年度のICT土工/舗装工の出来形管理要領に対応可能

~施工性向上、気泡管を気にせずに傾けて計測~

【2023年4月28日 東京】 計測テクノロジー業界のリーダーであるライカジオシステムズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:日比孝典)は、傾斜補正機能を備えたプリズムオートポール Leica AP20 AutoPole (以下 AP20 )が国土交通省の「3次元計測技術を用いた出来形管理要領(案) 令和 5年3月版」に新たに追加され、土工編及び舗装編内のそれぞれ面管理/断面管理にてTS光波方式(傾斜補正機能付きプリズムを使用する場合)にて対応可能になったことを発表しました。

AP20 の特徴

  • 傾斜補正技術: IIMUの採用により、電磁障害を排除し、プリズム計測時にポールを垂直に保つ作業が不要

  • ポールハイト: AP20専用のプリズムポールを使用する事で、変更したプリズム高の値が自動で専用フィールドアプリへ入力反映

  • ターゲットID: ID付与されたAP20のみを自動検索し、他のプリズムへの誤認識を排除

 

AP20 の使い方・利用シーン

  • 現況測量として利用が可能

  • 他の計測器で取得できなかったデータへの補足測量として利用が可能

  • ICT活用工事において施工中の進捗管理や出来形管理へ利用が可能

  • 小規模現場では起工測量での活用見込み

  • Leica製トータルステーションと組み合わせて利用

 

AP20は従来通りプリズムポールを鉛直にして利用する事も可能ですが、起伏の激しい現場でプリズムポールを鉛直に立てる事が困難な場合なども斜めに傾けて計測が可能な為、作業スピードを飛躍的に向上させます。この特徴を生かし、更に専用フィールドアプリ内の「表面検査・ロードランナー・DTM杭打ち」等の情報化施工向けのアプリと組み合わせて使用する事でより効果的な活用が見込めます。

 


【「AP20」 製品概要】

 NETIS登録済み技術

  • 名称: 傾斜補正機能付きプリズムオートポール

  • NETIS登録番号: QS-220048-A

 

 Leica AP20 AutoPole 製品ページ:

https://leica-geosystems.com/ja-jp/products/total-stations/ap20-autopole


 

Leica Geosystems – when it has to be right

 およそ200年にわたり計測・測量の製品および技術で変革を生んできたHexagon のグループカンパニーであるライカジオシステムズは、世界中のプロフェッショナルに向けてトータルソリューションを開発しています。革新的な製品とソリューションの開発で知られているライカジオシステムズは、地理空間情報の利活用において、航空宇宙、防衛、安全、セキュリティ、建設、製造など、実に多岐にわたる業界のプロフェッショナルから信頼を得ています。ライカジオシステムズは高精度で正確な機器、洗練されたソフトウェア、そして信頼できるサービスで、社会の発展に貢献していきます。 
Hexagonは、センサー、ソフトウェア、自律型テクノロジーを組み合わせたデジタルリアリティソリューションの世界的リーダーで、世界50ヶ国におよそ23,000人の従業員を擁し、総売上高は約43億ユーロです。 
詳細については hexagon.comをご覧ください。Twitterで @HexagonABをフォローしてください。 

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

URL
http://www.leica-geosystems.com/ja-jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル18F
電話番号
03-6809-3901
代表者名
日比 孝典
上場
未上場
資本金
3億円
設立
1997年09月