フィリップス、新型コロナウイルス感染症対応の人工呼吸器「E30システム」5月中に数千台規模で日本導入へ(5月1日承認取得)
株式会社フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:堤 浩幸、以下 フィリップス)は「2030年までに30億の人々の生活を向上させる」をビジョンに掲げ、健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアにいたるヘルスケア・プロセスのすべてにイニシアティブを持ち「もっと健やかな未来へ」をコンセプトとして、すべての人の健康に貢献していきたいと努めております。
このたびの新型コロナウイルス感染症に罹患された患者様とご家族の皆様には心よりお見舞い申し上げますとともに1日も早い回復をお祈りいたします。また患者様の治療にあたっていらっしゃるすべての医療従事者の皆様に感謝と敬服の念をお伝えします。
フィリップスでは、新型コロナウイルス感染症拡大への対応として、トリプル・デューティー・オブ・ケアと名付けた3つの義務、1. 常にお客様の重要なニーズを満たすこと、2. 当社従業員の健康と安全を守ること、3. 事業の継続性、を確保することを定め、それらの義務を果たすためにグローバル対策チームと地域対策チームを立ち上げ、迅速な連携に努めています。
世界各地で人工呼吸器の需要が急激に増加し、日本国内においても患者様に必要な数の人工呼吸器の確保が喫緊の課題となる中、このたび、フィリップスは新型コロナウイルス(COVID-19)対応の二相式気道陽圧ユニット「E30システム」を開発し、本日日本での承認を取得いたしましたのでお知らせいたします。これにより「E30システム」の日本導入が決定いたしました。
「E30システム」は、厚生労働省および独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)において非常事態への対策として、薬事承認手続きを優先的に、極めて迅速にご対応いただいた結果、米国内で2020年4月14日に販売を開始し、その後約2週間での日本国内の承認取得となりました。
フィリップスは日本国内の呼吸器疾患サポート領域におけるリーディングカンパニーとして、日本政府との連携により、すでに既存の人工呼吸器を数千台規模で準備対応にあたってまいりました。これに加えて、既存の人工呼吸器は新型コロナウイルス対応のため週4,000台規模(2020年7月以降)まで増産を進めているのに対し、「E30 システム」は、パートナー企業との連携により人工呼吸器の製造ラインを拡大した結果、週15,000台の製造が可能となりましたので、現在の人工呼吸器不足の解消に向けてさらに貢献することができます。感染拡大となっている欧州においてもいくつかの国で販売許可を取得し、すでに数万台規模の導入を決定しております。
日本においては、5月の連休明けから初期ロットとして数千台規模の導入を開始します。その後は、各関係機関と調整のうえ、状況を見ながら順次導入を計画してまいります。
「E30 システム」の概要
新型コロナウイルス(COVID-19)に必要とさているIPPVの他、NPPV(非侵襲的陽圧換気)としても使用可能です。気管挿管の他、フルフェイスマスクやヘルメット型マスクなど、様々なインターフェイスへの接続が可能となっており、様々な患者さんに対応が可能です。
バクテリアフィルタ対応
バクテリアフィルタを本装置の空気取り入れ口に接続が可能なため、空気が汚染された環境で使用する場合も、器械内部の汚染を防ぐことが可能です。
最大60LPMの酸素添加
本装置は、最大60LPMまでの酸素添加に対応しているため、高い酸素濃度の供給が可能になります。
院内や院内に準ずる患者受け入れ施設での使用が可能
院内のみならず、軽症患者を受け入れている施設などでの使用も可能です。
シンプルな操作性
軽量・小型かつ、シンプルなセットアップが可能なため、医療従事者の負担を軽減します。視覚的なモニター表示のため、新しい人工呼吸器でありながら直感的に操作が可能です。
仕様
薬事承認事項
フィリップスについて
フィリップス・ジャパン(旧フィリップス エレクトロニクス ジャパン)は、超高齢社会を迎える日本の健康と医療の問題に貢献したいと、2019年4月1日よりフィリップス・レスピロニクス合同会社と統合し、ヘルスケア分野の変革に取り組んでいるヘルステックカンパニーです。今後、病院で使用されるフィリップスの先進医療機器やパーソナルヘルスと呼ばれるオーラルヘルスケア(電動歯ブラシ)、AED、在宅呼吸器などがクラウド上で繋がることで、人々の健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという「一連のヘルスケア・プロセス」において、革新的な医療ソリューションを提供していきます。医療従事者の皆様、患者様だけでなく、すべての人々の健康な生活への貢献を目指します。(https://www.philips.co.jp)
ロイヤル フィリップスについて
ロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX:PHI)は、人々の健康の向上にテクノロジーで貢献するヘルステック分野のリーディングカンパニーです。健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという一連のヘルスケア・プロセスを通じて、先進的なテクノロジーと、医療従事者および消費者のインサイトを基に、人々の健康を改善し良好な結果をもたらすための包括的なソリューションを提供しています。主な事業領域は、画像診断、画像誘導治療、生体情報モニター、ヘルスインフォマティックスのみならず、パーソナルヘルスや在宅医療まで、さまざまな領域に渡ります。フィリップス ヘルステック事業の2018年の売上高は181億ユーロ、オランダを拠点に全世界に80,000人の従業員を擁し、世界100ヵ国以上でビジネスを展開しています。フィリップスに関するニュースはこちらからご覧ください。(http://www.philips.com/newscenter/)
このたびの新型コロナウイルス感染症に罹患された患者様とご家族の皆様には心よりお見舞い申し上げますとともに1日も早い回復をお祈りいたします。また患者様の治療にあたっていらっしゃるすべての医療従事者の皆様に感謝と敬服の念をお伝えします。
フィリップスでは、新型コロナウイルス感染症拡大への対応として、トリプル・デューティー・オブ・ケアと名付けた3つの義務、1. 常にお客様の重要なニーズを満たすこと、2. 当社従業員の健康と安全を守ること、3. 事業の継続性、を確保することを定め、それらの義務を果たすためにグローバル対策チームと地域対策チームを立ち上げ、迅速な連携に努めています。
世界各地で人工呼吸器の需要が急激に増加し、日本国内においても患者様に必要な数の人工呼吸器の確保が喫緊の課題となる中、このたび、フィリップスは新型コロナウイルス(COVID-19)対応の二相式気道陽圧ユニット「E30システム」を開発し、本日日本での承認を取得いたしましたのでお知らせいたします。これにより「E30システム」の日本導入が決定いたしました。
「E30システム」は、厚生労働省および独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)において非常事態への対策として、薬事承認手続きを優先的に、極めて迅速にご対応いただいた結果、米国内で2020年4月14日に販売を開始し、その後約2週間での日本国内の承認取得となりました。
フィリップスは日本国内の呼吸器疾患サポート領域におけるリーディングカンパニーとして、日本政府との連携により、すでに既存の人工呼吸器を数千台規模で準備対応にあたってまいりました。これに加えて、既存の人工呼吸器は新型コロナウイルス対応のため週4,000台規模(2020年7月以降)まで増産を進めているのに対し、「E30 システム」は、パートナー企業との連携により人工呼吸器の製造ラインを拡大した結果、週15,000台の製造が可能となりましたので、現在の人工呼吸器不足の解消に向けてさらに貢献することができます。感染拡大となっている欧州においてもいくつかの国で販売許可を取得し、すでに数万台規模の導入を決定しております。
日本においては、5月の連休明けから初期ロットとして数千台規模の導入を開始します。その後は、各関係機関と調整のうえ、状況を見ながら順次導入を計画してまいります。
「E30 システム」の概要
IPPV(侵襲的陽圧換気)対応
新型コロナウイルス(COVID-19)に必要とさているIPPVの他、NPPV(非侵襲的陽圧換気)としても使用可能です。気管挿管の他、フルフェイスマスクやヘルメット型マスクなど、様々なインターフェイスへの接続が可能となっており、様々な患者さんに対応が可能です。
バクテリアフィルタ対応
バクテリアフィルタを本装置の空気取り入れ口に接続が可能なため、空気が汚染された環境で使用する場合も、器械内部の汚染を防ぐことが可能です。
最大60LPMの酸素添加
本装置は、最大60LPMまでの酸素添加に対応しているため、高い酸素濃度の供給が可能になります。
院内や院内に準ずる患者受け入れ施設での使用が可能
院内のみならず、軽症患者を受け入れている施設などでの使用も可能です。
シンプルな操作性
軽量・小型かつ、シンプルなセットアップが可能なため、医療従事者の負担を軽減します。視覚的なモニター表示のため、新しい人工呼吸器でありながら直感的に操作が可能です。
仕様
薬事承認事項
フィリップスについて
フィリップス・ジャパン(旧フィリップス エレクトロニクス ジャパン)は、超高齢社会を迎える日本の健康と医療の問題に貢献したいと、2019年4月1日よりフィリップス・レスピロニクス合同会社と統合し、ヘルスケア分野の変革に取り組んでいるヘルステックカンパニーです。今後、病院で使用されるフィリップスの先進医療機器やパーソナルヘルスと呼ばれるオーラルヘルスケア(電動歯ブラシ)、AED、在宅呼吸器などがクラウド上で繋がることで、人々の健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという「一連のヘルスケア・プロセス」において、革新的な医療ソリューションを提供していきます。医療従事者の皆様、患者様だけでなく、すべての人々の健康な生活への貢献を目指します。(https://www.philips.co.jp)
ロイヤル フィリップスについて
ロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX:PHI)は、人々の健康の向上にテクノロジーで貢献するヘルステック分野のリーディングカンパニーです。健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという一連のヘルスケア・プロセスを通じて、先進的なテクノロジーと、医療従事者および消費者のインサイトを基に、人々の健康を改善し良好な結果をもたらすための包括的なソリューションを提供しています。主な事業領域は、画像診断、画像誘導治療、生体情報モニター、ヘルスインフォマティックスのみならず、パーソナルヘルスや在宅医療まで、さまざまな領域に渡ります。フィリップス ヘルステック事業の2018年の売上高は181億ユーロ、オランダを拠点に全世界に80,000人の従業員を擁し、世界100ヵ国以上でビジネスを展開しています。フィリップスに関するニュースはこちらからご覧ください。(http://www.philips.com/newscenter/)
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