物流危機を乗り越えるカギは、サプライチェーン全体での最適化
CLOの選任は全体最適を追求する企業体質へ転換するチャンス
欧州最大級の経営コンサルティングファームである株式会社ローランド・ベルガー(以下、ローランド・ベルガー)は、日本の企業や組織が時代の変化を捉え、継続的な成長を遂げるために、物流業界において求められる変革を紹介したレポート「CLO(Chief Logistics Officer)の選任による持続可能な物流の実現」を発表しました。
産業や生活を支える物流が、危機に直面しています。国内の貨物総輸送量はほぼ横ばいである一方で、営業用トラックのドライバーは年率2%超で減少しており、今後も歯止めはかかる見込みがないためです。担い手の不足に起因する物流危機のさらなる深刻化は避けられないでしょう。
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このような背景から、物流効率を中長期的に高めるべく、昨年5月に物流改正法が公布されました。その特徴は、物流事業者だけではなく、荷主に対しても物流効率化に取り組む努力義務を課している点にあります。さらに、一定規模以上の荷主については、CLOとの呼ばれる物流統括管理者の選任と、物流の効率化に向けた中長期計画の作成・報告が追加で義務付けられました。
CLOを選任し、相応の役割・権限を付与すれば、物流の効率化や収益力の向上はもちろんのこと、サプライチェーン全体での最適化を追求する企業体質への転換を果たす契機となるはずです。本レポートでは、ローランド・ベルガーが支援したサプライチェーンの全体最適に取り組んだ事例を含め、業界動向を詳しく解説しています。 ローランド・ベルガーの最新のレポート「CLO(Chief Logistics Officer)の選任による持続可能な物流の実現」の全文は弊社ウェブサイトからご覧いただけます。
企業変革は、企業や組織が将来に対応できるよう導くことを目的とし、実行には、組織、人材、トランスフォーメーション、およびステークホルダーとのコミュニケーションといった、企業変革に密接に関連する領域で豊富な専門知識が求められます。ローランド・ベルガーは、引き続き、あらゆる経営手法を活用しながら、継続的な企業価値の向上に繋がるよう日本の企業をご支援してまいります。
ローランド・ベルガーについて
ローランド・ベルガーは、1967 年に設立されたドイツのミュンヘンに本社を置く世界有数の経営戦略コンサルティングファームです。世界50以上の主要都市にてビジネスを展開し、Entrepreneurship(起業家精神)、 Excellence(卓越性)、Empathy(共感)という価値観を原動力とし、現在および未来の重大な課題に対応するための最高水準の知見及びサービスを提供しています。
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