アイ・ロボティクスの3Dガウシアンスプラッティングによる九谷ダム3D化事例をNiantic Spatial公式Xが紹介
データ取得の翌朝に3DGSを構築・提供。工事進捗の把握、VPS×LLMによる自律型ロボット運用、複雑な設備の可視化へ
株式会社アイ・ロボティクスによる、石川県加賀市の九谷ダムの3D再構築事例が、Niantic Spatialの公式Xアカウントで紹介されました。投稿では、当社が360度カメラで撮影し、Scaniverseで再構築した3Dガウシアンスプラッティング(3D Gaussian Splatting/3DGS)のデータが、インフラの計画・評価に向けた大規模3D再構築の可能性を示す事例として取り上げられています。
アイ・ロボティクスは、3DGS・3Dモデルの作成、ドローンによる空間データ取得、現場の運用設計を組み合わせ、3DによるインフラDXを推進しています。現場をデジタル空間に再現し、撮影データや作業記録を継続的に更新・連携することで、ダムなどの大規模施設で進む作業を遠隔から把握し続けるシステムの構築が可能になっています。
Niantic Spatial公式Xで、アイ・ロボティクスの撮影事例を紹介
Niantic Spatialの公式投稿では、撮影者として「iROBOTICS, Inc.」が明記され、九谷ダム(投稿表記:Kutani Dam)の3D空間を紹介する動画が掲載されています。撮影に用いた360度カメラと、3D再構築に用いたScaniverseも紹介されています。
掲載元:Niantic Spatial公式X(@NianticSpatial)
対象事例:九谷ダム(石川県加賀市)の3DGSによる3D再構築
撮影:iROBOTICS, Inc.(株式会社アイ・ロボティクス)
撮影機材:360度カメラ
3D再構築:Scaniverse
https://x.com/NianticSpatial/status/2106060214948507951
3DGS・3Dモデルを、現場の理解と情報共有に活用
3DGS(3D Gaussian Splatting)は、撮影画像などから現実の空間の見え方を再現する3D表現技術です。視点を変えながら現場を確認できるため、離れた場所にいる関係者にも、施設の様子や周辺との位置関係を伝えやすくなります。
アイ・ロボティクスは、見え方の共有に適した3DGSと、形状の把握や計測など目的に応じて作成する3Dモデルを使い分け、現場の情報を業務で活用できる形に整えます。寸法や変位の評価が必要な場合は、必要精度に応じた計測方法や検証を組み合わせて設計します。
アイ・ロボティクスでは、データ取得から翌朝には3DGSを構築し、提供する体制を整えています。取得した現場の情報を速やかに3D空間として共有し、翌日の状況確認や作業の打ち合わせに活用できるよう支援します。
ドローン×3Dで、撮影から業務に使えるデータへ
ダムなどの大規模施設では、地上からの撮影に加え、ドローンを活用することで上空や接近しにくい箇所の情報取得を組み合わせられます。アイ・ロボティクスは、現場の条件と利用目的に応じて撮影機材、取得範囲、更新頻度を設計し、3Dデータの作成と活用につなげます。
今回紹介された事例は、過去に360度カメラで撮影したものをScaniverseで再構築したものです。このような空間の可視化を起点に、ドローンによる撮影や点検・作業記録を組み合わせることが、施設全体の情報を扱う基盤づくりにつながります。
3D化で広がる3つの活用領域:建設現場・自律型ロボット・複雑な設備
アイ・ロボティクスは、現場の3D化を、人による状況理解からロボットの空間認識まで広げていきます。以下は、3DGS・3Dモデルと周辺技術を組み合わせた活用例・システム構築の方向性です。
1.ダム建設現場などの工事進捗を高速に把握
360度カメラやドローンで取得したデータから現場を3D化し、取得時点ごとの状況を見比べることで、作業範囲や工事の進捗を短いサイクルで確認できます。データ取得の翌朝に3DGSを構築・提供するアイ・ロボティクスの体制を活かし、現場と事務所が同じ3D空間を参照しながら、翌日の作業確認や工程の打ち合わせを行う運用につなげます。
2.VPSマップとLLMを組み合わせた自律型ロボットの運用
現場周辺を移動する自律型ロボットに、画像に基づいて自分の位置・向きを把握するVPS(Visual Positioning System)用のマップを提供する構成が考えられます。さらに、LLM(大規模言語モデル)による自然言語の指示解釈を、ロボットの経路計画・移動制御と連携させ、「指定した設備の前まで移動して状況を確認する」といった運用を目指します。3DGSによる人向けの可視化と、VPSマップによるロボットの自己位置推定をそれぞれ設計し、現場での検証と障害物回避などの制御を組み合わせて実装します。
3.配管などが入り組んだ設備の内側を、多様な視点から把握
撮影可能な範囲を複数の位置・角度から取得し、配管や機器が密集した設備の内部空間を3DGS・3Dモデルとして再構築します。現場に立ち戻らずに視点を変えて見返すことで、設備同士の位置関係や作業時の接近経路を理解し、点検計画や保全作業の検討、技術の引き継ぎに活用できます。撮影できていない裏側や遮蔽部分は、追加のデータ取得によって補完します。
モニタリングの頻度や対象情報は、現場の運用に合わせて設計します。定期的な撮影・更新に加え、必要に応じてカメラやセンサーなどの情報を連携させることで、継続的な状況把握を支える仕組みへと発展させられます。
3D化・3Dガウシアンスプラッティングの産業活用を切り拓く
アイ・ロボティクスは、3DGS・3Dモデル・ドローン×3Dの活用を、撮影、データ作成、情報管理、運用設計まで一体で検討します。ダムをはじめとするインフラ施設について、可視化したい対象、確認したい変化、既存の点検・作業フローに応じたシステム構築のご相談に対応します。
アイ・ロボティクスは、現場のデータ取得、翌朝の3DGS提供、業務での活用、ロボティクスとの連携までをつなぐことで、3D化・3Dガウシアンスプラッティングの産業活用を切り拓いてまいります。建設・保全の現場で人が空間を理解するための3Dと、自律型ロボットが現場で行動するための空間情報を結び付け、3DによるインフラDXの実装を進めます。
会社概要
会社名:株式会社アイ・ロボティクス(iROBOTICS, Inc.)
本社所在地:東京都千代田区六番町5-5 飯田ビル1階
公式サイト:https://irobotics.jp/
本件に関するお問い合わせ
株式会社アイ・ロボティクス
3DGS・3Dモデルの作成、ドローン×3D、インフラDX・継続モニタリングのシステム構築、取材に関するお問い合わせ
E-mail:info@irobotics.co.jp
