再生・細胞医療分野における株式会社サイフューズとの共同開発を開始
再生医療製品の量産化に向けた取り組み
再生医療等製品の産業化においては、製造の自動化と自動化による品質の安定化が重要な課題です。日立GLSとサイフューズは、これまで両社が培ってきた技術・知見を最大限に生かし、再生医療等製品の実用化・量産化における課題解決に取り組んでまいります。
サイフューズは、独自のバイオ3Dプリンティング技術で作製した血管再生、骨軟骨再生、神経再生等のこれまでにない再生医療等製品の臨床開発に取り組んでおり、この新たな再生医療等製品の実用化を通じ、本分野における新しい治療選択肢を多くの患者さまへお届けすることをめざしています。
日立GLSは、本分野で求められる高い空気の質(温度・湿度・室圧・清浄度)を制御する技術を持ち、無菌性の確保やCPF(細胞培養加工施設)用クリーンルームの設計施工、細胞培養加工機器の連携、保守点検、バリデーションまで、CPF総合ソリューションの提供を行ってまいりました。
今後、日立GLSでは、「再生医療イノベーションセンタ(*)」にてサイフューズが進める3D細胞製品の製造を通じて、従来よりもコンパクトかつシームレスな製造設備モデルを共同で開発し、将来的にはグローバル展開を図ってまいります。
さらに今後も、日立GLSはサイフューズとの業務提携の成果を活用しながら、「再生医療イノベーションセンタ」開設以来構築してきたさまざまな企業との協創を促進し、人々のQoL向上に貢献してまいります。
(*) 細胞培養加工施設に必要な設備・装置を「見る」「触れる」「シミュレーションする」ことができる施設です。
https://www.hitachi-gls.co.jp/products/cpc/index.html
■ニュースリリース全文はこちら
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2020/07/0727.pdf
■本件に関するお問い合わせ先
日立グローバルライフソリューションズ株式会社 空調サービスシステムエンジニアリング本部
東日本システムソリューションセンタ CPC事業推進グループ [担当:進藤]
〒135-0016 東京都江東区東陽五丁目29番17号
電話 050-3144-9987(直通)
以上
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