狭小空間の「Liberaware」と広域空間の「マップフォー」における設備全域デジタル化プロジェクトの進捗報告
~マップフォーとの業務提携から約1年、連携強化とサービス拡大を実現~
株式会社Liberaware(本社:千葉県千葉市、代表取締役:閔 弘圭、以下「当社」)は、3次元地図、環境認識技術を中心とした空間知能ソリューションを提供する株式会社マップフォー(本社:愛知県名古屋市、共同代表:橘川 雄樹、田中 一喜、以下「マップフォー」)と、狭小空間から広域空間に至るまで設備全域の点検・管理をデジタル化する取り組みを進めており、これにより多岐にわたるビジネスの拡大可能性を追求しています。この度、マップフォーとの業務提携から1年を迎え、進捗状況と今後の方向性についてお知らせいたします。
■提携開始からの進捗
(1)設備デジタル化プロジェクトの進展
狭小空間や広域空間における設備点検の効率化と精度向上を実現しました。屋内点検用ドローン「IBIS2」と移動式の3次元データ計測システム「SEAMS」を組み合わせたソリューションを提供することにより、より正確で効率的なデジタル管理が可能となっています。
(2)様々な分野・業種での活用事例
プラント、インフラ、建設現場など多岐にわたる分野で、実際の運用事例を構築し、業務提携より約1年が経過し、当事業年度は、本発表時点で前事業年度比+88%の売上を達成しています。
(3)技術の実用化
「IBIS2」と「SEAMS」、それぞれの得意分野を活かし、組み合わせて統合的に運用することで、設備管理の現場において高い実用性が確認されました。
■営業連携やソリューション開発等
(1)連携強化
マップフォーとより緊密な協力体制を構築し、プロジェクトの推進を加速しています。営業連携やソリューション開発を強化し、効率的なサービス提供を実現しています。
(2)サービス拡大
鉄道関連設備から始まり、発電所や工場に至るまで点検対象設備が拡大しており、新市場への展開に向けた体制強化を実施し、より多くの分野での導入を進めています。
■今後の展望
(1)さらなる市場開拓
国内外のインフラや産業施設に向けたソリューション提供を強化し、あらゆる空間のデジタル化に向けた活用が進むことを目指します。
(2)技術開発
より高度なAI解析機能や3次元データ計測・作成技術の研究・技術導入を目指し、次世代の設備管理ソリューションを提供していきます。
(3)DX推進支援
提携企業との協力を通じて、設備管理のデジタル化を促進し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指します。
今後も「IBIS2」と「SEAMS」を活用したサービスの提供のみならず、マップフォーとの連携を深め、技術革新と市場ニーズに対応したサービスを提供し、当社のミッションである「誰もが安全な社会を作る」ことの実現に向けて邁進してまいります。
本件は、当社の成長戦略に沿った既存サービスの適用範囲の拡充に係る取り組みの一環として位置づけており、インフラ・プラント現場のDXを進めるため、ドローンやロボットといったハードウェアに加え、ソフトウェアに係るDXソリューションも広く展開してまいります。なお、現時点では本件が当社業績に与える具体的な影響を算出することは困難ですが、重要な影響が見込まれる場合には速やかに開示いたします。
▼株式会社Liberawareについて
株式会社Liberawareは、「誰もが安全な社会を作る」をミッションに掲げ、世界でも珍しい「狭くて、暗くて、危険な」かつ「屋内空間」の点検・計測に特化した世界最小級のドローン開発と、当該ドローンで収集した画像データを解析し顧客に提供するインフラ点検・維持管理ソリューションを行っております。弊社は、ビジョンでもある「見えないリスクを可視化する」ことに邁進し続け、人々に安全で平和な社会をお届けします。
会社名:株式会社Liberaware(リベラウェア)
代表者:閔弘圭(ミン・ホンキュ)
所在地:千葉県千葉市中央区中央3-3-1
設立:2016年8月22日
事業内容:・産業分野に特化した非GPS型小型ドローンの開発
・IoT技術・人工知能を活用したシステム開発
・小型ドローン「IBIS」を活用した点検・測量ソリューションサービス
・小型ドローン「IBIS」の販売・レンタルサービス
・映像加工・編集サービス(距離計測、異常検知等)
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