グラファー、ISMSのクラウドセキュリティの「ISO27017」の新規取得および、国際標準規格「ISO27001」認証を更新
〜「Graffer AI Studio」においても、堅牢なセキュリティ対策を実証〜
企業・行政機関における業務のデジタル変革を手掛ける株式会社グラファー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:石井大地、以下「当社」)は、法人向け生成AI活用プロダクト「Graffer AI Studio」において、クラウドサービスに関する情報セキュリティの国際規格「ISO/IEC 27017」の認証を新規取得いたしました。また同時に、情報セキュリティマネジメントシステム(以下「ISMS」)に関する国際規格「ISO/IEC 27001」および「Graffer Platform」における「ISO/IEC 27017」のサーベイランス審査にて認証を更新しました。今後も当社は、情報セキュリティ体制の継続的な改善と強化を通じて、信頼性の高い安全なサービスの提供とさらなるお客さま体験の向上に注力してまいります。

「ISO/IEC 27001」および「ISO/IEC 27017」について
「ISO/IEC 27001」は、組織がISMSを構築・運用・継続的に改善するための要求事項を定めた国際規格であり、情報資産の保護と利害関係者からの信頼獲得を目的とした、セキュリティ体制に関する第三者適合評価制度です。
「ISO/IEC 27017」は、クラウドサービス提供者向けの国際規格です。「ISO/IEC 27001」の取得を前提として、その適用範囲内に含まれるクラウドサービスの提供もしくは利用に関して、ISO/IEC 27017:2015のガイドラインに規定されるクラウドサービスの情報セキュリティ管理を満たしている組織を認証する仕組みです。クラウドサービス特有のリスクに対応したセキュリティ対策を提供することで、サービス提供者および利用者双方の安全なクラウド運用と信頼性の向上を目的としています。
背景
当社は、企業・行政機関における業務のデジタル変革を目指し、これまで全国200以上の自治体に対してデジタル行政プラットフォーム「Graffer Platform」を提供しています。また、生成AIの活用を通じた企業変革を実現するため、法人向け生成AI活用プロダクト「Graffer AI Studio」を提供しています。
国内企業の約7割がクラウドサービスを活用しており(*)、利便性が向上する一方で、データの共有や連携の増加によりセキュリティが複雑化し、クラウドサービスを狙ったセキュリティ被害も深刻化しています。当社はこうした状況を踏まえ、お客さまに安心してサービスをご利用いただくため、情報漏えい等のリスクに対応する強固なセキュリティ対策として、国際基準に準拠した情報セキュリティ管理体制の構築・運用に取り組んでいます。
この取り組みが評価され、当社は2024年6月に「ISO/IEC 27001」の再認証審査及び新規格への移行審査にて認証を更新し、「Graffer Platform」において「ISO/IEC 27017」認証を取得しています。今回の審査では、法人向け生成AI活用プロダクト「Graffer AI Studio」において「ISO/IEC 27017」認証を新規取得いたしました。また同時に、「ISO/IEC 27001」および「Graffer Platform」における「ISO/IEC 27017」のサーベイランス審査にて認証を更新しました。
これにより、当社サービスの堅牢化及び社内体制の強化に加え、利用者にとって分かりやすい情報提供が行われているなど、お客さまのデータを適切に保護し、透明性の高いサービス運用を提供していることが第三者機関によって確認されました。当社は今後も、情報セキュリティを重要課題として捉え、信頼性の高いサービスとして提供できるよう、継続的な改善に取り組んでまいります。
(*)総務省「情報通信白書」
ISO/IEC 27001認証について

ISO 27017認証について


「Graffer AI Studio」について
「Graffer AI Studio」は、企業の生成AI活用を推進するプロダクトです。200を超える行政機関での導入実績、ISMS認証及びプライバシーマークを有する安全な環境の中で、企業が安心して生成AIを活用できる仕組みを提供します。
また、初心者から高度な活用を行うヘビーユーザーまで、誰もが日常業務で使いやすい機能を多数搭載しています。すぐに使える業務テンプレート集「タスクライブラリ」や、専門知識不要のチャット型データ分析機能、音声や動画を文字起こしして意思決定の迅速化を支援する「AI音声文字起こし」などの実務に即した機能ラインナップを通じて、企業の持続的な成長と競争力強化を支援します。
URL:https://graffer-aistudio.jp/products
「Graffer Platform」について
デジタル行政プラットフォームである「Graffer Platform 」は、行政と市民をつなぐ業務プロセス全体をデジタル技術で変革します。全国200以上の自治体に対し、オンライン手続き案内、オンライン申請、公的支援検索などのサービスを提供しており、政令指定都市での導入率は70%です。行政サービスの利便性を高めながら行政機関の生産性を向上させ、市民と行政機関双方にかかる時間と手間を削減します。
URL:https://graffer.jp/governments
株式会社グラファーについて
グラファーは、「プロダクトの力で 行動を変え 社会を変える」をミッションに掲げ、企業・行政機関における業務のデジタル変革を手掛けるスタートアップ企業です。生成AI活用による企業変革を実現する「Graffer AI Solution」や、市民と行政職員の利便性を追求したデジタル行政プラットフォームを提供しています。デジタル行政プラットフォームは全国200以上の自治体が導入しており、政令指定都市での導入率は70%です。2021年10月には経済産業省が主導するスタートアップ支援プログラムである「J-Startup2021」に選定されました。
企業情報
所在地:東京都渋谷区千駄ケ谷1-5-8
代表者:石井 大地
設立:2017年7月18日
資本金:1,544,977,927円(資本準備金含む)
報道に関するお問い合わせ先:pr@graffer.jp
本リリースの元記事
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