スウォッチが第59 回の国際美術展「La Biennale di Venezia」で6 回目となるメインパートナーを務めます。
第59 回の国際美術展「La Biennale di Venezia」でスウォッチが、ヴェネツィアを映し出す2 つのユニークな展覧会を開催。
現代アートのサポートに情熱を傾けるスウォッチが2 会場でアート作品を披露します。アルセナーレ地区のサーレ・ダルミでは、ブラジル出身のスイスのアーティスト・マルセロなど、これまでSwatch Art Peace Hotel に滞在したゲストアーティストたち5 人の作品を展示する Swatch Faces が催され、ジャルディーニ会場ではタイのアーティスト、ナウィン・ラワンチャイクン作のインスタレーション、「THE DESCRIPTION OF THE WORLD」が展示されます。
上海からヴェネツィアへ：2011 年に始まったSwatch Art Peace Hotel は、これまで54 か国から450人以上のアーティストが最長で6 か月間滞在してきました。さまざまな分野のアーティストたちが招かれ、上海のランドマーク的な建物で生活しながら、クリエイティブな交流に参加してきました。このユニークなアーティストレジデンシーの最近3 年間に滞在したアーティストから一部メンバーをセレクトし、Swatch Faces 2022 ではその作品を紹介します。ブラジル出身のスイスのアーティスト、マルセロはさまざまなメディアを駆使して、アート作品に生命を吹き込んでいます。コントラストとチャレンジにインスパイアされた彼のスタイルは、NAPOLEON BONAPARTE とTHE LION OF VENICE の2 作品にも見られます。これらの作品では、ヴェネツィアの象徴、サンマルコの有翼の獅子を、ヴェネツィア共和国を消滅させたナポレオンと対置することによって、この都市への挑発的なメッセージになっています。展覧会用に特別に制作されたこの彫刻はヴェネツィアの新聞紙と、ルベリ・コレクションから選ばれた繊細なベネチアンクロスでできています。韓国のアーティスト、シン・ホヨンの創作した3 次元の作品は紙や薄い鉄板などの対照的な素材を使用しています。中国のアーティストXue Fei はビジュアルアーティストで、普段見られない画材を用いながら、古代中国の神話を探究し、ユニークなテクスチャを生み出しています。また、同じく中国のアーティストTang Shu はブラシを重ねて使い、直接的なストロークで絵画を二次元から解放することによって自然のオブジェを描きます。中国のアーティスト、Landi は、子どもらしい不思議とイノセンスの感覚に再び勢いを与えるようなカラフルなコラージュを生み出しています。
SWATCH FACES 2022 BIENNALE ARTE 2022 ( ビエンナーレ・ジャルディーニ会場 )
ナウィン・ラワンチャイクン（タイ）
アート作品について
タイのアーティスト、ナウィン・ラワンチャイクンが創作した大型のマルチメディア・ビルボードは、作者本人とマルコ・ポーロという二人の勇敢な旅人のストーリーをつないで、境界やさまざまな文化を超越する作品。およそ 700 年もの時を隔て、この二人が東西をつなぐ役割を果たしています。作品は、会場用に特別に制作されたインスタレーションで、マルコ・ポーロの故郷の街ヴェネツィアでナウィンがパッションを持って行ったリサーチが活かされ、その過程で彼が出会った移民コミュニティの人たちが登場しています。伝説的な冒険家マルコ・ポーロに向けてナウィンが書いた素晴らしい手紙もインスタレーションの重要な一部分です。手紙の中で、ナウィンは世界で最も頻繁に使われている語「OK」の重要性について説明しています。手紙は複数 の言語で朗読され、観客がインスタレーションに近づくと聞こえるようになっています。移民経験についての作者の深い知識が、魅力的で心温まる、そして時にユーモラスなストーリーに反映されていて、この作品を支えています。そして素晴らしい旅を通じてインタビューを行った人たちのストーリーが作者の独自の視点か ら描き出されています。
アーティスト紹介
ナウィン・ラワンチャイクンは 1971 年、タイのチェンマイ生まれ。両親はインド出身で、パキスタンにルーツを持ちます。1993 年、チェンマイ大学美術学部を卒業し、その翌年ナウィン・プロダクションを設立。このプロダクションに属するアーティストとともに数多くの作品を生み出してきました。アートを一般の人たちの日常生活にもたらす彼のカラフルな作品は、彫刻、絵画からパフォーマンス、写真、ビルボード、映画など多岐にわたり、コミックや グッズ販売、カクテルまで広がっています。ラワンチャイクンのダイナミックなアート活動は直接、人びとと関わり、独創的なスタイルで社会批判を行います。2006 年には、つかのまのアイデンティティをテーマにした「ナウィン・パーティー」を創作。これは世界中の「ナウィン」という名前を持つ人たちをひとつにつなげるユニークなプロジェクトです。究極の目標は、ナウィンたち、そしてその友人たちのネットワークである、バーチャルな「ナウィンランド」を創り出すことです。ラワンチャイクンは、ニューヨークの P.S.1 コンテンポラ リー・アート・センター (2001)、パリのパレ・ド・トーキョー (2002)、バンコクのジム・トンプソン・アー トセンター (2006)、北京のユーレンス現代美術センター (2009)、ローマのイタリア国立 21 世紀美術館 (2021) といった名だたる美術館で個展を開いています。そのほか、いくつかの国際美術展やフェスティバルでも彼の作品は展示されてきました。現在は、家族の住む福岡と、ナウィン・プロダクションの拠点がある故郷の都市チェンマイを行き来しながら活動しています。
その他アーティストの資料に関しては下記のURLからご確認ください。
http://swat.ch/Biennale2022_Artists_Bio
【掲載クレジット情報】
ブランド名：スウォッチ（swatch）
問合せ先：スウォッチ コール 0570-004-007
スウォッチ 公式オンラインストア: https://www.swatch.com/ja-jp/home
スウォッチ Instagram : http://www.instagram.com/swatch_jp/
上海からヴェネツィアへ：2011 年に始まったSwatch Art Peace Hotel は、これまで54 か国から450人以上のアーティストが最長で6 か月間滞在してきました。さまざまな分野のアーティストたちが招かれ、上海のランドマーク的な建物で生活しながら、クリエイティブな交流に参加してきました。このユニークなアーティストレジデンシーの最近3 年間に滞在したアーティストから一部メンバーをセレクトし、Swatch Faces 2022 ではその作品を紹介します。ブラジル出身のスイスのアーティスト、マルセロはさまざまなメディアを駆使して、アート作品に生命を吹き込んでいます。コントラストとチャレンジにインスパイアされた彼のスタイルは、NAPOLEON BONAPARTE とTHE LION OF VENICE の2 作品にも見られます。これらの作品では、ヴェネツィアの象徴、サンマルコの有翼の獅子を、ヴェネツィア共和国を消滅させたナポレオンと対置することによって、この都市への挑発的なメッセージになっています。展覧会用に特別に制作されたこの彫刻はヴェネツィアの新聞紙と、ルベリ・コレクションから選ばれた繊細なベネチアンクロスでできています。韓国のアーティスト、シン・ホヨンの創作した3 次元の作品は紙や薄い鉄板などの対照的な素材を使用しています。中国のアーティストXue Fei はビジュアルアーティストで、普段見られない画材を用いながら、古代中国の神話を探究し、ユニークなテクスチャを生み出しています。また、同じく中国のアーティストTang Shu はブラシを重ねて使い、直接的なストロークで絵画を二次元から解放することによって自然のオブジェを描きます。中国のアーティスト、Landi は、子どもらしい不思議とイノセンスの感覚に再び勢いを与えるようなカラフルなコラージュを生み出しています。
SWATCH FACES 2022 BIENNALE ARTE 2022 ( ビエンナーレ・ジャルディーニ会場 )
ナウィン・ラワンチャイクン（タイ）
アート作品について
タイのアーティスト、ナウィン・ラワンチャイクンが創作した大型のマルチメディア・ビルボードは、作者本人とマルコ・ポーロという二人の勇敢な旅人のストーリーをつないで、境界やさまざまな文化を超越する作品。およそ 700 年もの時を隔て、この二人が東西をつなぐ役割を果たしています。作品は、会場用に特別に制作されたインスタレーションで、マルコ・ポーロの故郷の街ヴェネツィアでナウィンがパッションを持って行ったリサーチが活かされ、その過程で彼が出会った移民コミュニティの人たちが登場しています。伝説的な冒険家マルコ・ポーロに向けてナウィンが書いた素晴らしい手紙もインスタレーションの重要な一部分です。手紙の中で、ナウィンは世界で最も頻繁に使われている語「OK」の重要性について説明しています。手紙は複数 の言語で朗読され、観客がインスタレーションに近づくと聞こえるようになっています。移民経験についての作者の深い知識が、魅力的で心温まる、そして時にユーモラスなストーリーに反映されていて、この作品を支えています。そして素晴らしい旅を通じてインタビューを行った人たちのストーリーが作者の独自の視点か ら描き出されています。
アーティスト紹介
ナウィン・ラワンチャイクンは 1971 年、タイのチェンマイ生まれ。両親はインド出身で、パキスタンにルーツを持ちます。1993 年、チェンマイ大学美術学部を卒業し、その翌年ナウィン・プロダクションを設立。このプロダクションに属するアーティストとともに数多くの作品を生み出してきました。アートを一般の人たちの日常生活にもたらす彼のカラフルな作品は、彫刻、絵画からパフォーマンス、写真、ビルボード、映画など多岐にわたり、コミックや グッズ販売、カクテルまで広がっています。ラワンチャイクンのダイナミックなアート活動は直接、人びとと関わり、独創的なスタイルで社会批判を行います。2006 年には、つかのまのアイデンティティをテーマにした「ナウィン・パーティー」を創作。これは世界中の「ナウィン」という名前を持つ人たちをひとつにつなげるユニークなプロジェクトです。究極の目標は、ナウィンたち、そしてその友人たちのネットワークである、バーチャルな「ナウィンランド」を創り出すことです。ラワンチャイクンは、ニューヨークの P.S.1 コンテンポラ リー・アート・センター (2001)、パリのパレ・ド・トーキョー (2002)、バンコクのジム・トンプソン・アー トセンター (2006)、北京のユーレンス現代美術センター (2009)、ローマのイタリア国立 21 世紀美術館 (2021) といった名だたる美術館で個展を開いています。そのほか、いくつかの国際美術展やフェスティバルでも彼の作品は展示されてきました。現在は、家族の住む福岡と、ナウィン・プロダクションの拠点がある故郷の都市チェンマイを行き来しながら活動しています。
その他アーティストの資料に関しては下記のURLからご確認ください。
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