地域創生のための総合情報誌『地域人』第72号特集「野良着ファッション　伝統を生かした現在の仕事着・日常着」

小さな産業革命が各地で起きている！　8月10日発売

大正大学（学長：髙橋秀裕、所在地：東京都豊島区）では、地方創生のための総合情報誌『地域人』第72号を８月10日に発売します。今月の特集は「野良着ファッション　伝統を生かした現在の仕事着・日常着」です。
古くからある野良着は、主に畑仕事で着用されてきたものですが、近年、若者たちの手によって、機能性にファッション性が加わり、暮らしの哲学をも感じさせるおしゃれな衣服となってよみがえっています。存亡の機に瀕していた地域の産業を盛り上げたり、新しい地場産業を築いたり、野良着を介した新しいイノベーションが各地で起こっています。

『地域人』第72号表紙

巻頭インタビューは、イラストレーターで作家の遠藤ケイさん

□巻頭インタビュー　遠藤ケイ　作家、イラストレーター
昔の道具は、大事に使い込んでいくと味が出て、良い道具になる

特集　野良着ファッション　伝統を生かす現代の仕事着・日常着
・寄稿　伊藤洋志　ナリワイ、SAGYOディレクター
風景をつくる野良着を目指して

PART1　伝統の布でつくる
・会津木綿と社会を変える「小さな産業革命」
山﨑ナナ　ヤンマ産業株式会社代表、株式会社はらっぱ共同代表

・新品は野暮だ、会津木綿400年の歴史は着て育つ
原山修一　　株式会社はらっぱ取締役統括マネージャー
井上真理江　株式会社はらっぱテクニカルマネージャー

・久留米絣の可能性を広げる 現代風MONPEを開発
うなぎの寝床　白水高広　株式会社うなぎの寝床代表取締役

・伝統の知恵が詰まったときめく服を作りたい
平野馨生里　石徹白洋品店株式会社代表

・さらっとして防虫効果も高い 藍染めの野良着と作務衣
野川雅敏　野川染色工業株式会社4代目代表取締役　野川雄気　5代目

PART2　仕事着の周辺

・メイドイン倉敷の足を育てる足袋シューズ
波止 英　株式会社丸五（ＭＡＲＵＧＯ）執行役員、ウエルネス推進部部長

・危機から復活して世界へ 前掛けがMAEKAKEに
西村和弘　有限会社エニシング代表取締役社長

・瀬戸内のジーンズの聖地から 世界一のデニムを目指す
真鍋寿男　株式会社ジャパンブルー代表取締役社長

PART3　新しい作業着・日常着の世界

・農作業に「私らしさ」を 心弾む女性の仕事着
渡邊比呂志　株式会社大志代表取締役

・仕事着のマインドはそのままに新たな顧客層を取り込んで成功
鈴木悠耶　株式会社ワークマン広報部チーフ

■特集内容（一部抜粋）

 

特集扉の写真は、作業服メーカー「SAGYO」サイトで紹介されている野良着

会津木綿を携え「小さな産業革命」を起こすヤンマ産業株式会社代表山崎ナナさん

媒体紹介

『地域人（chiikijin）』
2015年９月に創刊。地域で活躍する人々の前向きで積極的な“生”の情報を新鮮なまま毎月お届けし、ビジネスや生活に役立つことはもちろん、地域創生のテキストとしても活用されています。
発刊：月刊（毎月10日発売予定）／定価：本体1１00円（税込）／発行・発売：大正大学出版会／編集：大正大学地域構想研究所／制作：大正大学事業法人 株式会社ティー・マップ／編集・発行人：柏木正博（大正大学専務理事）／編集長：渡邊直樹（大正大学客員教授）／部数：1万5000部／判型：A4変型／平綴じ／ページ数：本文104ページ／大型書店、ウェブ書店で発売中。電子版も発売中。https://chiikijin.chikouken.org/chiikijin

◆大正大学
大正大学は、設立四宗派の天台宗・真言宗豊山派・真言宗智山派・浄土宗および時宗が協働して運営する大学です。その協働の精神を支えているのが、大正15年（1926）の創立時に本学が掲げた、「智慧と慈悲の実践」という建学の理念です。建学の理念のもとに〈慈悲・自灯明・中道・共生〉という仏教精神に根ざした教育ビジョン「4つの人となる」を掲げて教育研究の活動を展開しています。また、令和2年度文部科学省「知識集約型社会を支える人材育成事業」に本学の推進する「新時代の地域のあり方を構想する地域戦略人材育成事業」が採択されました。公式HP：https://www.tais.ac.jp/