FastLabel、キヤノンITソリューションズ『Visual Insight Station』と連携
Visual Insight Stationを軸としたAI開発プロセスをアノテーション面で効率化
連携に至る背景
対話型言語モデルChatGPTを、米OpenAI社が2022年11月にリリースしたことに端を発するGenerative AIの急速な進展により、昨今、あらゆる業界においてAIを活用した業務効率化が注目を浴びています。
特に製造業では、産業用カメラの普及もあり、人件費の削減と生産効率の向上を主な目的として、外観検査を人手からAIに置き換える動きが活発化しています。製造業における外観検査では、検査対象の形状、素材、サイズ、欠陥などの特性が多岐にわたることが多く、既存の学習済みAIモデルでは目標精度を実現することは非常に困難です。
キヤノンITS社は、AI検査システムの開発から運用までをワンストップで支援するAI検査プラットフォーム『Visual Insight Station』を2021年9月より提供開始し、検査対象の特性に合わせた撮影環境の準備、並びに撮影した画像を用いて学習したAIモデルの柔軟な構築を実現することで、AIモデルの認識率を高いレベルで保ち、製造業における検査精度向上と生産性向上の課題解決に貢献しています。
【『Visual Insight Station』製品紹介ページ】
https://www.canon-its.co.jp/products/visual_insight_station/
認識精度の高いAIモデルの構築を実現するためには高品質な教師データが必要不可欠であり、教師データの作成(=アノテーション)のルール整備や、アノテーション作業の効率化が課題となるケースも少なくありません。当社が開発、提供しているAIデータプラットフォーム『FastLabel』上でアノテーションしたデータを、キヤノンITS社提供の『Visual Insight Station』へ連携することで、AI検査システムの開発・運用におけるアノテーション作業の効率化、並びにアノテーションデータに対するセキュリティの担保の実現に貢献できることから、この度のシステム連携に至りました。
連携の概要
『FastLabel』上で実施したアノテーションデータを『Visual Insight Station』に取り込むことができることにより、オープンソースソフトウェア(以下、OSS)のアノテーションツールを使用した場合と比較して、作業効率の改善、並びに学習データの管理を一気通貫で行うことができるようになります。
【ポイント】
・『FastLabel』で作成したアノテーションデータの『Visual Insight Station』への取り込みが可能
・『FastLabel』の使用により、アノテーション作業、学習データ管理での効率化を実現
・OSSには存在しないサポート体制により、セキュリティリスクの低減や機能拡充を実現
セミナー開催のお知らせ
上記連携を踏まえ、AI検査装置の開発プロセスの中で、開発段階から運用後も継続的に発生する、「撮像・画像収集」、「アノテーション」、「学習・評価」の3つの工程における課題、並びにその対策についてご紹介するセミナーを、キヤノンITS社主催の下(当社:共催)、下記の通り開催いたします。
【日時】
2023年4月21日(金)14:00〜15:00
【プログラム】
▶ はじめに(AI検査装置の開発提案)
▶ AI検査装置の開発工程と課題
▶ 「撮像設計・画像収集」工程における課題と対策
▶ 「アノテーション」工程における課題と対策
▶ 「AI学習(追加学習)・評価」工程における課題と対策
▶ Q&A
【会場】
オンライン形式
【お申し込み方法】
https://reg.canon-its.co.jp/public/seminar/view/22800?utm_source=fastlabel&utm_medium=referral&utm_campaign=vis_202304
FastLabel株式会社 企業情報
社名:FastLabel株式会社
代表者:代表取締役CEO 上田 英介
本社所在地:東京都品川区北品川5-5-27 201号
会社URL: https://fastlabel.ai/
本プレスリリースに関するお問い合わせ
FastLabel株式会社 広報担当
メール:pr@fastlabel.ai
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