円柱プリントの常識を刷新!生産性、最大3倍(当社現行機比)さらに傾斜形状に対応した360°プリントオプション「Kebab HS」販売開始のお知らせ

 産業⽤インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、3Dプリンタを手掛ける株式会社ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、代表取締役社長/池田 和明)は、円柱素材360°プリントオプションシステムの現行機「Kebab MkII(ケバブ・マークツー)」のプリントスピードを最大約3倍に向上した高速機「Kebab HS」(同・エイチエス)を販売開始することをお知らせいたします

 当社の「Kebab」はフラットベッドUVプリンタ「UJF」シリーズのオプション(付加機能)システムで、プリンタ単体での平面上のプリントに加え、ボトルやタンブラーなど円柱状素材の側面に360oプリントできるシステムです。現行機「Kebab MkII」では素材1つのプリントに約30分掛かり*1、オーダーグッズの中ロット生産用途として導入するには、多くの場合プリンタを複数台所有する必要がありました。

この度発売する高速機の「Kebab HS」は現行機と比べ最大約3倍の生産性を実現します。素材1つ当たり約10分でプリント完了*1し、中ロットの注文需要にもプリンタ1台で十分対応が可能になります。

*1.直径100mm、長さ200mmの素材に標準モードでプリントした場合


 また「Kebab HS」は、「Kebab MkII」ではプリントが不可能であった、グラスやコップなどのテーパー(側面に傾斜が付いている;図1)形状の素材にも対応*2しており、UVプリンタでダイレクトプリント可能なオーダーグッズの幅が広がります。

*2. 最大勾配角度は7.5°以下

 Kebab HSの使用時は普段お使いのUJFシリーズのプリントテーブルにKebab HS本体を固定するだけ、約10分で取付が完了します。初回ご使用時は、当社認定のサービスエンジニアがお客様のオペレーターの運用説明を行うため、どなたでも導入しやすくなっております。


 『Kebab HS』は、2024年5月の販売開始、本体価格は60万円(税別)/66万円(税込)を予定しております。

現行機「Kebab MkII」及び「Kebab MkII L」は今後も販売を継続します。「Kekab HS」では非対応の小径素材(直径50mm以下)及び長さ280mm以上の素材のプリントでは現行機をご利用ください。

 

 ミマキエンジニアリングでは、『新しさと違い』を経営ビジョンに掲げ、常に新たな技術革新を目指し、お客様が求める「美しさと速さ」の実現を追求し続けてまいります。

 

◎主な仕様

*3 素材の直径が86mm 以上では、対応する最大勾配角度が制限されます

*4 Kebab HS の付属チャックを使用する場合


◎対象機種

■UJF-3042 MkII e

■UJF-6042MkII e

■UJF-7151 plusⅡ


株式会社ミマキエンジニアリングについて                               

ミマキエンジニアリングは、産業⽤インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、3Dプリンタおよびそのインク、ソフトウェアの開発・製造・販売・保守を⾏っています。サイングラフィックス、インダストリアルプロダクツ、テキスタイルアパレルの市場に向け、プリント工程のトータルソリューションを提供することにより、お客様に常に「新しさと違い」をお届けするイノベーターを目指しています。

企業・IRサイト: https://ir.mimaki.com/

製品サイト:  https://japan.mimaki.com/


お問い合わせ先

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会社概要

URL
http://japan.mimaki.com/
業種
製造業
本社所在地
長野県東御市滋野乙2182-3 本社・牧家工場3階
電話番号
0268-64-2281
代表者名
池田 和明
上場
東証1部
資本金
43億5746万円
設立
1975年08月