令和6年能登半島地震エリア(石川県珠洲地区・輪島東地区)の土砂災害発生候補地の解析データ提供開始
株式会社スカイマティクス(東京都中央区、代表取締役社長:渡邉善太郎)は、この度の対応として当社のリモートセンシング技術を生かし、災害発生後に撮影された航空写真・衛星写真より被災状況を把握するための解析を開始しております。
今回、国土地理院が1月2日に撮影した珠洲地区・輪島東地区の航空写真より、道路周辺で発生し通行に影響を及ぼしている可能性がある土砂災害発生候補地を自動抽出しました。
その結果を当社が開発運営するクラウド型ドローン測量・情報共有ツール「KUMIKI」にて皆様が閲覧できる状態にしましたので、ご案内させて頂きます。
今回の解析では、道路より左右50mのエリアにて発生した懸念が高い土砂崩れ候補地を重点的に解析し、物資運搬、安全な移動、二次災害対策、並びに復旧・復興計画の立案にお役立て頂くため、特に道路周辺の土砂災害のスクリーニング情報としてご活用頂くことを想定しております。
今後も、当社は航空機・衛星・ドローン・スマートフォンなど様々なデバイスにより観測されたデータを解析し、被災状況の全容及び詳細把握に役立つ解析情報の提供に努めて参ります。
被災された地域の皆様の安全と一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
解析データについて
解析対象:石川県珠洲地区及び輪島東地区の道路周辺を中心とした土砂崩れ発生候補地
閲覧ビューワー :令和6年能登半島地震特設サイト
https://storage-dev.kumiki.smxweb.jp/demo/e58ee356-0c0b-4e61-bf5a-6ae79ef8b84a/index.html
※画像や解析技術の特性上、誤検出があります。解析結果の完全性・正確性・有用性を保証するものではありません。スクリーニング情報としてご活用ください。
利用データ詳細
■ 空中写真
撮影者 :国土地理院
観測日 :2024年1月2日
観測場所:石川県珠洲地区・輪島東地区
■ 道路データ
データ取得元:OpenStreetMap
© OpenStreetMap contributors, https://www.openstreetmap.org
クラウド型ドローン測量サービス「くみき」について
2017年にサービスを開始した汎用ドローンに対応した国産初のクラウド型ドローン測量サービス「くみき」は、オンラインでドローン画像から3Dデータ・オルソ画像等の地形データを自動生成する画像処理プラットフォームです。独自の画像処理エンジンにより高品質な地形データを短時間で自動生成し、豊富な測量機能とGIS機能により現場の調査・測量・管理業務を最大95%効率化します。誰でも利用できる直感的な操作により、建設現場の進捗管理・森林調査・砕石業における棚卸管理・災害時の被災情報把握など現場管理や現場調査の人手不足と技能・知見の伝承に課題を抱える業界におけるDXツールとして、多数の企業・自治体で導入されています。
▶︎「くみき」公式サイト:https://smx-kumiki.com/
会社概要
株式会社スカイマティクス
所在地: 東京都中央区日本橋本石町4-2-16Daiwa日本橋本石町ビル6F
代表者: 代表取締役社長 渡邉善太郎
資本金: 100,000,000円
事業内容: 産業用リモートセンシングサービスの企画・開発・販売
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