二子玉川ライズ・ショッピングセンター　2023年度、過去最高の売上高 422億円を記録！　～「ここだけの価値」の提供や外出需要の高まりで、各業種が好調～

東急株式会社（二子玉川ライズ）

2024年4月23日 11時00分

二子玉川ライズ・ショッピングセンター（以下、「二子玉川ライズ S.C.」）では、2023年度（2023年4月～2024年3月）における全館売上高が422億8,701万円（前年比 107.2%）となり、これまでの過去最高売上高だった2018年度の415億円を7億円上回り、過去最高を記録しました。また来館者数(※１)は2,625万人（前年比 103.2％）となりました。

二子玉川ライズ S.C.は、開業10周年を迎えた2021年に、次の10年を見据え、二子玉川エリアの「コミュニティ・プラットフォーム（＝次世代のショッピングセンター）」を目指すことを定め、お客さま・地域の方・従業員など、多くの皆さまにとって地域のよりどころとなり、さらに愛される施設づくりを目指してまいりました。運営のコンセプトである「上質な日常」を感じていただけるような、ここにしかない価値の提供や、人と人がつながるきっかけを創るイベント、コミュニティ活動などのコンテンツ開発に取り組んでいます。

2023年度は、こうした取り組みに加え、外出需要の高まりが後押しし、アパレル、飲食、体験型店舗や旅行商品といったサービスなど、各業種の売上高が好調に推移しました。二子玉川ライズ S.C.を利用するお客さまのニーズを把握し、顧客体験価値を向上させるような店舗を誘致するリニューアルを段階的に実施したことが、2023年度の売上高向上に大きく貢献しました。

また、イベントを年間約180回(※2)開催するなど、コロナ禍前の開催数や規模に戻すことができ、買い物以外の目的で訪れるお客さまや滞在時間が増えたことも、売上高向上に寄与しています。

二子玉川ライズ S.C.は今後も、ここでしかできないオンリーワンの価値の提供とともに、楽しさやにぎわいの創出によるネットワークの活性化を通じ、施設および二子玉川エリアの魅力向上に努めていきます。

※１二子玉川ライズ S.C.店舗来店者とガレリア・リボンストリート通行者の合計

※２二子玉川ライズ・二子玉川ライズ S.C.主催、外部団体・外部企業主催イベントの合計

売上高およびその要因について

■売上高

　422億8,701万円（前年比 107.2%）　※過去最高売上高：2018年度 415億円

■来館者数

　2,625万人（前年比 103.2％）　

　※来館者数：二子玉川ライズ S.C.店舗来店者とガレリア・リボンストリート通行者の合計

■５つの好調要因

１．地域の「コミュニティ・プラットフォーム」として、洗練されたMDや、CS向上のための取り組みを実施

二子玉川ライズ S.C.では、開業10周年を迎えた2021年より、次の10年に向けた施設運営の基本方針として、単なる買い物の場から、多様なステークホルダー（商業テナント、地元町会・商店会、行政、企業、学校など）を巻き込み、人と人、来館者とステークホルダーをつなぐ、二子玉川エリアの新しい「コミュニティ・プラットフォーム（＝次世代のショッピングセンター）」としての役割を担うことを目指しています。開業以来大切にしてきた「上質な日常」を提供できるよう、高感度かつ希少性の高いブランドの積極的な誘致や体験型MDを具現化する店舗の展開を進めてまいりました。二子玉川らしい新しい価値を提供し、商品を手に取る喜びを感じることができる売り場づくりをしています。

２．外出需要の回復により、アパレル・飲食・サービスなど各業種で売上高向上

コロナ明けに伴う外出需要の高まりにより、各業種の売上高は順調に向上しました。リモートワークからオフィス回帰が進んだことや、冠婚葬祭などオケージョンの回復によるアパレルの販売が好調だったことに加え、スポーツ、アウトドアブランドも売上高向上を牽引しました。また、飲食店の稼働率や、アルコール需要の回復に伴う客単価の向上により、「九州寿司寿司虎 Aburi Sushi TORA」などの飲食店売上高も好調でした。サービスでは、「109シネマズ二子玉川」や「PLAY! PARK ERIC CARLE」などの体験型店舗のほか、旅行需要の拡大に伴い「エイチ・アイ・エス」が売上高を大きく伸ばしました。

３．タウンフロント 4Fのリニューアルが売上高向上を牽引し、フロア全体の売上高前年比 123.7%を記録

タウンフロント 4Fは、「Daily use 訪れる人々の日常に寄り添うフロア」をテーマに、 2022年10月28日にリニューアルオープンし、全5店舗の新店・リニューアル店舗が登場しました。フロア初となるカフェ「ニコアンドコーヒー」を併設したアパレル・雑貨ブランド「ニコアンド/ニコアンドコーヒー」や、美容と健康をテーマにしたコスメセレクトショップ「アインズ＆トルペ」が新たにオープンし、ソックス・インナーの人気店「チュチュアンナ」が内装も新たにリニューアルするなど、いつも立ち寄りたくなる楽しいフロアへと生まれ変わったことが要因で、フロア全体の売上高が前年比 123.7%を記録しました。

４．2021年以降、新たにオープンした店舗が好調な売上高を記録

タウンフロント 4Fに出店した「アインズ＆トルペ」を含め、2021年以降に出店した体験型店舗や、

スポーツ・アウトドアブランドが好調な売上高を記録しました。（2023年11月～2024年3月の前年比）

　◆2021年11月オープン：「PLAY! PARK ERIC CARLE」

　　　　　　　　　　　　　（インドアプレイグラウンド・デザイン雑貨）前年比121.9％

　◆2022年　3月オープン：「アークテリクス」（アウトドアファッション）前年比161.6％

　◆2022年　3月オープン：「フォーティーセブン」（ヘッドウェア）前年比153.3％

　◆2022年10月オープン：「アインズ＆トルペ」（コスメ・ドラッグ）前年比142.5％

５．年間約180回のイベントで、食・スポーツ・芸術を堪能できる“上質な体験”を提供

2023年度は、二子玉川ライズ各所において、食・スポーツ・芸術などを通して、ここだけの上質な体験を提供する約180回ものイベントを開催。イベントの開催数や規模をコロナ禍前の水準に戻せたことにより、来館者数が増え、売上高向上に寄与しました。特に、フォトスポットやARコンテンツ、スケートガーデンなどの体験を盛り込んだ「二子玉川ライズクリスマス2023」は多くの方に来場いただいた他、屋内で涼みながら楽しめる夏休みイベント「ふたこ祭」では来場者数が約3万人にのぼるほどの好評をいただきました。「二子玉川ライズ・ドッグウッドプラザ」、「玉川髙島屋S・C」との3施設による合同イベント「二子玉川ハロウィンパーティー」や、「リコーブラックラムズ東京 2023-24シーズン出陣式」など、地域との連携イベントも積極的に実施しています。

参考資料

■2023年度　受賞実績

繊研新聞社主催「第26回（2023年度）テナントが選んだディベロッパー大賞」のコンセプト賞を３年連続受賞！

繊研新聞社主催の「テナントが選んだディベロッパー大賞」および「ディベロッパーが選んだテナント大賞」は、テナントとディベロッパーとの「共存共栄」関係をより強めることを目的に、テナントがディベロッパーを、ディベロッパーがテナントを投票で選び、贈られる賞です。二子玉川ライズ S.C. は、「第26回（2023年度）テナントが選んだディベロッパー大賞」で、「コンセプト賞」を受賞し、3年連続の受賞となりました。コンセプトや理念の明確さ、運営の一貫性などが評価されました。

■直近の開業・リニューアル店舗について

直近の新店開業店舗

　◆2023年9月16日オープン：タウンフロント 3F 「ジョンブルヘッドハーバー」（レディス＆メンズファッション）

　◆2023年11月10日オープン：タウンフロント 5F 「ケユカ」（インテリア・生活雑貨・ファッション）

　◆2024年4月12日オープン：タウンフロント 6F 「ムーミンショップ」（バラエティ雑貨）