日本音響学会第150回（2023年秋季）研究発表会に当社および当社グループ会社社員講演のお知らせ

社会課題を解決に導く研究成果を発表

株式会社ＩＣ

2023年8月10日 09時00分

株式会社ＩＣ（本社：東京港区／東証スタンダード4769／代表取締役社長執行役員：齋藤良二）およびグループ会社株式会社フィート（東京都新宿区）は、2023年9月26日（火）～9月28日（木）の3日間開催される日本音響学会第150回（2023年秋季）研究発表会にて、研究成果を学会発表いたしますことをご報告させていただきます。

日本音響学会とは

　1936年に設立された日本音響学会は、音に関するあらゆる分野を扱う学会です。音響学は、物理学の一部門として始まりましたが、心理学や生理学、計算機科学など多くの分野を取り込んで発展し、その応用技術は広範囲にわたっています。

　株式会社フィートでは、第10回「学会活動貢献賞※」（有光哲彦）を受賞しています。

※学会活動貢献賞は、一般社団法人日本音響学会の学会活動の活性化に多大な貢献があり、将来にわたり学会及び関連する研究領域の発展に大きな寄与が期待できる正会員又は学生会員に贈呈されます。

第150回（2023秋季）研究発表会

■開催概要

期日： 2023年9月26日（火），27日（水），28日（木）

会場：名古屋工業大学（〒466-8555 名古屋市昭和区御器所町）

実行委員長：徳田　恵一　教授（名古屋工業大学）

実施要領・プログラム：https://acoustics.jp/annualmeeting/program/

■発表内容

「加速度及び角速度に基づくロバストな扉開閉動作の状態推定」

　岡本怜奈（ＩＣ）、テオリン・アクセル、有光哲彦（フィート）

「高齢者見守り支援のための認知機能に基づくサウンドデザイン」

　有光哲彦、テオリンアクセル（フィート）、岡本怜奈（ＩＣ）

「印象評価および生理指標に基づく体内時計を考慮した生活機能音の評価」

　河原怜雄（中央大学大学院）、有光哲彦、テオリン・アクセル（フィート）、岡本怜奈（ＩＣ）、戸井武司（中央大学）

■発表日時

【発表】岡本：2日目（27日（水））第7会場　16時～16時15分

【副座長】有光：3日目（28日（木））第5会場　9時15分～10時15分

【発表】有光：3日目（28日（木））第5会場　10時30分～10時45分

【発表】河原：3日目（28日（木））第5会場　10時45分～11時00分

高齢化や核家族化、医療・福祉分野への就労不⾜により、在宅介護者の負担を軽減する見守り装置の必要性が高まっています。「扉開閉動作の推定」は、プライバシーに配慮した負担の少ない見守りを実現するための独自センシング技術の一端を担います。また、「認知機能に基づき感性を考慮してサウンドデザインした⽣活機能⾳」による独自アクチュエータ技術は、高齢者の自立を支援します。本研究成果を通じて、要介護者とその家族らの負担をも軽減する見守りシステムを開発し、介護者が就労や趣味に費やす "ゆとり" 時間を創出することで、社会課題である高齢者介護問題の解決の一助を目指してまいります。

株式会社フィート　会社概要

フィートは、2005年に設立。音声言語・音響工学分野における事業を展開しています。当社が長期ビジョンとして掲げている「人間らしいバリアフリーな社会をつくる」を実現するため、「音声言語と音響工学でココロ動かす感性体験を生み出す」をミッションとして、これからもお客様とともに社会課題の解決に向け推進していきます。

■ 所在地：〒169-0072　東京都新宿区大久保一丁目1番7号高木ビル4F
■ 公式HP：https://www.feat-ltd.jp/

株式会社ＩＣ　会社概要

ＩＣは、1978年に設立。ソフトウェア開発、インフラ設計構築、運用支援までトータルソリューションを提供するITソリューション事業と、自社サービスの開発・提供を行うITサービス事業を展開しています。私たちのポリシーは、できない理由を探すのではなく、お客様の立場にたち、お客様と一緒に「できる方法を考える」こと。これからも、業界業種・規模問わず幅広い企業、お客様と社会に貢献していきます。