芸術分野など5分野にPCR検査を届けたい！東京大学先端科学技術研究センター×村上財団×PWJがPCR検査無償提供のためのクラウドファンディングを実施中

#必要なところにPCR検査を

社会を変える「第一歩」、変わるきっかけを生み出したい。
認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン（本部：広島県神石高原町、代表理事：大西健丞）及び一般財団法人村上財団（本部：東京都渋谷区、創設者：村上世彰、代表理事：村上絢）は、東京大学先端科学技術研究センター（東京都目黒区、所長：神崎亮平）と協働で、新型コロナPCR検査を芸術分野など5分野の団体に届けるためのクラウドファンディングを開設しました。
寄付が集まるまでの時期、先行して、村上財団では5,000人分の検査を寄贈しています。

◆プロジェクト概要◆

本プロジェクトでは、東京PCR衛生検査所の特別協力のもと、1万円の募金で1人分以上のPCR検査の提供を実現。感染予防を行いながら社会活動を維持する一助としてPCR検査を提供します。
提供にあたっては、コロナ禍で活動自粛や公演延期を余儀なくされ、大きな経済的打撃を受けた上、今もなお公演等の都度PCR検査を求められている劇団などの芸術団体、大規模自然災害の発災直後から被災地での活動を行う災害支援団体など、芸術/スポーツ/教育/医療・福祉/災害支援の5分野の団体を対象とします。
3万円以上の寄附者は、寄附の際に検査提供先となる団体を推薦することができます。

プロジェクト名 ： コロナ禍で自粛中の団体へ、いち早く。必要なところにPCR検査を
プラットフォーム ： READYFOR
URL ： https://readyfor.jp/projects/PCR
寄附金募集期間 ： 2020年8月8日から11月6日
目標金額 ： 5,000万円

 

■発起人・児玉龍彦東大名誉教授からのメッセージ

 

■プロジェクト実施の背景
新型コロナウイルスについては、表面化しづらいところで感染が広がるという特徴が明らかになり、緊急事態宣言が解除されてからも、全国で過去最多の感染が確認されるなど第二波とも言える感染拡大が発生しています。
コロナ禍において、社会活動をできる限り維持していくためには、感染拡大の全体像を把握するための精密抗体検査と、必要な対策を必要な対象者・場所に徹底して行う緊急応対としてのPCR検査を組み合わせた体制が重要です。
そのような思いから、本プロジェクトは、新型コロナウイルス感染拡大以降、大規模抗体検査の実現においても協働してきた東京大学先端科学技術研究センター、村上財団、ピースウィンズ・ジャパンの三者の連携により実施します。
PCR検査の実施は、東京PCR衛生検査所からの特別協力を得て行います。

東京大学先端科学研究センター（先端研）：https://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/index.html
一般財団法人村上財団：https://murakamizaidan.jp/
認定特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン（PWJ）：https://peace-winds.org/
東京PCR衛生検査所：https://www.covid19test.jp/

募金ページ開設から2週間が経過した現在、実行委員会には芸術団体を中心に多くの団体から声が寄せられていますが、「公演の収益の殆どがPCR検査費用になってしまっている」など切実なものばかりです。
より多くの、必要とする団体にPCR検査を提供できるよう、報道機関の皆様におかれましては、ぜひご関心をお寄せいただきますようお願い申し上げます。