約7割の就活生が「夏期はリクルートスーツ以外が良い」と回答。一方、半数以上の企業が「スーツ」を指定

〜24年卒学生と企業を対象とした夏期就職活動の服装に関する調査を発表〜

株式会社i-plug

2023年5月24日 14時00分

学生と企業をつなげる新卒ダイレクトリクルーティングサービス「OfferBox（オファーボックス）」を運営する株式会社i-plug（本社：大阪市淀川区、代表取締役社長：中野智哉）は、2024年卒業予定学生（以下、「24卒学生」）と新卒採用を実施する企業を対象に、夏期の就職活動の服装に関する調査を実施しました。本プレスリリースでは、アンケート結果をお知らせいたします。

Q1.夏期の就活において、リクルートスーツ（ジャケット/かつ男性の場合はネクタイ着用）以外の服で就活をしたいと思いますか？（学生対象/単一回答）

67.9%の学生が夏期はリクルートスーツ以外で就活をしたいと回答しました。

Q2.Q1でで「はい」と回答した理由を教えてください。（学生対象/単一回答）

リクルートスーツ以外で就活をしたい理由として、最多の58.5%の学生が「季節に適した格好をしたいから」と回答しました。次いで「スーツより楽だから」が30.2%。

Q3.Q1ではいと回答した方のみ伺います。夏期の就活において、どのような服装を希望しますか。（学生対象/単一回答）

リクルートスーツ以外で就活をしたいと回答した学生に希望する服装を伺いました。「オフィスカジュアル」が最多の34.7%。次いで「ジャケット着用不要、かつクールビズ」が34.3%でした。

Q4.Q1で「いいえ」と回答した理由を教えてください。（学生対象/単一回答）

夏期もリクルートスーツで就活をしたい理由として最多の回答が「服装を考えることが面倒だから」でした。続いて、「何を着たら良いかわからないから」が23.1%。最適な格好がわからないことが、リクルートスーツを希望する理由であることがわかります。

企業の56.2%がスーツ着用を指定。うち79.6%が夏期もスーツ着用指定を継続。

Q5.採用選考（面接）において学生にどのような服装を指定していますか。（企業対象/単一回答）

「スーツ」を指定する企業が最多の56.2%でした。

Q6.上記設問でスーツ/ジャケット着用を選択した方のみ。夏期の採用選考（面接）において学生の服装指定の変更はありますか。（企業対象/単一回答）

上記の設問で「スーツ」または「ジャケット着用」と回答した企業へ、下記の服装指定の有無を伺うと、79.6%が「いいえ」と回答。Q1の結果から「夏期はリクルートスーツ以外で就活をしたい」と回答した学生が多いことがわかった一方で、「夏期の服装指定を変更する」と回答した企業はわずか2割。学生の希望と企業の意向にギャップがあることがわかりました。

気象庁の見解（※1）によると、2023年夏は「暖かい空気に覆われやすいため、気温は北・東・西日本で平年並か高い」見込みです。昨年の夏の平均気温は、1898年の統計開始以降、2番目に高く、今年も猛暑が見込まれます。夏の気温上昇が続くと共に、今後も季節に適した格好での就活を希望する学生が増加することも考えられるでしょう。

※1　気象庁「暖候期予報」https://www.data.jma.go.jp/cpd/longfcst/kaisetsu/?region=010000&term=P6M