【広島県採択事業】広島電鉄×バレットグループが実現する「街と会話できる未来の交通体験」が始動！

バレットグループ株式会社

2025年6月13日 16時36分

バレットグループ株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：小方厚）と広島電鉄株式会社（本社：広島県広島市、代表取締役社長：仮井康裕、以下「広島電鉄」）が共同で申請したAI実証プロジェクトが、広島県主催の「ひろしまAIサンドボックス事業」に採択されました。

本プロジェクトでは、街と人が“会話”を通じてつながる新たな交通体験を、広島から社会実装していきます。

背景｜“受け身の対応”から“街と人がつながる体験”へ

広島電鉄様では、近年コールセンターを開設してサービス向上を目指していましたが、問い合わせ内容の多様化やオペレーターの確保が大きな課題となっていました。
本プロジェクトは、そうした課題を踏まえ、「コールセンターを“コンタクトセンター”へと再定義する」ことを起点に構想されています。
単なる効率化を超え、AIがユーザーとの対話ログを学習・分析し、「お客様の声をサービス改善につなげる仕組み」をつくることが、本プロジェクトの中核です。

プロジェクトの概要｜“街が話しかけてくる”体験へ

本プロジェクトでは、LINEやWebアプリなどのチャネルを通じて、広島電鉄の顧客接点を再構築。AIとの対話や位置情報をもとに、街が話しかけてくれるような体験を提供します。

今後の実証で詳細を詰めていく予定ですが、以下のようなテーマを軸に検討しています：

通勤者向け：移動を通じて地域とのつながりを実感できるようなインセンティブ設計
観光客向け：AIがユーザーの興味・嗜好に応じて旅程を提案する「街がガイドする旅」
高齢者とその家族：利用状況を活用した家族への通知など、見守り機能の実装

江田島から全国展開へ

この取り組みは、バレットグループの地方開発拠点である「広島ラボ COCODEMO江田島」を中心に推進され、広島から全国への展開を視野に入れています。
AIが街の声を学び、まるで街に話しかけられているかのような新しい移動体験を通じて、観光や日常の移動を、地域と関係性を築く“ワクワクする時間”へと進化させていきます。