2022年10月度 高額保険金お支払い事例「犬の血管周皮腫に約60万円」:ペット保険「PS保険」調べ
ペット保険の「PS保険」を提供する少額短期保険会社のペットメディカルサポート株式会社(本社:東京都港区赤坂、代表取締役社長:米満 明仁、以下『ペットメディカルサポート』)は、当社ペット保険「PS保険」が、2022年10月にお支払いしました高額保険金事例についてお知らせします。
また、その中から「犬の血管周皮腫」の診療について、「電話どうぶつ病院Anicli24」の院長、三宅亜希先生にご解説いただきました。
また、その中から「犬の血管周皮腫」の診療について、「電話どうぶつ病院Anicli24」の院長、三宅亜希先生にご解説いただきました。
■2022年10月度 月間高額保険金お支払い事例
2022年10月度の高額保険金お支払い事例をご紹介します。
■平均的な保険金お支払い事例
保険金のお支払いは、上記のように高額なものに限りません。次に、平均的なお支払い事例としてペットの細菌性胃腸炎、急性膵炎の診療をご紹介します。
細菌性胃腸炎、急性膵炎の事例
■高額診療「犬の血管周皮腫」を獣医師が解説
2022年10月度の高額保険金お支払い事例で取り上げた「犬の血管周皮腫」の診療内容について、当サービス『獣医師ダイヤル』を担当されています「電話どうぶつ病院Anicli24」院長、三宅亜希先生にご解説いただきました。
血管周皮腫とは、どんな病気なのか
血管周皮腫は、悪性腫瘍の一種です。ゆっくり成長する、強い浸潤性(周囲に広がる性質)といった特徴があります。一方で、遠隔転移(最初に腫瘍が発生した場所から遠くの部位に転移する性質)の可能性はとても低い病気です。
犬の血管周皮腫は、足や体幹に発生し、飼い主さんがブラッシングやスキンシップの際にしこりに気付くケースが多く見られます。
また、小型犬よりはシニア期の大型犬によく発生します。
事例の犬の血管周皮腫の通院日数、入院日数、手術回数について
犬の血管周皮腫の診療内容
※下記の内容は、犬の血管周皮腫の一般的な診療についての記述であり、PS保険にご請求いただいた事案の診療内容とは異なります。
検査
・問診、視診
飼い主さんに、腫瘍を発見した時期やきっかけなどの問診を行います。
・触診
腫瘍の大きさや痛みの有無などを確認します。
・病理検査
腫瘍の一部を採取し、腫瘍なのか炎症なのか、悪性か良性かなどを顕微鏡で鑑別します。
・血液検査
採血をして、全身状態を確認します。血管周皮腫では、血液検査に特異的な異常は起こりません。
・画像検査
レントゲン検査、CT検査などにより、腫瘍が転移している範囲や深さなどを評価する場合もあります。
治療法
・外科的切除
十分なマージン(がん細胞が存在しないと想定される範囲)を確保して、腫瘍を切除します。
切除が不完全だった場合は、放射線治療も併用して治療を進めます。
外科的切除は全身麻酔下で行うため、術前検査も行います。
・放射線治療
強力なX線を当ててがん細胞を傷害し、腫瘍を小さくする効果があります。
・化学療法
補助的に化学療法を用いる場合もあります。
予後
悪性度が低く、早期に外科切除ができた場合、予後が期待できます。
ただし、再発の可能性が高いため、外科切除後も定期的な診察が必要です。
血管周皮腫は再発するたびに悪性度が高くなる特徴があるため、再発リスクを避けるために断脚(足を切る手術)を選択するケースもあります。
断脚後は、残された3本の足で歩けるように少しずつリハビリを行います。
まとめ
血管周皮腫は、腫瘍が発生した部分の浸潤性が高く、ゆっくり大きくなる傾向があります。マージンをしっかり確保するためには、腫瘍が小さい早期のうちの外科切除が大切です。
愛犬の体を触っていて少しでも異変に気付いたら、早めに動物病院の先生に相談しましょう。
【会社概要】
商号 : ペットメディカルサポート株式会社
代表者 : 代表取締役社長 米満 明仁
所在地 : 〒107-0052 東京都港区赤坂8-4-14 青山タワープレイス2階
営業開始日: 2008年5月2日
事業内容 : 少額短期保険業(登録番号 関東財務局長(少額短期保険)第24号)
資本金 : 3億3,275万円(2022年3月時点)
URL : https://pshoken.co.jp/
2022年10月度の高額保険金お支払い事例をご紹介します。
事例 | 種類 | 病気・ケガの種類 | お支払い金額 |
1 | 猫 | 骨折 | 約70万円 |
2 | 犬 | 肝臓癌 胆嚢粘液嚢腫ほか |
約70万円 |
3 | 犬 | 血管周皮腫 | 約60万円 |
4 | 犬 | 弁膜症 消化器疾患ほか |
約45万円 |
5 | 犬 | 消化器症状 尿路感染症ほか |
約40万円 |
※お支払い金額は1回の請求ベースで掲載しています。
※個別の契約に関してはお答えいたしかねます。個人が特定できない範囲で情報を掲載しています。
※2022年10月1日~2022年10月31日に保険金支払手続きを行った事案について掲載しています。
一日も早いご回復を心よりお祈り申し上げます。
■平均的な保険金お支払い事例
保険金のお支払いは、上記のように高額なものに限りません。次に、平均的なお支払い事例としてペットの細菌性胃腸炎、急性膵炎の診療をご紹介します。
細菌性胃腸炎、急性膵炎の事例
事例 | 種類 | 病気・ケガの種類 | お支払い金額 |
1 | 犬 | 細菌性胃腸炎 急性膵炎 |
約26,000円 |
上記金額は、1,000円未満を切り捨てています。
■高額診療「犬の血管周皮腫」を獣医師が解説
2022年10月度の高額保険金お支払い事例で取り上げた「犬の血管周皮腫」の診療内容について、当サービス『獣医師ダイヤル』を担当されています「電話どうぶつ病院Anicli24」院長、三宅亜希先生にご解説いただきました。
血管周皮腫とは、どんな病気なのか
血管周皮腫は、悪性腫瘍の一種です。ゆっくり成長する、強い浸潤性(周囲に広がる性質)といった特徴があります。一方で、遠隔転移(最初に腫瘍が発生した場所から遠くの部位に転移する性質)の可能性はとても低い病気です。
犬の血管周皮腫は、足や体幹に発生し、飼い主さんがブラッシングやスキンシップの際にしこりに気付くケースが多く見られます。
また、小型犬よりはシニア期の大型犬によく発生します。
事例の犬の血管周皮腫の通院日数、入院日数、手術回数について
種別 | 犬 |
傷病 | 血管周皮腫 |
通院日数 | 12日 |
入院日数 | 21日 |
手術回数 | 1回 |
※上記の数値は、PS保険加入者さまから請求されたものであり、ペットメディカルサポートが補償する範囲を示すものではありません。また、平均や水準を示すものでもありません。
犬の血管周皮腫の診療内容
※下記の内容は、犬の血管周皮腫の一般的な診療についての記述であり、PS保険にご請求いただいた事案の診療内容とは異なります。
検査
・問診、視診
飼い主さんに、腫瘍を発見した時期やきっかけなどの問診を行います。
・触診
腫瘍の大きさや痛みの有無などを確認します。
・病理検査
腫瘍の一部を採取し、腫瘍なのか炎症なのか、悪性か良性かなどを顕微鏡で鑑別します。
・血液検査
採血をして、全身状態を確認します。血管周皮腫では、血液検査に特異的な異常は起こりません。
・画像検査
レントゲン検査、CT検査などにより、腫瘍が転移している範囲や深さなどを評価する場合もあります。
治療法
・外科的切除
十分なマージン(がん細胞が存在しないと想定される範囲)を確保して、腫瘍を切除します。
切除が不完全だった場合は、放射線治療も併用して治療を進めます。
外科的切除は全身麻酔下で行うため、術前検査も行います。
・放射線治療
強力なX線を当ててがん細胞を傷害し、腫瘍を小さくする効果があります。
・化学療法
補助的に化学療法を用いる場合もあります。
予後
悪性度が低く、早期に外科切除ができた場合、予後が期待できます。
ただし、再発の可能性が高いため、外科切除後も定期的な診察が必要です。
血管周皮腫は再発するたびに悪性度が高くなる特徴があるため、再発リスクを避けるために断脚(足を切る手術)を選択するケースもあります。
断脚後は、残された3本の足で歩けるように少しずつリハビリを行います。
まとめ
血管周皮腫は、腫瘍が発生した部分の浸潤性が高く、ゆっくり大きくなる傾向があります。マージンをしっかり確保するためには、腫瘍が小さい早期のうちの外科切除が大切です。
愛犬の体を触っていて少しでも異変に気付いたら、早めに動物病院の先生に相談しましょう。
【会社概要】
商号 : ペットメディカルサポート株式会社
代表者 : 代表取締役社長 米満 明仁
所在地 : 〒107-0052 東京都港区赤坂8-4-14 青山タワープレイス2階
営業開始日: 2008年5月2日
事業内容 : 少額短期保険業(登録番号 関東財務局長(少額短期保険)第24号)
資本金 : 3億3,275万円(2022年3月時点)
URL : https://pshoken.co.jp/
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