富士ソフト、マネージドバックアップサービス「Riviiv」を提供開始 RubrikのMSP（マネージドサービスプロバイダ）として月額提供を実現

書き換え不可のバックアップでお客様のデータをランサムウェアから守る

2024年1月31日（水）、富士ソフト株式会社は、マネージドバックアップサービス「Riviiv（リヴァイブ）」の提供を開始しました。本サービスは、グローバルで5,000社以上の導入実績を誇るRubrik社のランサムウェア対策向け書き換え不可のバックアップソリューションを採用し、当社のオペレーションなどを付加したセキュアなバックアップサービスです。当社がRubrik社のMSP（マネージドサービスプロバイダ）契約を締結したことで、低コストで開始可能な月額提供のサービスを実現しました。

　世界中でランサムウェアの被害が拡大しています。国内でも2023年9月21日に発表された警察庁の資料「令和

５年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」では、ランサムウェア被害が急増していることが分かります。そのうち、半数以上を中小・中堅企業が占め、対策を進めている大手企業よりも対策が遅れている中小・中堅企業を狙った攻撃が拡大することが予測できます。また何らかの対策を講じている企業でも、実際に攻撃にあった際に復旧に自信を持てていない企業が多い状況が分かります。

　この度、富士ソフトは、Rubrik社の高度なサイバーレジリエンス機能を当社独自のマネージドサービスとし、月額での提供を実現しました。Rubrik社の優れたランサムウェア対策に加え、オペレーションなどのサービスを付加することで、中小・中堅企業のお客様にも先進的なバックアップシステムを安価に導入いただける「マネージドバックアップサービス」として提供いたします。

　今後もRubrik社とアライアンスを強化し、当社のサービス品質を向上させることで、国内におけるランサムウェア被害軽減に貢献してまいります。

企業・団体等におけるランサムウェア被害の報告件数の推移 出典元：「令和５年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」

令和5年のランサムウェア被害の企業・団体等の規模別報告件数 出典元：「令和５年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」

マネージドバックアップサービス「Riviiv（リヴァイブ）」

https://www.fsi.co.jp/solution/riviiv/

グローバルで5,000社以上の導入実績を誇るランサムウェア対策に優れたRubrik社のイミュータブルバックアップソリューションに、当社オペレーションなどの機能を付加したマネージドバックアップソリューション。お客様のバックアップ作業の負荷を低減しつつ、ランサムウェアの脅威からお客様のビジネスを守ることを目的としてご提供します。

利用形態：

　・マルチテナント型　

　　最大利用容量　10TB

　　契約期間　　　12カ月／24カ月／36カ月

　・シングルテナント型

　　最大利用容量　30TB／60TB／90TB／120TB

　　契約期間　　　36カ月／60カ月

価格：

　初期費用　なし

　月額費用

　　オンプレ　10～120TB　　700～2,160千円

　　クラウド（従量課金）　10TB　200千円

主な機能：

　・バックアップとデータの保護

　・ランサムウェアの検知と通知

   ・データ復旧

Rubrik

https://www.rubrik.com/ja

Rubrik社のVice President Asia Pacific & Japan　Antoine Le Tard氏よりコメントを頂戴しています。

「この度、富士ソフト様のマネージドバックアップサービス『Riviiv（リヴァイブ）』の提供開始を心より歓迎します。当社と富士ソフト様との関係は長く、今回の発表もこれまでの強力なパートナーシップによるものです。富士ソフト様はお客様の保護に対するコミットメントが明確であり、日本で最も多くのRubrik認定エンジニアを有し、昨年はRubrikのGlobal Partner AwardsにおいてRubrik Partner Sales Champion of the Year（APAC）を受賞しています。ランサムウェアの脅威が拡大する中、日本の組織は重要なデータが確実に保護され、攻撃後に迅速に復旧できる侵害を想定した考え方を採用する必要があります。富士ソフト様の新しいサービスは、巧妙なランサムウェア攻撃から数クリックで復旧を可能とし、お客様に安心感を提供します。」


以上