港区の「進めよう!おもてなし公衆トイレ」整備の一環として生理用ナプキン無料提供サービス「OiTr」を導入

六本木三丁目公衆便所・我善坊横川省三記念公園に設置完了 ― 誰もが安心して利用できる次世代の公衆トイレへ

オイテル株式会社

全国の商業施設や交通機関、公共施設、オフィス、学校などの女性個室トイレに、生理用ナプキンを常備・無料提供する日本初のサービス「OiTr(オイテル)」を展開するオイテル株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:﨑山 真)は、「トイレットペーパーのように、個室トイレに生理用品が行き届く社会」の実現を目指し、このたび港区が策定した「進めよう!おもてなし公衆トイレ」整備方針に基づき、「六本木三丁目公衆便所」および「我善坊横川省三記念公園」にOiTrを設置導入したことをお知らせいたします。

▪️港区のコメント

港区は「綺麗で快適。安全・安心で持続可能なまち」の実現に向け、公衆トイレのリニューアルを推進しています。その一環として、区内の公衆トイレを「人の集まる“みなと”としてのトイレ」へと進化させるための「進めよう!おもてなし公衆トイレ」整備方針を策定しました。

整備方針に沿って、港区では、公衆トイレにおいて、用を足すための基本機能に加え、生理用品の交換やメイク直しなど利用者特性に応じたトイレの利用シーンを広げる機能を導入しました。その一環として、「OiTr(オイテル)」を個室内に設置し、六本木三丁目公衆便所では、共用開始して半年が経った現時点で、月に平均して45枚程度が使用されています。

30年以上前に、「トイレ」の隠語として区で用いられていた「おてこ(OTECO)」を港区の新たな公衆トイレの愛称として掲げます。

■ 新規設置施設

・施設名:六本木三丁目公衆便所

・所在地:東京都港区六本木3-15-25
・Webサイト:https://minato-park.jp/azabu/parks/roppongi3-chome/

・サービス開始日:2025年4月1日

・設置台数:2台

(設置情報:https://www.oitr.jp/spot/detail/?id=f316

写真:六本木三丁目公衆便所

・施設名:我善坊横川省三記念公園

・所在地:東京都港区麻布台1-1-7

・サービス開始日:2025年10月1日

・設置台数:1台

(設置情報:https://www.oitr.jp/spot/detail/?id=f359

写真:我善坊横川省三記念公園

▪️港区施策との親和性と今後の展望

「進めよう!おもてなし公衆トイレ」の取り組みに賛同し、オイテル株式会社は港区の整備方針に基づく第1号事例である「六本木三丁目公衆便所」に設置し、続いて「我善坊横川省三記念公園」と区内の2施設に日本初の生理用ナプキン無料提供サービス「OiTr」を導入しました。

整備方針においても重視されている「感染症対策」「サスティナブルな整備」「誰もが安心して利用できる快適空間」といった方針とOiTrの取り組みは親和性が高く、今回の導入をはじめ、さらに今後の施設への設置を行い、より安心で利便性の高いトイレ体験を提供します。

今後も当社は、自治体や公共施設との連携を強化し、「トイレットペーパーのように、個室トイレに生理用品が行き届く社会」の実現に向けて取り組んでまいります。

■ 「OiTr(オイテル)」について

OiTrは、全国の商業施設や交通機関、公共施設、オフィス、学校などの女性個室トイレに生理用ナプキンを常備・無料提供する日本初のサービスです。専用アプリ(無料)をダウンロードし、ユーザー登録することで、2時間に1枚、25日間で最大7枚の生理用ナプキンを無料で受け取れます。2025年9月時点で、全国31都道府県の341施設に3,651台を設置しています。
(設置箇所詳細:https://www.oitr.jp/spot/

■ OiTrの生まれた背景

オイテル株式会社は「社会課題をビジネスで解決する」ことをミッションに掲げてスタートしました。なかでも注目したのが、ジェンダーギャップに起因する「生理の貧困」という課題です。

日本では、経済的・社会的理由により生理用品や衛生的な環境にアクセスできない女性が存在し、それが教育機会の喪失、就労困難、心理的負担など、見えない社会的損失をもたらしています。

「トイレットペーパーはトイレにあるのに、なぜ生理用品は常備されていないのか?」――この素朴な疑問をきっかけに、当社は日常で最も身近なトイレ空間から、社会の意識と環境を変える取り組みをスタートしました。

■ 「生理の貧困」への取り組み

日本では「生理の貧困」が経済的な問題として捉えられがちですが、世界的には、生理用品はもちろん、清潔な水や衛生的な環境、生物学と生殖に関する教育など、生理に最低限必要なものにアクセスできない状態を指します。生理用品にアクセスできないことは、単なる物質的な問題ではなく、尊厳・健康・教育・労働といった生活全体に深刻な影響を与えます。世界では無償提供・軽減税率・税撤廃などの対策が進む一方、日本では支援が自治体単位にとどまっているのが、いまだ現状です。
当社は、日常生活の中で生理用品が「当たり前にある」環境に整え、これまでの「当たり前」を見直すきっかけになることを願っています。この取り組みが、誰もが安心して暮らせる社会への第一歩となり、より多くの共感と行動が広がっていくことを願っています。

お問い合わせ先

「OiTr(オイテル)」のディスペンサーの設置導入、女性個室トイレ広告メディア「OiTr ads(オイテル・アズ)」への広告出稿に関するお問い合わせは、以下よりお願いいたします。

お問い合わせフォーム:https://www.oitr.jp/contact/

会社概要

会社名:オイテル株式会社

所在地:〒160-0004 東京都新宿区四谷3-2-1 フロントプレイス四谷 2F

代表者:代表取締役 﨑山 真

設立:2016年11月1日

事業内容:IoT事業

URL:https://www.oitr.jp

公式メディア:「いつでもオイテル」 https://oitr.jp/media/

「あなたによくて、社会にいいこと」をビジョンに掲げ、社会課題をビジネスで解決することをミッションに「OiTr」をスタート。この持続可能なソリューションを構築し「トイレットペーパーのように、個室トイレに生理用品が行き届く社会」の実現に取り組んでいます。当社は、この事業を通じて顧客やユーザーが個人の利益と同時に社会全体の利益を考慮して「良い」ことを追求する社会を目指します。

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会社概要

オイテル株式会社

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URL
https://www.oitr.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区四谷3-2-1 フロントプレイス四谷 2F
電話番号
03-6778-4254
代表者名
﨑山 真
上場
未上場
資本金
-
設立
2016年11月