台湾経済部が代表団を率いてSusHi Tech 2026に参加
2つのMOU締結を促し、日台の産業協力を加速

台湾のスタートアップの日本市場における展開を加速するため、台湾経済部中小企業・スタートアップ企業署(Small and Medium Enterprise and Startup Administration, MOEA、以下Taiwan MOEA)が指導するTaiwan Startup Terraceが、台湾のスタートアップ企業15社を率いて、東京で開催されたアジア最大級のグローバルイノベーションカンファレンス「SusHi Tech 2026」に参加。さらに、本日(4月28日)、2つの重要なMOUを締結し、日台間のイノベーション協力と産業連携を強化した。
SusHi Techは日本のテックスタートアップ・エコシステムにおける一大イベントであり、世界中のスタートアップ企業、企業パートナー、投資機関が集結する。今回の台湾MOEA代表団は、AI、スマートシティ、イノベーション応用分野に焦点を絞り、展示会を通じて台湾の技術力を示すとともに、ビジネス・マッチングと現地での提携機会を推進し、台湾企業の日本市場開拓を積極的に支援した。
Taiwan Startup Terraceは、台湾を代表する国際的なスタートアップ拠点であり、長年にわたり政府資源、企業パートナー、世界市場を繋ぎ、スタートアップの海外展開を支援している。今回、日本国内において全国的なインキュベーション拠点とスタートアップ支援の実績を持つTSUCREAと協力覚書(MOU)を締結した。両者は2023年に「Global Startups Pitch」を共同開催しており、両国のスタートアップ企業のさらなる交流を促進してきた。今回のMOU締結は、協力関係のさらなる強化を象徴するものであり、今後も共同で日台スタートアップの「イノベーション・ハイウェイ」を構築し、双方のスタートアップ企業のリソースの橋渡しと相互の現地進出を加速させていく。

また、両国のスタートアップ支援機関による連携推進に加え、双方の事業者も具体的な成果を上げており、技術統合と市場拡大をさらに促進している。中でも、台湾企業の台湾智慧駕駛(Turing Drive)は、Taiwan Startup Terraceが重点的に育成する代表的なチームであり、特定領域における自動運転技術に特化し、先進的なAIアルゴリズム技術を有している。一方、日本の半導体およびハイテクソリューションのリーディングカンパニーであるMACNICAは、車載用チップ、AI演算プラットフォームおよび自動車産業のチャネルを長年にわたって開拓しており、完全なシステム統合と市場導入力を有する。今後は双方が互いの強みを結びつけ、自動運転技術の製品化と多様な場への導入を加速させることで、日台間の技術補完と価値共創の発展モデルを実現していく。
今回の2件のMOU締結は、日台のスタートアップが交流段階から実質的な現地進出へとステップアップしたことを象徴するものであり、また日本がすでに台湾のスタートアップ企業の海外展開における重要な市場の一つであることを浮き彫りにした。Taiwan Startup Terraceは、長年にわたり日台スタートアップの連携と現地展開を推進し、これまでに50件を超える企業マッチングと潜在的なビジネスチャンスの創出を支援しており、その活動範囲は東京から熊本、福岡、神戸などへと拡大。地域をまたぐイノベーション・ネットワークを着実に構築している。台湾のAIおよびソフトウェア技術の強みと、日本のハードウェア製造および産業応用の基盤が結びつくことで、双方はスマートモビリティやスマートシティなどの分野における協力を加速させており、商業化に向けた成長の原動力を高め続けている。
今回、台湾経済部は、国家発展委員会が推進する国家スタートアップブランド「Startup Island TAIWAN」およびエコシステムパートナーと協力し、SusHi Tech 2026において共同で台湾パビリオンを展開。台湾のイノベーションのエネルギーを示すだけでなく、世界的なイノベーションの版図における台湾の確固たる地位を強化した。今後も省庁横断的な資源連帯を進めるとともに、日台交流を起点に、台湾企業の国際市場開拓を一層加速させていく。
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