ジンベイ、学校法人岩崎学園における紙帳票DXに向けたOCR実証を開始
横浜市「テック系スタートアップ実証実験等支援助成」を活用し、来校者アンケートや学習ポートフォリオを対象にPoCを実施

ジンベイ株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:上田英介)は、学校法人岩崎学園と協働し、紙帳票のデータ化に関するOCR実証(PoC)を開始しました。本取り組みは、横浜市「テック系スタートアップ実証実験等支援助成」を活用して実施するもので、学内事務の効率化に向けた精度検証と工数変化の把握を目的としています。
▼背景
教育機関では、来校者アンケートや学習ポートフォリオをはじめとした紙帳票が多く扱われています。自由記述の転記や確認作業は負荷が大きく、処理スピードと精度の両立が課題となっていました。また、帳票様式が学科ごとに異なるため、データ化プロセスの標準化が進みにくい状況がありました。
岩崎学園は、これらの事務負荷を軽減し、学内DXを前進させるための仕組みを検討しており、本PoCはその取り組みの一環として位置づけられています。
▼取り組み概要
本PoCでは、以下の帳票を対象にOCR処理の精度および作業負荷の変化を検証します。
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来校者アンケート
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学習ポートフォリオ
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各種申請書・届出書(既存運用文書)
検証では、紙帳票の読み取り精度、入力作業の削減量、確認作業の簡素化効果を測定します。
また、既存の学内業務フローとの適合性も確認し、実運用に向けた課題を把握します。
■期間:2025年11月~3月(5ヶ月)
■主な検証項目:OCR処理精度、項目抽出精度、手作業削減時間
▼期待される効果
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手書きを含む紙帳票のデータ化時間の短縮
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入力作業や確認作業の削減による業務効率の向上
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帳票の電子化によるデータ活用の基盤整備
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学内DX推進に向けた業務フロー改善の検討材料の取得
▼岩崎学園様コメント
本学園ではAIを活用した教育DXを推進しており、学習支援や教務・事務のデジタル化に取り組んでいます。これまで多くの業務でデジタル化を進めてきましたが、一部業務では紙帳票が残り、迅速かつ正確なデータ化や利活用に課題がありました。
今回のOCR実証はその課題解決の一助になると期待しており、紙に蓄積された情報を安定的かつ高精度にデジタル化することで、単なる日常業務の効率化にとどまらず、教育DXのためのデータ整備ならびに有効活用を一層進めてまいりたいと考えております。
■ジンベイについて
ジンベイ株式会社は「働くを変える」をミッションに、最新の生成AI技術を活用した業務DXを推進しています。私たちが提供する「ジンベイ生成AIエージェント」は、各業務プロセスをデジタル化し、過去のデータや社内外のコミュニケーション情報を有効活用することで、生産性向上と企業の成長を支援します。
法人名:ジンベイ株式会社
代表者:代表取締役 上田 英介
所在地:〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸一丁目5番10号 JPR横浜ビル 8階
設立:2024年5月24日
事業内容:AI・システム開発、コンサルティング、および関連するサービス
メール : info@jinbay.co.jp
ジンベイGenOCRサービス資料:https://hubs.ly/Q03f2FhC0
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